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にじいろっ!  作者: 風鈴
プロローグ
4/12

べっ、別に一目惚れで両想いとかそんなんじゃないんだからねっ///

タイトルはノリで考えました。大きな意味はないです

掲示板の前にいたのは一人の美少女だった。

うちの学校は学年によって靴の色が違う。

一年は赤、二年は青、三年は黄色だ。この娘は赤。つまり一年生なのだろう。

…この娘!

か…かあいい(///)

これが一目惚れってやつなのか…?

ほんとに可愛い!それはもう、世界一!

もう…自分が女子ならためらわず抱き付いているレベルだ

まあ…男がやったらキモイだけだろうが。

あー絶対に今俺の顔赤い。

そんなレベルで可愛いのだ。


すると向こうもこちらの視線に気づいたのかこちらを見る・・・が、顔を赤らめると目を逸らした

え?俺ってそんなにブサイク?

「あ、お兄ちゃんがブサイクでごめんね。」

妹よ、そこはフォローするところだぞ(泣)

「あ、いえ、そんなにブサイクとかそんなんじゃなくて、むしろ…(///)」

顔を赤らめながら妹の言葉を否定する。

「えっと、君さ、もしよかったら俺たちの部活に入らない?二次部っていうんだけど…」

「あ、私もそれに入ろうかなーって思っていたんです。」

なんという偶然。


「でも、二次部って何するとこなんですか?」

「……実は俺もよく分からないんだ。」

「ええっ!?」

「少し前に前部長に『お前次部長な?』って無理矢理押し付けられたからなぁ…」

「どんな人ですかそれ!?」

「良い先輩だったよ。『二次元が好きなやつを部に入れまくれ。拉致ってでも!』って俺に熱心に語ってくれた。」

「それ普通に危険人物ですよね?」

本人には悪いが俺もそう思う。


「さて、もう一人はどうするかな…?」

「どういうことですか?」

首を軽く傾げながら聞いてくる。そろそろ鼻血出そうだ

「いやー困ったことに、君でメンバー3人目なんだよね。ほら、うちの学校って部活動は4人からだからさ。」

「へえ、そうなんですか。」

「一応候補はいるんだよな…」

「私が勧誘してきましょうか?」

「ありがたいけど…新人に任せていいのか?」

「じゃあ、アタシが手伝うよ。お兄ちゃん締め切り近いでしょ?」

「ああ、助かるよ。明日は頼んだよ夕歌、えっと…」

あ、そういや名前聞いてなかった。

「あ、私、 夏川鈴音(なつかわすずね)っていいます。」

「俺は小鳥遊涼。よろしく、夏川。」

「アタシは夕歌。ねえ、もしかして、アタシ達クラスメイトじゃない?1-Aだけど」

「あ、じゃあクラスメイトだね、道理で何処かで見た事があると思ったと、よろしくね、夕歌ちゃん!」

「じゃあ、今日はもう時間ないから、また明日部室に来てくれ。」

「わかりました。じゃあ、また明日。」


そして、俺達は帰路についた…

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