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また来世で会いましょう  作者: あおいあお
第五章 エルドラド帝国編
119/173

119:エリア教会



『僕はクレイだよ。よろしく、リリス』


 ルンバスのエリア教会にて、リリスに手を差し出した少年が居た。

 薄い灰色の髪と、同じく灰色の瞳。歳は七つか八つと言った所か。


『ちょっと、こう言う時は手を握るのよ!』


『こらミア。そんな言い方ないだろう?』


 と、活気な少女の声が渡り、クレイと名乗った少年が嗜める。

 明るい橙色の髪をショートヘアにし、瞳は青色。歳はリリスと大差ない様に見えるが、この明るさと健康そうな顔色や体付きから、リリスよりは一年程早く生まれて見える。

 この二人はゼニスを名乗ったエリア教司祭の子供らしく、基本教会に住んでいるらしい。

 そして、今日よりこの兄妹にリリスも加わる事となる。


『大丈夫。ゆっくり慣れていけばいいんだよ』


 と、緊張、いや警戒した様子のリリスに向け、クレイは優しく微笑んでいた。


『よろしく……お願い、します』


 ともかく、リリスの新しい生活が始まった。









『ねー! リリスはどこから来たのー?』


 リリスが教会に住みだして一週間程。新しい生活にも徐々に慣れ、クレイの妹であるミアは頻繁にリリスへと話し掛けていた。


『お、覚えてない』


『来た所も、親も、誕生日も分からない。何も分かってないじゃん』


 悪気はないのだろうが、その言葉にリリスは黙ってしまう。


『いい? ミアがお姉さんだからね! だってたぶんミアの方が産まれたの早いんだよ! 背だってミアの方が高いし。ほら』


 そう言って背筋を伸ばすミア。

 余談だが、異世界には『どんぐりの背比べ』と言う言葉があるらしい。


『少しだけね』


『でも高いもん』


 見つめ合う二人。


『ねぇ、ミアの事はお姉ちゃんって呼んでよ』


『ミアはミアだよ』


『ねぇ、呼んでよぅ~』


 リリスの手を引っ張るミアだった。









『我らが母なる神。エリア様だよ』


 祭壇の奥にある女神の肖像画をリリスが眺めていると、クレイが話しかけてきた。


『母……』


 リリスは呟く。


『ママなの?』


 クレイを振り返って問う。

 クレイは少し驚いた表情をした。

 後、慈愛に満ちた微笑みを向ける。


『そうだよ』











 リリスが教会に来て三年程経った頃。

 リリスはまだ七歳とかだ。

 礼拝堂の椅子に寝転がり、リリスは手遊びをしていた。


『父上。最近教会の経営の方を齧り出して思ったのですが、やはりここの教会が今まで残ってるのは不自然だと思うのです。それともまだ勉強が足りないからでしょうか?』


『やはりクレイは賢いね。ここの経営を任せるのもすぐだろう。ここの教会はバルトフェルト子爵からの資金援助を受けてるんだよ。消えてしまわぬ程度のギリギリね』


『ここが消えてはお貴族様は困るのですか? 流行り廃れて消えるは世の常です。それに抗う理由がここにあるのでしょうか?』


 祭壇の方で、リリスの存在に気づかないクレイとゼニスの会話が聞こえて来た。

 リリスも何か気まずくなった様で、身を小さくしていた。


『さぁね。貴族様の事情は分からないよ。それにその資金援助も今年で終わりさ』


『何故ですか?』


『不正か何かが発覚した様で、お家取り潰しとなったらしい。ここの領主は変ると言う事だ』


「何?」


 二人の会話を聞いていて、私は思わず呟いた。

 ここの地を管轄する人間が変わる。

 恐らくであるが、その人間は天界の〝布石を打っていた家系に連なる者〟である筈だ。

 この地を管轄する神が居る以上は、地上と天界を繋げる者が居る筈だ。

 そしてそれは地上の有力者である可能性が高い。

 有力者とのパイプを持つのは天界の常套手段である。

 これが国取りゲームに於いて悪魔教が不利な所以だ。


 しかし、その人物が変わるとはいったいどういう事なのか。ただの杞憂であればいいが、私の不在により、何か管轄の神が気変わりした可能性も捨てきれない。

 いや、きっと問題ない……筈だ。

 この地は管轄の神により友好が約束されている。それで100年近い平和は実現できていたのだ。

 ここは管轄の神と、フェイズ達の事を信じよう。


 だが、そう言えば、ずっと地獄の眷属達とも連絡をしていない。

 この町の変化に私だけ対応できない可能性は、否めない所であった。









『ねぇ、お兄ちゃーん! 絵本読んでー!』


『いいよ』


 教会の居間にて、クレイはミアに応じた。


『あれ? あ、リリスが持ってた。貸して!』


 絵本から顔を上げるリリス。

 ミアがこちらへと手を伸ばしていた。

 リリスから絵本を受け取ると、ミアはクレイの隣に戻って身を寄せていた。


『リリスもおいで』


 その光景を眺めていたリリスへ、クレイは手招きする。

 リリスは立ち上がったが、その場を動こうとはしない。


『ねぇ、兄妹って何?』


 そしてそう問う。

 リリスは時折り、絵本の特定のページを眺める事があった。

 母が子を愛でる絵と、兄妹がじゃれ合っている絵の描かれたページだ。


『僕たちの事だよ』


 クレイは少し目を丸くしていたが、優しく微笑みかけると言った。


『兄妹は同じママから産まれた人だよ』


『違うよ。大事なのは愛情だよ。パパとママだって最初は別の人だったんだ。でも結婚したら家族でしょう? だから僕たちは家族だよ。それに同じエリア様を母とする、兄妹なんだから』


 クレイはそう優しく言う。


『私の方がお姉ちゃんだよ!』


『はいはい』


 クレイはミアの頭を撫でていた。

 リリスの視点ではリリスがどんな表情をしているか窺えないが。


『そっか』


 そう呟き、リリスはクレイの隣に移動した。









 これはリリスが九歳の時の事。


『ゼニスさん』


 仕事であまり教会に居ないゼニスに向け、リリスは話掛けた。

 リリスは何かを言おうとしていた様だ。

 しかし言葉が浮かばない様で、視線をあちこちへと移動させていた。

 結局、ゼニスの方を真っ直ぐに見上げ。


『ありがとう』


 そう、言った。

 ゼニスはそれに目を丸くしていた。

 暫しじっと見つめた後、慈愛に満ちた目でリリスを撫でた。


『どういたしまして』


 そして、そう返した。


『今日くらいは、泊っていくとしようかな』


 そう、ゼニスは適当な方向を見て呟いていた。




 その日の晩の事。

 リリスは部屋を掃除し、身支度を済ませ、静かに外を目指していた。


「どうやら出て行く様だな」


「結局、馴染めなかったのかも知れませんね」


 私とリリンはそう話す。

 と、外へと通じる礼拝堂には先客が居た様である。


『やぁ』


 それはクレイであった。

 彼は気軽に片手を上げる。


『どこ行くの?』


 月明りだけが差す暗い礼拝堂。

 リリスは視線を泳がせていた。


『お散歩……』


『そっか』


 クレイは少し寂しそうに微笑んだ。


『行ってらっしゃい』


 だが、そう送り出す。

 横切るリリス。


『リリス。これ、持っていきな』


 と、その声に振り返ると、クレイが椅子の後ろに隠していたらしいトランクを引っ張り出していた。

 焦げ茶色のそれなりに年季の入っている事が分かる、渋いトランクであった。


『これ、ゼニスさんの……』


『えへへっ。勝手に持って来ちゃった』


 子供には大きなそれを、クレイは両手で持って来てリリスの前に置いた。


『僕が上手く誤魔化しとくから、持って行きな』


 リリスは暫し言葉が出ない様だったが、トランクを受け取ると真っ直ぐにクレイを見つめた。


『ありがとう……。行ってきます』


『気を付けてね』


 クレイもじっとリリスを見つめて応じた。


 リリスは教会を出て、夜の外を進んだ。

 一度教会を振り返ると、二階の窓の向こうで影が動いた気がした。

 トランクの中にはリリスの服と、子供が用意したとは思えない纏まったお金が入っていた。

 それに気づいた時、リリスの視界はボヤけていた。









 リリスが教会を出て、一番に行った事は冒険者ギルドへの登録である。

 この国では満九歳以上であれば男女共に戦闘員としての登録が可能だ。

 リリスは早速、職員や同業者からの反対を押し切って、魔物の討伐へと向かった。

 それも一人でである。


 それはほぼ自殺紛いの事だった。

 リリスが受けた依頼は女子供でも対処可能なレベルの魔物とは言え、一人で外を出歩く事自体が危険過ぎた。

 しかもリリスは躊躇なく山の奥へと向かう。まるで態と身を危険に晒そうとしているかの様だった。


「ひぇっ!」


 案の定だ。

 案の定だった。

 組合ギルド職員が忠告していた通り、熊型の巨大な魔物が現れた。

 それも五頭。囲まれている。


『はっ、はっ、はっ』


 リリスの息遣いが聞こえる。


「ひぃ~。リリスちゃん何してるの~!」


 しかし逃げる事は無い。

 いや、今更逃げるなんて事は不可能だろうが、それにしてもリリスは自ら熊に囲まれる事を望んだ様だった。


(まさか……この小娘)


「『氷の槍(グラキエス・ランケア)』」


 私はリリスの意識を乗っ取り、熊共を氷の槍で串刺しにした。

 一撃で息絶える熊共。

 直ぐに意識を戻し、リリスは周囲の光景に絶句していた。


「この小娘……私を試しよった」


「え?」


 慌てて逃げ帰る視界を眺めながら、私は呟いた。


「この小娘は自身の内に何かが居る事は分かっているのだろう。それこそ、あの悪魔教徒共の話をある程度覚えているのやも知れん。そして、いつかの日の様に」


 私はリリスと最初に会った日を思い出す。

 血で闇を染め上げた光景に、リリスは泣いていた。


「もしかして、教会を出て行ったのって……」


 そう、リリンが呟いていた。









 リリスは日々低級な依頼を熟して日銭を稼ぎ、時間を作るとよく組合の書庫や図書館に籠って勉強をしていた。

 魔術や魔物、そして悪魔を始めとした精神体生命体について。

 隣国の悪魔がひと噛みした歴史についても学んでいた。先代バティン様を討った、あの忌まわしき革命家についても。


 特にその日は図書館で、悪魔の受肉に関する書物を熱心に読んでいた。


『ダメよ。床に本広げちゃ』


 と、床に座り込んで勉強するリリスに話しかける者が居た。

 腰まで伸びる艶やかで真っ直ぐな水色の髪。

 ぱっちりと開かれてはいるものの、どこか眠たげな印象を与える同じく水色の瞳。

 恐らくは十八歳程度と見受ける。美人、美貌と言う言葉がよく似合う、誰もが振り向くであろう少女であった。


『ごめんなさい。重くて』


 ばつの悪そうに応じるリリス。


『確かに、悪魔学の本はどれも分厚いね』


 膝を折る少女。


『私ね。きっと二年後に情報屋をしてると思うの。それで、それはきっと貴女にも役立つ時が来ると思う』


 と、そう語る少女。


『これ。なるべくそこでする様にはするから』


 そう言って、少女は紙切れをリリスに渡した。

 それには住所が書かれていた。


『気になる事があったら、おいで』


 それだけ言って、少女は去って行った。









 リリスには魔法の才能がある。

 それも類稀なる才が。

 当然だ。胎児の時も含めると約五年下級悪魔が、その後更に悪魔君主たる私が居るのだから。

 ついに上がり出したレベルに応じ、リリスのステータスは跳ねる様に上がった。


 これはリリスが十二歳の時。冒険者になって三年。

 レベルは既に16。ランクは『E-』だった。

 熊共を殺した時点で14まで上がっていた。残り二つはリリスが自力で上げている。

 レベル、ランク共に順当に上がっていた。


『クレナ君って聞いた事ないですか? 若いのにすっごく強いんですよ? 確か隣町の支部では100年振りに『D-』ランク昇格の最年少記録を更新したとか』


 事あるごとにリリスへと小言を零している組合受付の職員が、今日とて何かを吹き込もうとしていた。


『はぁ……で?』


『い、いや、その、年も割かし近いし、クレナ君は剣士との事なので、なんかだか凄くいいんじゃないかなぁ~、と』


 リリスの視線に明後日の方向を向いた職員。


『パーティを組む気はありません』


『で、すかぁ』


 キッパリと言われ、肩を落とす職員。

 と、職員はリリスに向け前のめりになる。


『ところでリリスさん。この依頼に関して何ですけど~。ほんの()()()()()同じ依頼を受けたパーティの方たちが居ましてぇ~』


『はぁ。では仕方ありません。依頼の取り合いは早い者勝ちがマナーですよね?』


『あ、はい。ああ、でも! 今回は別なんですよ! ほら、この依頼、討伐数は無制限の自由参加型ですから! そしてぇ~、リリスさんここらの土地勘けっこうありますよね?』


『まぁ、三年もしていれば』


『ふふん。実は受付の被ったパーティって言うのがですね。まだ一年目の新人冒険者なんです。だから~、どうせ同じ目的地に行くなら、道案内だけでも頼めないかなぁ~……みたいな?』


 ちらっ、と。あざとくリリスを窺う職員。


『ほら、別に同じパーティを組む訳ではないですからね! 道中一緒になるだけで、あくまで単独ソロ集団パーティ! 現地は別々になればいいだけですから!』


 そう力説する職員。


『まぁ……そう言う事なら』


『やった』


 職員はリリスの返答に小さく零す。


『では早速ご案内~』


 上機嫌で職員に案内され、組合の一角にて屯ろしていた集団の元へと向かった。


『お? 何だ。()()()来たんだな!』


 こちらに気づくやそう言う少年。

 その言葉にリリスは職員を振り向く。


『ぁへっ』


 そう明後日の方を向いて下手な笑みをする職員。

 リリスは肩を竦めた様だった。


『これからよろしく頼むぜ!』


 そう活気に溢れて言う少年。

 歳は十五とかか。

 赤銅色の短髪に、赤銅色の瞳。鈍く灯りを反射する甲冑を着けていた。


『よろしくね。お嬢ちゃん』


 そう笑いかけるのは同じく十五歳程の娘。

 黒に近い紫の髪に、深い紫の瞳。濃い紫のローブを羽織っていた。


『うむ。これは実に良い事だ。俺達に欠けている深謀遠慮な頭脳を持つ仲間が来てくれた。この一期一会を大切にせねば』


 そうしたり顔で頷くのは青髪短髪の偉丈夫。

 見た目からはあまり年齢が分かりづらい。


『よろしくお願いします』


 リリスは頭を下げていた。


『よ~し! じゃ、いっちょ魔物狩り行くぜ~!』


『『お~!』』


 と、少年が手を挙げて言ったのを皮切りに、他二人も手を挙げて言っていた。


『その~、ちょっとバ……元気な人達ですけど、決して悪い人達ではないので』


 そう、職員がリリスに耳打ちしていた。









『魔王の打倒?』


 晩。野宿に向けて焚火を囲っていた時だ。

 リリスが三人の話に対して問い返していた。


『ええ。私達のパーティの目標なの』


『現在敵対行為をしている魔王は居ない筈ですが……』


『え? そうなの?』


『た、多分』


 きょとんと返した娘。

 リリスも堂々と告げる三人が相手では自信無さげであった。


『リリス! 俺達は今に生きてるんだ!』


『ですから、今は居ないと言う話なんですが……』


『んー、とにかくあれだ! 復活の時を待っているとか、よく言うじゃないか!』


 勢いで押し切った少年。


『取り合えず、この大陸の北に居ると言う魔王を倒すぞー!』


『『おー!』』


 少年に追随して手を挙げる二人。

 それを微妙な表情で眺めるリリスが目に浮かぶ様だ。


 世界規模で見た時、魔王と言われて人々が想像するのは大体二名の魔王であろう。

 〝氷の魔王〟か、〝北の魔王〟である。

 氷の魔王は言わずもがな。400年前人類との戦争をした最後の魔王である。

 北の魔王は歴史上最強の魔王と言われ、嘗てこの世界で一番大きな大陸である、アストリア大陸全土を支配した魔王である。

 英雄王ガリウスによって討たれる事にはなるが、当時の国家はアストリア大陸北部の広大な土地を支配し、未だに続いている。

 初代北の魔王軍の子孫たちが治める国家であり、今の将軍、つまり現北の魔王は45代目とかだったか。

 六千年近い歴史を持つ、世界最古の王朝である。


 しかし、この大陸の人々に限った話であると、それに〝紅の魔王〟も加わる事だろう。

 つまりは、きっとこの少年はいろいろな魔王の話を処理し切れず、盛大過ぎる勘違いをしている。

 確かに初代〝北の魔王〟は復活の時を待っているなどと言う伝説があり、〝氷の魔王〟の生死が不明なのも有名な話だ。そして〝紅の魔王〟はこの大陸の最北端に住んでいる。

 きっと『大陸の北に住んでいる魔王=悪』だと思っているのだろう。

 多分……いや、絶対バカだ。

 こいつはただのバカなんだ。









『あ、あの、リリスちゃん。よかったら、私達と来ない?』


 依頼も完了した帰り道。

 また晩の焚火をしていた時に、そう娘が言った。

 結局依頼は共に熟し、リリスとしては初めてのパーティでの活動だった。


『ほら、私達なんて言うか……その、教養がないから。リリスちゃんが入ってくれたら、すごくバランスの良いパーティになると思うの』


 そう娘は控え目に笑って言っていた。


『いえ、遠慮しておきます。私が入っては迷惑を掛けると思うので』


『め、迷惑だなんて、そんなの仲間だからないよ』


 リリスは下を向いていたので、娘がどんな表情をしていたかは分からない。


『って言うか、寧ろ私達が足引っ張りそうって言うか……。リリスちゃんは何でも一人で熟せちゃうから、私達が鈍臭く見えるだろうけど。でも』


 区切られた言葉に、リリスは顔を上げる。


『困った時は助け合う、そんな仲間が居るって。なんか……良くない?』


 少し、視界が広がった気がした。

 リリスはじっと娘を見つめている様だった。

 しかし、また視線を下げる。


『私は……そうは思えません』


『そ、そっか』


 根本的に、リリスは人と関わる事を怖がっている様だった。

 それはあの日の惨状と、決して無関係ではないのだろう。


『でも、気が向いたらいつでも来ていいからね。歓迎するから』


 そう、娘は言っていた。

 その後、リリスが彼女等に関わる事は無かった。



 そして、リリスが十四歳の時だ。

 ()()()()から、更なる指示が届いた。



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