表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
始まりの物語  作者: 猫を愛でる会
5/9

異世界転生ご相談ラジオ

某続編

満天の星空の様な空間は摩訶不思議な場所、そんな場所に相応しくない物が在る、何処からか設置されたのか空間の一部からマイクが在り、マイクの下にはドリンクサーバーに湯飲みやジョッキが在り、二人?らしき人影が現れた。


一人はダークブラウンのダンディーな髪型をし、筋肉隆々のピッチピチの黒いタンクトップに、白い袴姿とアンバランスな姿をした、御存じこのラジオ的なご相談室の主グランゼウスである。

専用の椅子に深々と座ると指を鳴らしクラシック風で壮大なBGMが、何処からか流れる。


残り一人は女性で、ピンクのツインテールに朱色しゅいろのリボンに金色の瞳、何を考えてるか予測不可な天然な顔をし、巫女装束とふわふわしたドレスを融合した様な服装をしていた。


女性がニコニコしながら着席し、グランゼウスはトークを始めた。


我々は神より上の存在だが、色々面倒だから神と名乗りお悩みを聞いて居る、だが我々も面倒は嫌だが、久々に顔を会わせる妹をゲストに呼び、何かまた食って帰るだけにしか思えんが、転生者の要望にラジオ風にご紹介だ、今回は何回目か忘れたが時見がゲストだ、まあツクヨよりマシだな・・・・・・


では転生者の為のラジオ的なのを始めよう。


「さて今日もやって来ました、異世界転生ご相談ラジオの時間です、パーソナリティーは俺グランゼウスとゲストに・・・」


にこやかに席を立ち答える。


「おひさぁー! 時見だよ~」


コイツ分身体使って結婚してから、更にうるさくなったな・・・旦那は大変そうだな・・・非常識な奴だが。

幸せいっぱいて顔で座る時見、結婚しても落ち着きが無いのが困る、ジョッキを取りハーブティを飲み少し癒されてから進めるとする。


「それでは今日の最初の質問です・・・」

「変なの来てないといいね」


今日は食べずに普通に居るがまあ良いか・・・て、変なのとか言うな炎上する。


「地球にお住まい住所多数の、ラジオネームあfろオーバーロードさんからの質問です」

「なんか見たことあるラジオネームだね」


色々ツッコムじゃあない。


「異世界のキャンプは、どんな感じか教えて下さいだそうだ。

だが大抵キャンプてより野営なんだよな、大抵は魔法で火種にするし干し肉を炙って食べたり、特殊なアイテム袋から新鮮な食糧出して調理するか、科学が発展した場所では異空間に別荘収納してるからな、あとモンスター居る世界ではキャンプしてる気分ではないな」

「私はダーリンとしてきたよ」


お前の旦那は特殊だから、一般的なのと一緒にするな!


「他にも場所によっては、雪原だとキャンプ気分では無くなるな、どちらかと言えば雪山登山だな」

「私は前にダーリンと、雪山ハイキングに行って来たよ」

「空を飛んで行くのは、ハイキングじゃあねえよ!」


思わずツッコんでしまったが、何故知ってるのかは秘密だ。


「違うのかぁ~」


何故かガッカリする時見、旦那よちゃんと色々常識を叩き込め、違うのを教え込むなよ・・・まったく。


「さてお次は異世界の姫です、お名前はナデシコさんからです」


まあラジオを知らないから仕方ないよな。


「異世界の神様質問です・・・・・・」


なんか嫌な予感がする。


「・・・・・・異世界の神様に願えば、一目惚れした人と縁結びできますか?」


少し間を置いて答える。


「自分の世界の縁結びの神に、祈って下さい」


だが時見は違った。


「好きなら自分から行かないと、恋は成就しないよ・・・私は自分から好きなダーリンに、告白して色々して恋に落としました」

「時見の場合なので、余り参考にしない様に」


時見がムスッとした顔をして、俺をにらむ。


「まあ行動は確かに必要だが、付きまといは犯罪にも成るのでご注意下さい、下手すると嫌われます」

「そうなの?」


時見は不思議そうに聞く、色々の中にストーキングも含まれてる気がするな・・・・・・


「それでは次はまた同じ異世界の、たぶん偽名ですがシャアさんからです」

「なんか赤そうな名前だね」


何だか分からないが、シャアて名前は赤そうなのか?


「初めましてと言わせて貰おう・・・・・・

何で偉そうなんだ? まあ先を・・・・・・」


時見は飽きてきたらしく、俺が買って来た地球の山梨て所から買って来た、地元近付くの牛乳を使ったチーズケーキを食べてた。

ふざけやがって、食うなら自分で買って来い時見・・・俺の楽しみを食いやがって、他の場所に隠してたのに見付けるとはけしからん。


「娘の一人は行方不明でやる気が起きん、もう王に成りたく無いから、私を面白い異世界に転生させろ・・・・・・王様かよ、しかも上から目線かよて・・・娘がて時音の世界に、何かのトラブルで来た異世界人が居たて、この前ツクヨが言ってたような・・・」

「たまに居るよね、何故か上から目線で転生したい人・・・

あと五人来たて言ってたよ、二人は帰った見たいだけど・・・」


五人も来たのかよて、関係無いよなこの王とはそれより・・・・・・そうだな・・・


「死んだら願いを叶えてやろう、だから人生終わったら来な」


だが俺は予想しなかった、この言葉を覚えててこのシャアて奴が訪ねて来るとは・・・・・・


「あんまり安請け合いすると、大変だよグラ兄・・・」


俺のチーズケーキ食いながら言うな!


「さて続いてはペンネーム・・・ラジオネームしろや!

──すまん取り乱した、ラジオネーム猫好きさんからです」


何でツッコム様な書き方してるんだ? コイツ。


「異世界の宇宙はどんなか教えて下さい、そんなんで良いのか?」

「私はそんな事考えて世界を創って無いよ」


少しは考えろよ、考えないとカオスな世界に成るぞ。


残念ながら一番最初に時見が創った世界は、一部の銀河がぶつかり合い大事故に成ってるのである。


「そうだな・・・地球の科学者が、あり得ないと文句を言う物資や、物理法則が全く一部で意味をなさないな」

「グラ兄・・・」

「なんだ?」


何か体調悪そうな顔をしてる、時見は言う。


「難しい事を言わないで、頭痛い・・・・・・」

「お前本当に俺の妹か?」


呆れながら質問を次に変える。


「次だな、ラジオネームふでぺんいのぺんさんからです」


『いのぺん』てなんだ?


「異世界の神様に質問です・・・・・・」


普通の質問来ないかな・・・


「転移や召喚されたりした場合、スキルはもらえますか?」


なかなかの質問だったが・・・・・・


「創造神は転移や召喚は専門外だが、着いた世界を統括してる神達のルール次第でスキルや、チート能力やオプションは貰える。

だが全ての異世界では適応されないし、最悪転移や召喚前の力で生きなければ成らない時もあるだろうな」


特にツクヨがサバイバル過ぎる世界創って、異世界の迷い人やその世界で追い詰められた現地人が、召喚したが地球人だろうと魔法が使える異世界人だろうと、強い武器を持つ異世界人だろうと、スキル無き世界では生き残れなかったからな。


「私の創った世界の子供達は、ちゃんとスキル付与だけはしてるよ、生き残れるギリギリだけど」

「・・・・・・」


此処にもド・Sが居たぜ。


「ツクヨと時見の世界に行ったら、強く生きて下さい」

「頑張ってねぇ~」


まあまだヤバい奴が居るが、ツクヨの爬虫類の世界よりはマシだが、繁殖型が多いゴブリンやオークしか居ない世界には、くれぐれも注意して欲しい。

まあその神だった者は、闇堕ちして色々な世界を破壊して最後は、時見の旦那に似た奴に滅ぼされたらしいが。

さてもう終わりにしないと、新しい世界を創らないとな・・・


「さてお時間に成りました、また次回お会いしましょうではパーソナリティーのグランゼウスと」

「レギュラーゲストの時見が、お送りしました・・・バイバァ~イ」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ