表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
携帯電話  作者: 甲ニ
1/12

私と電車と不思議な力

山手線からの乗り継ぎを待つ西武新宿線の最終電車は

酔っぱらった大学生や

仕事帰りの疲れ果てたサラリーマン。練習帰りのビジュアル系なのかなんなのかわからないようなバンドマン達を乗せ、終点の新所沢を目指して発車した。

ホウキを持った黒人と

チリトリを持った白人の

奇抜なTシャツを着た大学生風な少年はシートに浅く腰掛け、自分以外には誰もいないと、いった様子で携帯電話で騒がしく話していた。

私は少年の前に立ち、なにもないような顔をして読みかけの短編小説を開いた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ