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新たな物語の始まり1

もともと、アルファポリスに投稿していたこの作品を、同時並行で、小説を読もうにも出すことにいたしました。

(そのため、アルファポリスのほうが若干先まで進んでおります。)


僕は今、草原にいる。どこまでも続いているかのような、この世のものとも思えない美しい草原に。


「なんでこんなところにいるいるのでしょうか?」


とりあえず、自分のことを思い出してみよう。


僕は、日本のごく普通の小学生。名前は、白月 玲。

テストはいつも満点だけど、運動はできない。友達はいつも僕にすごいって言うけれど、このくらいの頭を持つ人なんかいくらでもいるしね。運動ができないのは、体が弱いせいだし。というか、体が弱くて病院から出たことがほとんどないんだ。運動なんてしたら、血を吐いちゃうからだめなんだって。でも、両親は毎日僕の病室に見舞いに来てくれる。それに、病院には、たくさん友達がいるんだ。だから、寂しくなんてないんだよ。え~っと、趣味は読書。ジャンルはなんでも。好きな動物は鳩と猫。あこがれは、「ビスマルク」。主に仕える人ってかっこいいよね。あ、もちろん僕は社会主義者ではないよ。


まあ、僕のことはこのくらいでいいでしょ。次は、ここに来る直前のことを思い出そう。


え~っと、今日は、普段より体調がよかったから看護師さんと庭まで遊びに行けたんだった。久々だったから、ちょっとはしゃいじゃった。


そして……………



「血を吐いて、倒れた。」


そうだ。ならなんで、僕はこんなところにいるんだろう。倒れたなら、病室にいるはずなのに。


「ん......? 今の声、誰の?」



僕のつぶやきが終わった瞬間、目を開けていられないほどの光が起きた。


「わぁ!!!」


そして、目を開けたら、僕の目の前には、白と黒の服を着て、背丈より大きな杖を持ったおじいさんが立っていた。


「待たせた上に、驚かせてすまんな。玲君。」



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