落ちこぼれ学˝徒のオレだけど、ぷるんぷるんの≪目の保養ちゃん≫たちにまみれた一夜でした・・
英語を特殊効果として活用した、活字特撮を史上初めて敢行しました。
不定期連載です。よろしくお願いします。
down・・down・・down・・・
オレは降りていく・・・
落ち着け――落ち着け――
一歩一歩、踏み段を踏みしめていけばいい・・
down the steps・・down・・down・・・
夢の中を降りていく‥というのは。
なぜ――こうも‥頼りないものか‥‥
いつかのあの日――
オレは帰らぬ人となったのか?
「魔物だ!」
誰ぞが、ふざけた調子で叫び声を上げた。
いつものことだ――
学˝寮での一コマ――
学˝寮生たちは、退屈をもてあましているのだ。
オレは、うんざりしていた・・
オレは薄目を開け、魔物を払いのけた・・
みなの薄笑いが、ありありと浮かぶが。
知らんぷりをするしかなかった・・・
スーパー落ちこぼれ、の‥このオレ――
が。いくらオレだって、魔物ごときにあわてるはずがない。
この世界に生きるものすべてが――
英霊の加護を受けている・・・
和霊など、駄ギャグ‥にしかすぎない。
「今度こそ、学˝物だぞ、学˝徒どの!」
みな、ゲラゲラ笑う・・・
バカにしやがって――
が‥我慢するしかなかった・・
学˝寮の前庭での、語らいのひと時‥‥
椅子や、それに代わるものに寄りかかっていたり――
あるいは、ゲームに打ち興じていたり――
みな、思い思いにくつろいでいる・・
ただの‥虐˝…さ――虐たげられてるわけじゃない・・・・
オレだって‥みなと同じ、学˝寮生‥なのだ・・
みなと同じ・・・
a ‥ spirit ‥‥
今度は、学˝物に間違いなかった。
緊張する‥‥
みなの手前‥そんな素振りは見せられなかったが・・
万一、命を失うおそれに――
ぎゅうっと締め付けられる・・・
それでも――大仰な動きはできなかった。
学˝徒たるもの、漂う学˝物など‥片手間で処置できなければならなかった・・
全オレ総動員ww
片肘ついて、だらけた姿勢はそのままで――
心の中では、命懸けの・・
いや、死にそうなw総動員体制だった●●●●●
もちろん――まわりの学˝徒たちには、見透かされている・・
それでもオレは・・起き上がろうとはしなかった。
命が懸っているのに・・・
何もかもがカッコ悪かった‥‥
へなちょこspiritに、全力でかからなきゃならないことも・・
それでも、全身全霊でやろうとせず・・
全霊だけ全力でやろうとしてることも・・・
何もかも・・カッコ悪かった。
だが――
evil・・・
オレは総毛だった――
spirit・・・
邪悪な英霊が‥オレに狙いを定めた。
オレの中でも‥英魂が呼応した――
spirit・・・
つまり――
I・・・
オレだ。
全オレが、迎撃態勢をとる!
悪霊は、回れ右した・・・
オレの中のspiritは、猛々しい闘争心を‥
鋭い切っ先に変えた――
spear・・・
くっきりとした‥槍のイメージ。
猛々しさが‥噴出する・・・
噴出した攻撃性が――
ひとつのくっきりしたイメージへと、収れんする・・・
タッタッタッタッタ。。。。。。
戦場を軽快に駆ける‥発射神=ランチャー!
Launcher!
常用される、ありふれた神性のひとつw
オレが使いこなせる神性の‥数少ないひとつだ。
走る・・走る・・・
オレは自分を奮い立たせた――
ここで・・消えぞこないの、学˝物=悪霊に‥
逃げられるわけにはいかない!
明日には、州都あまねく、
お間抜けベドゴの悪名は轟くだろう●●●●●
走る・・走る・・・
run‥run‥run‥‥
焦っている自分を抑えようとしていたが・・
Launcher runs!Launcher runs!
ランチャーもあわてている・・
落ち着け‥落ち着け‥‥
素人でも、気の利いた奴ならしとめられる、下っ端悪霊なのだ・・
オレは、椅子の隅をつかんだ。
grab・・・
感触を確かめる――
grab the chair・・・
英霊は。
まるで、知の光で生まれる‥影‥だ。
ふだん気づかずとも、
すべての事物・行動には‥英影…が、ある・・
少し、意識すれば‥誰でも感得することができるのだ・・
grab・・・
椅子の端を"つかむ"ことによって、grabを生じさせ・・
学˝徒が意識を集中させれば‥英影はspiritとなる――
grab‥grab‥‥
Launcher runs ‥ Launcher runs‥‥
あわてるな・・ごく初歩じゃないか・・
オレは十年、学˝寮で学んでいるんだ・・
さあ――
心の中で、spearを構えろ!
ランチャーが、つかみやすいように・・
grab the spear ‥ grab the spear ‥‥
さあ、発射神ランチャーよ!
槍を握れ!
Launcher grabs the spear・・・
そうだ!
オレは興奮した・・
ランチャーが、槍をつかんだのだ!
そして――走り出した!
Launcher runs‥Launcher runs‥‥
Launcher brings the spear・・・
bring!運べ!ランチャーよ、槍を運べ!
spearは飛翔体となり‥宙を滑空した・・・
Launcher runs‥Launcher runs‥‥
行け!行け!
そして――
一瞬で終わった。。。。
pierce!
刺し通す!
The spear pierces the evil spirit.......
槍につらぬかれ――
言霊は‥ただの"ことば"と‥なり・・
ことばがそうであるように――
何も残さず、消えた。。。。
問題は、そのあとだった…orz
余裕ぶっこいた姿勢が‥仇となったwww
爆発後の焼死体のように‥‥
オレは四肢を奇妙に変形させていた・・・
「死に物狂い」と題して、出品できる級だww
カッコつけるつもりが、逆だ――
どうせ、オレが劣等学˝徒なのは、知れ渡っている。
だらけた姿勢で術をおこなったところで、
俺の評価が上がるはずがないのだった・・
恥の上塗りだった――
オレは、まっかっかだった●●●●●
まわりは大爆笑の嵐――
いい見世物を提供しただけだった・・・
マヌケのベドゴの名は‥また、州都を駆け巡ることになる・・・
オレは――焼死体像‥でありつづけ・・・
どこで姿勢を解いたらいいのか‥悩ましい限りだった●●●●●
が♡
すべては一瞬で変わる♡♡♡
ドールちゅわんたちっっっ♡♡♡♡♡♡
おにんぎょさんとは、eye-doll♡
≪目の保養ちゃん≫たち――
キュートな制服♡♡寸足らずのミニスカ♡♡
≪安心安全の≫絶っ対っ領っ域っっっっ
あ♡ふんんん♡♡♡
そうだった――
もう・・≪目の保養ちゃん≫たちが♪
遊びに来ても、おかしくない頃合いだったのだ!
オレは、もう‥丸焼けの豚だったwwwww
この世には、こんな‥良い形‥というものがあるのか!
その上――
股叩く、美腿!
すぐさま、オレの目霊は――
手近のドールちゃんの内腿に、貼りついた♡
匂い立つ美腿に揉まれる揉まれるwwww
オレの目ん霊、超天国♪
あふん♡あふん♡
なんてかわいいドールちゃんたち♡♡♡
お目々瞬き
お腿股叩く
かわいいかわいいドールちゃん
目の保養ちゃんたち♡♡♡
ああ・・もおお・・・
息を吸い込むだけで、体の中をいいものが駆け巡るwwww
え?
ハゲデブチビダサのお前が、
学˝徒の肩書だけで、そんないい思いできるのか‥って?
いやいや‥誤解誤解●●●●●
たしかに――
ドールちゃんたちと、交流できるのは。
学˝徒、最大の役得♡
が。
オレは、おこぼれにもあずかれない●●●●●
キモ系と、見破られている――
視線を泳がすこともできない・・・
隅っこで‥じっと息を殺しているのだ。。。。
それでも――
ドールちゃんたちの、お腿の‥
肌擦れの音が聞こえてくる♡♡♡♡
愛らしい甘声が、寮の前庭にこだまし・・・
おいしそうな、おうとつが‥
ぷるんぷるんのspiritsとなって、
オレのspiritを、ひたひたに満たすのだ♪♪
地上のアイドル‥とは、よく言ったものだ――
オレは、視線を空に転じた・・
燦は、すでに、とっぷりと暮れ――
煌たちが、股叩き始めていた・・・
煌は‥古代魔術世界では――
星と‥呼ばれていた・・・
それが。学˝術の発展で――
実は――"干し"ではなく・・
"推し"であることが、解明されたのだ。
つまり――
夜空に散りばめられた、それらは――
その他大勢=干し…などではなく。
それぞれの世界を持つ‥
燦=推し…であることが、証明されたのだ!
夜空にばらまかれた、星々(干し滅し)の瞬き――
そう‥思われていたものが、実は・・
煌々(推し慕し)の‥股叩き…で、あったのだ。
宝石箱をひっくり返したような‥夜空――
推し慕し…は、それぞれのステージで・・
惑星に取り巻かれ、
ペンライトを振られ‥コールを受け‥ケチャをされ‥‥
その、寸足らずの燦暈で・・
舞い踊り股叩くのだ・・・・
遠い遠い、この地上では――
煌々の絶対領域の、まばゆい光輝しか‥視認できない。
それゆえ‥古代では、"瞬き"と‥されていたのだ――
オレは――煌たちの、匂わしい股叩きに、
見惚れ‥呆け‥心洗われた・・・
そう――
夜空のidolたちの、瞬きと・・
地上のeye-dollたちの、股叩きが・・
ほの美しくシンクロし――
ドールちゃんたちは、あんよを運ぶたび、股叩いて‥
笑いさざめき、腰をくねらせるたび、肌擦れし‥
この‥狭い前庭に、
ドールちゃんたちの、絶対領域が・・
綺羅綺羅まばゆく、むせ返り――
ああ!この恍惚♡♡♡♡
≪目の保養ちゃん≫たちの‥寸足らずの燦暈は。
最終聖域と呼ばれ――
匂わしく撫でやかな、おとめたちの絶対領域によって、
神聖護持されていた〇〇〇〇〇
≪安心安全≫の絶対領域♡♡♡♡
そう!
目映いeye-dollちゃんたちは。
最終聖域を神聖護持する‥
聖˝徒=正義徒…だったのだ!
学˝徒たちと、聖˝徒たちは。
学˝術世界における‥
二大エリート…であったのだ。。。。
その卵である――
学˝寮生と、聖˝園生は・・
若いエネルギーを抑えること能わずww
常時、交流にいそしんでいた。。。。
もちろん――
神聖原理によって。
いかなる逸脱も不可能な。
≪安心安全≫の交際…だったwww
が。
学˝寮生と、聖˝園生たちは。
聖˝なる学˝力を研鑽し、深め、高めており。
卑しい性欲に頼らずとも・・
聖翼の飛翔にまかせ――
遥か高みに高まることができたwwwwww
今――
学˝寮のまわりの‥物陰に行けば・・
そこかしこ――˝寮生と˝園生たちとが。
高まりあっているところが‥目撃されるだろう●●●●●
が。しかし――
それは‥ムードを高めるためであり。
決して、行為を隠すためではなかった。
異性間に必要とされる‥聖距離が――
正しく守られており。
(てか、神聖原理によって、
聖距離は強制されていたw)
生徒たちの"聖行為"は、"力"を高めるものとして。
激しく推奨されていたwwwwwww
それは――越痴…ではなく。
越知――と‥されw
痴方向に堕落することは‥蔑まれたが。
知方向に向上することは‥尊ばれたww
オレは、したことないけどね●●●●●
ああ――それでも!
夢のようなひととき〇〇〇〇〇〇
嫉妬に狂っていた、あの頃が‥嘘のようだ――
まだ‥カースト最下層で頑張っていた、あの頃・・
今や‥カースト圏外wwwwww
ギーヌたちの吐息に肌擦れに。
溺れられる距離にいられるだけで・・
幸せで‥幸せで‥仕方ないwwwwwwww
が――
オレは、重い腰を上げた。
バイトに行かなけりゃ●●●●●●
とうに‥学˝力のバレた、オレには・・
ワリの悪い、人足仕事しか‥まわってこない。。。。
これから・・貴重な深夜バイトなのだ・・・
ほぼ毎夜、おとめたちの匂腿に耽溺している‥オレ、
‥としては――つらすぎるが。。。。
オレは、束の間のギーヌの楽園を‥後にした――
down‥down‥down‥‥
夢を下る・・・・
down‥the‥dream‥‥
一歩一歩、踏み段を下っていくのだ――
down the steps‥down‥down‥‥
ただの。言葉。と‥なって。。
空虚と化して。霧散してしまう――
その恐怖。。。
恐怖の心は‥仕方ない――
が。それを‥うまく流し出さなければならない。
それに失敗すれば――
handsは、こわばり‥stepを滑って・・
遥か…滑落して――帰らぬ人となる・・・
down・・down・・down・・・
オレは降りていく・・・
落ち着け――落ち着け――
一歩一歩、踏み段を踏みしめていけばいい・・
down the steps・・down・・down・・・
夢の中を降りていく‥というのは。
なぜ――こうも‥頼りないものか‥‥
いつかのあの日――
オレは帰らぬ人となったのか?
わずかな設定で出発する、行き当たりばったり方式でやってます。
第一回は、なんだかんだ‥アイデアが出てきました。二回以降も、この調子でやっていこうと思います。
別にアイドルものにする気も、R15にする気も全然なかったのにww 星じゃなくて‥アイドル・・・と、いう‥ところから。設定がポンポン飛び出して・・R15ファンタジーとなりましたw 筆もなめらかになって、いい感じですwwwwwww 自分でも、この先‥楽しみになってきました♪
注・・読み返して不安になったので、書き添えます。"股叩き"とは‥実際に叩いているのではなく。あんよの左右の動きを‥"瞬き"になぞらえて、表現したものです。閉じたお腿を、まぶたに重ね合わせた描写です。