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「きみ」


→「あなた」としか浮かばない。


「我」


→私



「ゆきつる」


→道連れ

ーーーーーーーー

ここまで書いて時間切れになってしまった。



例ならず

いつしか

なじか、、、、、、、




あと、10問は残っていた。


「隣の人と答え合わせをしてください」




やばい。これ、恥ずかしい奴だ。


とは俺は思わない。



多くの人は一度は経験した事があるかもしれない。


相互答え合わせとは

周囲に自身の学寮を公表するテストである。



普通のテストならその教科の担当の先生しか自分の成績が分からない。

この相互丸付けは自分の学力を丸裸にする。



勉強して、自身にあふれて満点の答案なら


優越感に浸るだけでなく、


「隣の人は賢い」というステータスを手に入れる事が出来る。



普通のテストなら満点を取っても自慢がしにくいのだが、


相互答え合わせなら、相手に「丸付け」という単純作業を提供させながら



強制的に点数を知らせるのは楽しいと思う人もいる。


だが共通している性格は

相手がどう思うのかを常に気にしている。


自分の評価を気にしすぎているといった方が表現が正しい。


素直である事も多く、扱いやすい人物でる。

そして、正義に満ちあふれていて性格も曲がっていない。

根がいい奴である。



一方、点数が悪い人物はどうだろうか?



多くの場合、自分はいい成績を取れないと

分かっていて「テスト?なにそれおいしいの?」

と考えて、

小テストの点数をまったく気にしない性格だ。


同じような友達と道連れを作って、

点数なんて知らないと


思考を停止させる。


中には

ほんとは点数を取れるのに、悪い点数を取る人もいるが



ほんのわずかである。

そこまで周りにも評価を気にしない。


お化け屋敷、ジェットコースターに乗っても

怖いと思わない、メンタルが強い人物でもある。



「をこなり」 ばかげている



「なんでふ」 どうして?



「きみ」   王



「我」    私を





「ゆきつる」 道連れにする




隣の人はどうやら、結構点数がたかそうだな。

以外と賢いのか。



「はい」


俺は相手の答案を渡す。



「ありがとうございます」



「はい。これでいいですか?」




「ええ。」



なんだか、とても渡すのに戸惑っていますようだ。


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