表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

呪われた家系

作者: 福耳の犬

我々の怒りは凄まじい。


我々の恨みは暗く深い。


憎しみで顔は歪み、憎悪は顔相を悪くする。  顔色は黒く姿勢は悪く言葉は汚く髪はボサボサだ。


そして祖父祖母から父母へ、恨みの記憶は子や孫へと語り受け継がれる。


憎め、恨め、怨嗟の念を増幅しろ。


怨毒を溜め怨讐に囚われ毒気を吐く。


忿怒、怨恨、怨嗟、 怨毒、賊心、害意、我が心を支配する。


伝えよ!継がせよ!毒気を吐け、絶やすな!


今では我が一族がナゼ恨むのか、誰を憎むのか、何を妬むのか、何も分からない。


しかし、我が一族は子子孫孫、繋ぐのだ、続くのだ、伝えるのだ、この心を!


とにかく憎め、恨め、怨め、毒念を溜めろ、、、それが我が一族の定めなのだから、、、


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 一体過去に何があったのでしょうか…。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ