神話を創る
私はオタクなように世間では思われていますが、私はオタクの資格がつくづくないと感じる今日この頃です。というのは、映画ブログやっていた縁で知り合った友人があまりにも素晴らしく頭が下がるような方々ばかりだからです。映画が好きで自らその世界に飛び込んだ方、西村京太郎の時刻表トリック真っ青なタイトなスケジュールで映画を一日三・四本梯する人。愛の濃さ深さ熱さ敵いません。
そんな知識も豊富で視野も広く造詣が深い方々なので、その話も最高に楽しいので、いつも勉強させて頂いています。
そんな友人の一人から先日、ロードオブリングの講義を受ける事になりました。
私はファンタジーが好きという事で読みその物語が描かれた背景など気にしていませんでした。しかしロードオブリングがいかに、ファンタジー小説ジャンルだけでなく、あらゆる世界に影響を与えているかというのを知り、改めて凄い作品なのだと実感させられました。あらゆる事がロードオブリングの世界があったからこそ生まれさらに発展していくという脈々と繋がっている流れを考えると目眩を起こすくらいの感動を覚えました。
またロードオブリングは神話を持たない国イギリスに新たなる神話を創る為に書かれた作品であるという事実にも唸らされてしまいます。
私も、ファンタジーなんぞを畏れ多くも書いていますが、神話を作るなんぞ大それた事は考えていませんが、今一度気分を引き締めて今までファンタジー小説や物語を作ってきた人に敬意をもって挑みたいなと思いました。
もう一つ、J・R・R・トールキン式のファンタジーの基本、出てくる登場人物は多いようだけど、すべての登場人物が何だかの使命を持ち物語の中で必要な要素になっているという所。ここは私も意識して、単なる捨て駒てきな扱いのキャラクターを作らずそれぞれに深みが持てるような人物として描いていけたらなと思います。また、無意味なキャラクターは作るなという事ですよね?