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第50話 色んな思惑が交差するお茶会Ⅵ

枢機卿はも少し腹黒成分多めで描写したいところ……


 ―――枢機卿視点


 娘にしつこく強請られ折れる形で参加したお茶会であったが、悪くない。

 そう枢機卿は思った。


 本日は隣国王子達の歓待と皇女のお披露目を兼ねたお茶会であったが、枢機卿自身は参加するつもりはなかった。

 皇帝シュヴァリエに悉く潰された貴族とのパイプを作り直すやる気があれ以来無かったからだ。

 先帝が粛清されたあのタイミングで一気に芽吹く筈だった己の権力。

 あのタイミングを逃した上、慌ただしくなった帝国内の混乱に乗じて逆にこちら側勢力を一気に叩かれたのだ。

 あるべき形に戻れ、分不相応な高望みはするなよと言わんばかりに教会内部のみに権力を奮う事を許された状態だ。

 帝国内部に入り込んだ枢機卿の息の掛かった者達を一気に削がれた勢いで、そのまま教会内部に介入して枢機卿を完膚なきまでに叩き潰す事も出来ただろうに、しなかったという事が何よりそれを証明していた。


(本当に忌々しい。だが、私はあんな子供に負けたのだ。)


 また少しずつ内部に入り込み、あの粛清前のような力を手に入れるまでに自分の寿命が尽くだろう。

 それが分かってしまったから、もう何もかもどうでもいいと思い荒れたのだ。


 唯一生き残る事を許された皇女に挨拶した時、枢機卿は皇女と目が合った。

 皇帝と対峙し挨拶の口上を述べ顔をあげると、怯えたような視線と目が合ったのだった。

 皇女はわが娘ヴィヴィアーナよりも年が下だが、その振る舞いや表情には気品と育ち始めた威厳が溢れ麗しい皇女そのもの。

 つい最近まで離宮に閉じ込められていたとは思えない程に完成されていた。


(面白い、側妃の娘か…)


 などと思いながら見つめていると、ふと何かに引っかかりを覚えた。


 淑女の笑みを唇に乗せ微笑む皇女の内部に魔力のゆらめき。


(何だこの色は…)


 常時少しずつ魔力を消費している左眼に、己が魔力を凝縮してさらに流し込む。

 先程はぼんやりしか視えなかった魔力は、これで鮮明に視えた。

 大量の魔力を流し続けている為、ちりちりと左眼が熱くなり、瞳孔が開く。

 ここまで魔力を大量に使い酷使する事はないが、今回は異例中の異例だ。

 酷使してまで調べなければならない。

 求め続けて来た物の可能性が高く、魔力を細部まで視ながら背筋から頭まで鳥肌が立つような痺れを感じる。


(魔力の質、色…器から滴り落ちて漏れ出している。器は漏れ出す程小さくない筈だ、この年齢にしてはとても大きい器だ。溢れ零れ落ちているが、皇女の身体に何の不調も見られない。今まで見た事もない現象だ…)



 ――魔眼。

 枢機卿が今の座に居続ける事が出来ているのは、間違いなく魔眼持ちだった為だ。

 魔眼持ちは稀少という程ではないが、高魔力持ちの親から1000人に1人程度の確率で魔眼を持った赤子が生まれる。

 魔眼と一括りにしてはいるが、皆同じ様だとも言えず能力の差がある。

 強力な魔眼ならば、鑑定よりも更に詳細な情報を調べられるような事も出来るらしいが、その能力を持つ強い魔眼持ちは滅多に居ない。

 アンブロジーン枢機卿は、その滅多に居ない魔眼持ちであった。



 その魔眼を使用し、今クラウディアの内部の魔力を詳細に視ていた。

 魔力量が皇帝同様桁違いに多いのか、全身を包んでもなお溢れ返り、周囲に少しずつ漏れ出している。

 先程確認した器からも零れ滴り落ち続けてもなお――――


 ――クラウディア皇女の器から魔力が湧き出る泉のように生み出され続けている…?



 皇女の隣に座る皇帝をチラと確認する。

 シュヴァリエは規格外の己の魔力を完全に掌握し制御しているのだろう。

 全身を何重層にも身体を守護するように魔力が重なって、眩しい程の高純度の魔力となって身体を包んでいる。

 その色は脈々と受け継がれて来た、パパラチアサファイアを持つ者の色だった。

 銀色の魔力ではないのはパパラチアサファイア持ちの特徴なのか未だ不明だ。

 即位する前は銀色だった筈だが――――

 即位してからこの色になったのか…?


 少なくとも前帝は違った。

 パパラチアサファイアの色持ちの瞳ではあったが、魔力は金色であった。

 髪色も金色であったから、魔力の色も同じというのが通常である。

 元々パパラチアサファイアを継承する者が玉座に座ってきた帝国。

 だというのに、パパラチアサファイアには謎が多い。

 以前、王位簒奪を企んだ時、影を放ち徹底的に調べ尽くしたが、パパラチアサファイアを持つ者には特殊な能力が授けられているらしい。という酷く曖昧な情報だけだった。

 その時は、さして興味を持たなかった。

 前帝の無能っぷりを考えれば、特殊な能力というものに稀少性を感じなかったからだ。


 だが――――

 規格外の強さと能力を持つ皇帝。

 もう少し探るべきかもしれぬな…


 シュヴァリエから視線を外し、皇女クラウディアを見る。

 ちょっとした小話を提供すると、娘のヴィヴィアーナが得意気になり姦しく皇帝に話しかけ続けている。

 その常にない熱心な娘の様子に枢機卿は悪い予感しかしない。


(まぁいい、帝国法で教会関係者と皇族関係者はどのような縁も結ぶ事が出来ぬ。

 よもやそれを知らぬ程、娘は愚かでは…ないよな?)


 本人は意図しての事ではないだろうが、ヴィヴィアーナが熱心に注意を引きつけているうちにと、左眼の魔眼に再度魔力を流しつつ皇女を視る。


(これはどういう事だ…? いやでも、そんな訳は――――まさか…?)


 クラウディアの溢れる魔力の源である器を深く掘り下げるように…魔力を更に込めて視続けると、クラウディアの色はオーロラの様な色である事がわかる。

 もっとはっきりと確認したい所だが、これ以上は視れないようだ。

 はっきり見えないのは、皇女に認識阻害魔法を施されているのだろう。


(これ以上の時間稼ぎも難しいか。後ろにまだ挨拶する者達が控えている。)



 それにしても…なんということだ。

 何故、今まで誰にも見咎められなかったのか。

 私ほどの魔眼持ちはそう多くは無い筈だが、少なくとも帝国騎士団の魔法師団長は魔眼持ちだった筈だ、私以上の。


 これが離宮に閉じ込められるようにして育てられていた理由なのか?

 それとも、離宮でひっそりと過ごして居たが為に露見してないのか?


 まぁいい、私だけが知っているとしたら僥倖。

 どう取り込むか策を練らねばなるまい。


 皇帝の皇女への寵愛は噂になる程だ。

 搦め手を使うにしても、駒たちが皇帝により潰されたばかり。

 少々時間と手間と金が掛かるが、あの魔王を出し抜く緻密な策と、堅牢な檻を用意せねばなるまいが、その手間も時間も必ず手に入れるには仕方がない。




 魔眼で見た魔力の色から予測される事…

 その事実が指し示す事の中で、帝国として一番の衝撃は、皇女が先帝の子ではないという事だろう。


(ただこの事は明るみにする必要はない、明るみにしたとすれば今度は皇帝が動く可能性がある。噂は真実と言わんばかりの皇帝の態度を見る限り、側妃の裏切りを知った所で、皇帝を揺さぶる程の価値はなく。むしろ歓迎されかねないのではないか。皇帝の妃になど望まれたらそれこそ手に入れる確率はほぼなくなるではないか。)


 皇女の価値は皇帝の妹だからではない。

 本当の価値は――――


 太古の昔に滅びたと思われていた種族がいた。


 絶滅したと思われていたその種族の生き残りが、十数年前に見つかった。

 どの国も喉から手が出る程に欲しいその生き残りを誰が手にするかをかけて、凄まじい争奪戦が勃発した。

 無論、このヴァイデンライヒ帝国もその争奪戦に参戦した。

 私も有事の際は手を貸すという法に従った形をとり、そうしながら王位簒奪のまたとない好機を逃すものかと、手に入れる為に幾重もの策を用い秘密裏に手を回した。

 

 ―――が、その最後の生き残りはどの国にも囚われる事を厭い、闇深くに姿を消す。

 大っぴらに争奪戦を繰り広げた事で、本人自身が隠れるという事まで考えが及ばなかった。

 どの国が手にする事になろうとも厳重に囲われはするだろうが、ありあまる贅沢と名声を欲しいままにする事は約束されているのだから、よもや逃げ出すとは思ってもみなかったのだ。


 各国が血眼になって探すも、一切の痕跡すらも消えていた。

 稀有な能力は全てが詳らかにされてはいないが、ここまで痕跡を消せるという事は、それも能力のひとつとして所持していたのかもしれない。



 ――そして、七年程前にその最後の生き残りも死んだ。


 


 噂や世迷言ではなく、死んだのは間違いない。

 権力を渇望していた私は、その力を諦める事が到底できなかった。

 他国が捜索を放棄したり捜索要員が縮小されいく中、私は執拗に探し続けた。

 予算は度外視で探し続け、やっと潜伏先を暴く事が出来た。

 悲願の時までもうすぐだと喜び勇んで現地へと向かえば――

 やっと会えるという期待は、小屋に突入後に無残にも消えた。


 最後の生き残りは死んでいた。


 死後一日も経っていないだろう遺体に対面させられる。

 まるで生きているかの様な穏やかな表情で、寝台で眠るように亡くなっていた。


 遺体でもその能力を宿していた肉体はとても貴重だ。

 遺体を検分し保管して細かく調べ尽くせば、もしかしたら、細胞から何かが判明するかもしれない。

 そんな野心を抱き回収を決めた途端、遺体が突如として発火し髪の一筋すら残さず綺麗に燃やし尽くされたのだ。

 燃やされてたまるかと必死に鎮火させようとしたが、どんな強力な水魔法や氷魔法を撃ち込んでも悉く跳ね返された為、大きな抵抗も出来ずに長年欲し続けて来た存在が目の前で燃え続ける事を眺めていることしかできなかった。

 しばし呆然としていたのを覚えている。


 これで、本当に絶滅してしまったのだな。と、放心しながらも酷く空しかったのを覚えている。

 死後そんなに経っていない。後少し、後少しここへとたどり着くのが早ければ、私はどれほどの栄光をこの手に握れたのだろうか。

 あと一歩手にするところで、私の手から零れ落ちるのは、神の采配か。



 あの魔力の色、質、何度も何度も研究した上、あの遺体から立ち上った炎からも感じ続けた私は、誰よりもこの魔力が分かる。


 ―――これは、あの種族の魔力だと。


 喉から手が出る程に世界の国々が欲したその存在。

 今度こそ私が手に入れてみせよう。


 挨拶を済ませ下がるその一瞬、枢機卿の瞳は再度クラウディアを捉え熱く揺らめいた。

 心中を喜びが荒れ狂い、意図せず口角が上がってしまう。


(お前は私が必ず手に入れよう)


 娘を伴い場を去りながら枢機卿は昏い瞳で嗤った。




 ―――シュヴァリエ視点



 微量な魔力の波動を感じて、目の前で相変わらず嘘くさい偽善たっぷりの笑みを浮かべる男を見た。


(なるほど、コレは魔眼持ちだったな。)


 瞳孔が開き魔力の熱を僅かながらに放出しながら、隣に居るクラウディアを凝視している。


(俺の目の前で分かり易い。魔眼使用を認識阻害魔法で異変を隠しているな。そんな魔法この瞳の前ではどのような隠し事も意味はないのだが、パパラチアサファイアの能力は不明な事も多い故に、油断しているな。)


 ――気付いたか。


 シュヴァリエからすれば今頃気付いたか、程度だ。

 初めて妹というものを見に行こうと、クラウディアの寝室に侵入し目が合ったその瞬間にシュヴァリエは理解していた。

 厄介な種族の血がクラウディアの中にあることを。

 パパラチアサファイアの瞳は万物を全て見通してしまう。

 制御して敢えて力を使わないようにする事は可能だが、シュヴァリエは制御する事をしない。

 特に粛清後の今の危険な時勢では。

 その為、常に魔力を消費しているのだが、魔力なら腐る程に有している為何の問題もない。



 過去の皇帝では出来ない事もシュヴァリエには出来る。

 パパラチアサファイアは色で皇帝に選ばれる訳ではない、その稀有な瞳の能力を継承するから皇帝になれるのだ。


 パパラチアサファイアの瞳の能力が未だ不透明なままなのは、過去の皇帝達がその力を存分に引き出せてはいなかっただけである。


 勿論、能力の詳細は厳重に管理され門外不出で秘匿されているので、瞳に能力が継承されると知っている者は上層部のごく一部。

 皇帝と皇位継承権第一位の者、そして宰相の三人にしか情報開示されない程には情報規制がされている。

 皇妃であっても知る事が許されない程に極秘扱いされているのだ。



 クラウディアがその血を受け継いでいる事に気付いた時、もっと力をつけなければならない事を理解した。

 こんな厄介な血を守るには帝国は力を失い過ぎている。


 幼い顔で目を真ん丸に見開き俺を凝視した姿。

 自分の恐ろしい血の存在も知らぬのだろう。

 皇女だというのにずっと離宮で生活させられていた幼い妹。

 最近までその存在すら忘れがちだった妹。

 けれど、守ってやるか、と思えたのだ。


 近隣諸国のハイエナどもを黙らせ属国にし監視下に置き、クラウディアの血が呼ぶ戦乱の際の盾くらいにはさせるつもりだ。


 稚いながらに絶世の美貌を持ち保護欲をそそる姿。

 それだけならここまで心を向けなかっただろう。

 クラウディアがクラウディアだからこそ、これ程までにシュヴァリエの心を占めているのだ。



 目の前の男があの存在を病的に欲し酷く執着していたのは、この男の力を削ぐ時に全て調べて知っていた。

 勿論、この男が片目に所有する魔眼の存在も。

 それがあるから傲岸不遜で私利私欲に塗れたこの男が、未だに力を完全に失う事なく枢機卿の座に居れる事も。


 気持ち悪いくらいの酷い執着だ、今回のお茶会でクラウディアと対面させれば、間違いなくバレるであろう事も薄々分かっていた。

 この男は無能ではない、それ故にすぐに気付くだろうと。


 だがそんなことどうでもいい。


 この男など簡単に制御できる力が、今の俺にはある。

 もっと言うならば、この世界の誰も俺からクラウディアを奪う事は叶わないだろう。


 それに、何重にもクラウディアには保護魔法も結界魔法も施している。

 それを破る事が出来るのは、この世界で俺しかいない。



(愚かに欲し続けるがいい。)


 教会でおとなしく祈りを捧げていればいいものを、クラウディアを欲して再度また帝国へ牙を向けてくるようなら、

 

 今度こそ完全に消すつもりだった。

 即位した今、教会と穏便な関係を続ける必要性もさほどない。

 つかず離れずの


 今はまだ静観しておくかとじっとりとした魔眼でクラウディアを見つめるのを黙認していると、ずっと己に注がれ続けている不快な視線を感じる。

 もっと幼い頃からずっとこの纏わりつくような湿った視線を受けてきた。

 欲の篭ったこの視線はシュヴァリエの残酷な部分を刺激する。

 全て消してしまいたくなる破壊衝動を煽るのだ。


 その視線の先を見遣ると、今しがた挨拶していた枢機卿の娘だった。

 シュヴァリエとさほど変わらぬ年齢の少女の欲の篭った視線に少しだけ驚いた。


(まだ成人もしてないではないか? おまけにこの娘は戴冠式では聖女と紹介されていた筈だ。とんだ聖女様だな。)


 爛々と光る瞳、蒸気した頬、媚びを多分に含んだ視線。

 この場で斬り捨てたい衝動を感じ怖気がする。


(ここで斬ってもいいが、今日はクラウディアの披露目を兼ねているからな。血生臭い事は控えよう。泣かれるからな。)


 クラウディアを見遣ると、血を欲するような残虐な思考がふっと消えた。


 いつもそうだ、クラウディアを見ると甘くて優しい気持ちがふわふわと生まれて来て、多幸感に包まれる。

 クラウディアだけだ。こんな気持ちにさせられるのは。


(だから、命が惜しくば何もしない事が正解だといい加減気付け。)


 次々と続く挨拶に緊張のせいだろう、心なしか顔色が良くないクラウディアの頭を撫でた。


 柔らかい髪を優しく撫で、そのまま手を滑らせてその髪を一筋掬うとそこに口づけする。


 これ以上ないくらいに顔を赤く染めたクラウディアを見て、シュヴァリエは満足した。


 あちらこちらで悲鳴のような甲高い声があがる。


 後ろに控えていたマルセルから冷気のような魔力が漂う。

 いちゃつくのは止めろといつも言うような事を思ってるんだろう。


(ふん、知ったことか。常にしてる事をして何が悪い。牽制にもなるからいいだろうに)


 そして、また貴族達の挨拶を受ける事に意識を向けるのだった。



 普段、なかなか話す機会がない者達と歓談をしていたシュヴァリエ。


 時折ちらりちらりとクラウディアの様子を確認している。


 またクラウディアの方へと視線を向けた時、クラウディアの手を取る女の姿。

 強引に引っ張られているようで、クラウディアが嫌がるように身体を強張らせているのが見えた。


 その瞬間、シュヴァリエは歓談の場から消えた。




ご覧頂きまして有難うございます。


嫌な気分がその都度フッと晴れるような小さなラッキーに溢れたハッピーな1日でありますように。

良い1日をお迎えください!

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