孤独の海
真っ暗な、孤独の海を泳いでいる
何をしても満たされない
どこにいても満たされない
いっそのこと死んでしまおうか、なんてことを考える毎日毎夜
心がしんと冷えていく
一人は孤独を助長する
誰か傍に来て欲しい
どうか僕を愛して欲しい
願いはどうせ叶わない
本当に愛して欲しい人はもう何処にもいない
分かっていても願うのは愚かだろうか
涙が出て来て止まらない
僕は代わりを探しているのか
愛して欲しかった人の代わりを
愛して愛して愛して愛して
誰か僕を抱き締めてくれよ
今にも破裂しそうな胸を抑え
そうして僕は
今日も誰にも嘘をつくことすら出来ず
誰か誰かと手を伸ばしながら
この暗い海の底へと沈んでいく
孤独という名の海の底へと
お目汚しすみません。
いつか明るいものが書けますように。
ありがとうございました。