プロローグ終了!
次の日・・・部室で。
やあ、俺だ、涼だよ。
現在、俺は・・・
昨日仲間になった夏川の膝枕をしている。
・・・うん?どうしてこうなったのか・・・だって?
それは、今から1時間くらい前の事・・・
俺は、某動画サイトに投稿する曲を作るため、ほかのメンバーが来るまでの時間、作曲作業をしていた。
「あー疲れたー。ちょいと休むかー」
とか言いながら、なぜか部室に置いてあるソファに腰掛ける。
そして睡魔がいつの間にか襲ってきて・・・
目が覚めたら、俺の膝を枕にして、夏川が眠っていた。
うん、そんな小説みたいなこと信じるかー!とか思うかもしれないが、実際、起こったんだから信じてほしい。それに、ほら、これ小説だし。
そんなわけで、現在、俺は動くこともできず、ただただ夏川の寝顔を見ている。
・・・うん、一つ言わせてもらおう。
「・・・これなんてエロゲ?(小声)」
・・・起きない。ぐっすりと可愛らしく寝ている。
あっ、そういえば夕歌はどこ行ったんだ?
一応ケータイを確認。新着メール、1件!
夕歌からだ。えーと、なになに・・・?
「お兄ちゃんへ、なんかぐっすり寝てるので、鈴音ちゃんの情報を頼りに部員集めてきます!」
流石は夕歌!いざって時にホント助かる。
そして、数分後・・・
「ただい・・・ま・・・・・・」
夕歌は部室に入ると、口をぽかんと開けた。
「えっと・・・しつれいしました?」
「大丈夫。俺じゃ起こせないもんで待ってたところ。ていうか、部員は?」
「あー、設定とか載せて、次の本編に出てくるみたい。」
「おい。まあ、いいか。つまり次回の部活に参加するというわけか。」
「うん。」
その後、夏川が起きたとき、真っ赤な顔で謝ってきた。やっぱり可愛かった!
この学校、校則とか結構フリーダムです。
これからは、ギャグ多めの短編が続きます。