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孤独の海

作者: 柴田歩

真っ暗な、孤独の海を泳いでいる

何をしても満たされない

どこにいても満たされない

いっそのこと死んでしまおうか、なんてことを考える毎日毎夜

心がしんと冷えていく


一人は孤独を助長する

誰か傍に来て欲しい

どうか僕を愛して欲しい

願いはどうせ叶わない

本当に愛して欲しい人はもう何処にもいない

分かっていても願うのは愚かだろうか

涙が出て来て止まらない


僕は代わりを探しているのか

愛して欲しかった人の代わりを

愛して愛して愛して愛して

誰か僕を抱き締めてくれよ


今にも破裂しそうな胸を抑え

そうして僕は

今日も誰にも嘘をつくことすら出来ず

誰か誰かと手を伸ばしながら

この暗い海の底へと沈んでいく

孤独という名の海の底へと

お目汚しすみません。

いつか明るいものが書けますように。

ありがとうございました。

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― 新着の感想 ―
[一言] 私も病んでいるので 気持ちが良くわかってよかったです。
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