引きこもりはじめました。
文章力ないのに新シリーズを書く俺wwwwww
この世の中は不幸の連続である。親は死ぬし、学校は不登校、そして、退学になるし、引きこもりオタクになるし(これは本望)、良かったと言えば、親の馬鹿みたいな財産と高級アパートの生活環境(ネットも可) と趣味のゲームと音楽であった。
特にゲームと音楽は無いと困った。俺は音楽…ギターと歌を動画で投稿してかなりの人気ユーザーになっている。そのおかげでお金も手に入る。料理も一応出来るし、あまり困ったことになっていない。
俺がやっているゲームはVRMMORPGの職業、種族が豊富で何でもありの自由なゲームである。よって俺の職業は……狩人である。弓矢と投げナイフ、それと短剣の装備となった。
これが以外に天職だったようで、遠距離でヘッドショットも出来るし、距離が近いとより出来ることが広がるのだ。
そう、俺は遠距離型でありながら、近距離戦も近距離型の職業に負けないくらい強かった。
残念なのは、俺は男なのにギア…機械が女の子と間違われたこと……
俺は昔から女顔で女の子とよく間違われる。引きこもりになってからは髪も切ってないのでより間違えられそうだ。
親が死んでから1年経った。俺は学校に行ってたら一応、高一になる季節である。
この日は俺がやっているゲームの大型アップデート終了日だ。この日をどれだけ待ったことか……
今回のアップデート終了後には素敵なプレゼントをプレイヤーに送るというらしいが……さっそく試すか。
俺はギアを被り、ベッドに横になる。すると、目の前が真っ暗になり、俺は意識を落とす、と同時に目が覚めた先は楽園としか言いようがない場所……… ここはセーフゾーンであり、俺の購入した屋敷の庭である。
「おかえりなさいませ、ご主人様」
「うん、ありがとう」
俺に話しかけたのはサポートキャラのイオだ。一番初めに選べる説明兼お世話役なのだ。メイド服は初期設定ものである。俺はその辺、気にしないので……
「ご主人様にお届け物がございます」
「ああ、見せてくれ」
「承知しました」
と言うと俺の目の前にウィンドウが現れた。確か、今回のはアンケートに答えることでプレイヤーの要望に沿ったアイテムなどが現れると聞いたが……
「こりゃ、予想以上に多いな…」
100問くらいはあった。一応、レアアイテムは欲しいのでやるが…
やり始めて 五分、後ちょっとで終わる。…にしても、妙な問題があったな。世界はつまらないか?とか音楽は好きか?とか異世界に興味はあるか?とかあなたは今不幸ですか?とか……
とりあえず、埋めたがどうなることやら……
そして、更に一分きってようやく終わった。
「……ふぅ、疲れた」
「お疲れ様です」
と言って、イオはティーカップをテラスに置いた。俺はそれに手をかけ、
「ありがとう」
と一言。イオはそれを聞き、礼をしながら、1歩下がった。俺はアンケートを送り、メッセージを待つ。
待って、一分もしないうちにメールが来た。その中にはプレゼントも入っていた。どういうわけか俺が欲しかったこの世界のギターと何故かアイドルっぽい衣装……
そして、1文のメッセージ…
『おめでとうございます。あなたを異世界に招待します。』
と書かれてあった。その瞬間、俺はまた意識を失った。