表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

30/38

株の発行!

結局、人事部に負担がかかるし、買収で忙しいから工場は数ヶ月だけ待ってもらった。

市長は早くやってほしかったみたいだけど、準備もできてないし仕方ないね。ごめんね。


今は買収した店をうちと同じような店に改装している。

最初は今までのお客さんが逃げちゃうかもしれないからメニューとかの簡単な変更だけにしようと思っていた。

それをやめたのは買収した店が潰れた理由が「価格が安すぎる」だったからだ。

どうも北部ではたくさんのカフェが開業すると共に安売り競争が始まってしまって、規模が小さいこの会社が潰れてしまったという感じらしい。


そういうわけで逆に高価格帯の店は少なくて、あってもうちよりも小さい店ばっかりだった。

そういうわけで今まであった店はうちの店と同じように変えることにしたのだ。

まぁ前の店の名前だけ一部残していれば今までのファンに来てくれる人はいるだろうし、今回の買収の目的は北部への進出だったからまぁこれでもいいだろう。


「あっ、社長しましたね!」

考えて事をしていたらルナちゃんがきた。

「どうしたの?」

「経理部の人によると改装費用が結構かかってるみたいで…工場のことも考えると銀行が貸してくれる額を考えてもすごくギリギリになる可能性があるらしくて…」

「そうなんだ。たしかに買収費用だけでも高かったもんね。

それでどうしたの?」

「このままだと南部で予定していた店を出す費用が足りなくなりそうらしいです。

どうしましょうか?

南部の店は見合わせますか?」


うーん。

そんなにギリギリなのか。

まぁ店を建てるのを後回しにしてもいいんだけど。

でも今は不況で不動産が余ってるから安く借りれたり、最初の1ヶ月は家賃控除とかまでやっているところあるから今のうちに出したいんだよなぁ。


「できたら今の計画まま店を出したいんだけどなんか方法あるかなぁ?」

「わかりました!少し聞いてきてみますね!」


10分後。またルナちゃんがやってきた。

「社長!聞いてきましたよ。

そういえばうちは株式会社だから株を発行するのがおすすめだって言ってましたよ。

でも経営に口を出されたりしますけど…」

「ありがとう。まぁ少額だったらそこまで経営に影響もないでしょ。

それでお願いするね」

「わかりました」


まぁうちは成長してるし、まぁまぁ買ってくれるだろう。

そのためにも今は経営の方を頑張ろう。

新しい店と工場と買収した会社の社員への対応。

忙しいけどここが頑張りどころだもんな。

休みたい…

いつもありがとうございます。

投稿が開いてしまってすみません!

今日からまた毎日投稿を再開するのでこれからもよろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ