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古代を語る 

?(*_*)? アクセス600越えた?マジで?

「さて。嬢ちゃん、古代のどの話を聴きたい?」


「やっぱり古代でも謎が多い暗闇の時代について知りたいです。」


暗闇の時代とは、古代の中でも分からない事が多くその時代に何があったのかもあまり分からない。

ある学者は古代の兵器が暴走したのだと、だがある学者は異世界からとんでもない奴が現れたと言う。まぁ何も分からないのだから考察することしか出来ないからな。


「そうかそうか。なら特別に教えてやるとするかのぅ。」


「おいおい、俺には教えてくれなかった癖に、女の子には教えてやるのか?」


「さてさて、どうじゃろな?」


老人は少しニヤつく。こいつ絶対そうだろ。

アランは一つため息を漏らす。そしてアランはこの老人に対する評価を一つ下げた。


「ふーむ。暗闇の時代と言ってもあの頃は色々あったからのう。まぁ大まかに言うと...........この世界が一度滅びかけた。」


アランとレイナが驚きのあまり「え?」と言う声が漏れる。

それもその筈だ。この世界が滅びかけると言えば、そうそう起こるものでもない。例え魔王vs神々でもそんな事態は起きない。


しかし、それが古代に起きているとすれば納得出来る事柄もある。例えば、古代の兵器が発掘されない事だ。この事については古代人が意図的に破壊したと言えば合点がいくが、一つくらいは何処かの遺跡に隠れているとか考えられる。


だが一つも無いのだ。そう一つも。


「原因は?」


「ふっ。ここまで聞いたのだから予測はつくじゃろ。」


「古代兵器だな。恐らくその暗闇の時代と言うのは、古代兵器が使用され人口が極端に減った時代だろう。さすがにこの時はお互いに戦争を止めた。だが、始めてしまった。今度は古代兵器を使用禁止して。」


「なんで....一度は滅びかけたのに戦争を?」


老人は「ふっ」と笑い説明する。


「生物とは愚かな物よ。それが破滅の道だとしても歩く。そしてすべてが終わった時気づく。」


「おいおいそれじゃあ分からないだろ。つまりは戦争をして得する奴がまた戦争をしようと言ったんだ。民衆を焚き付けて。まったく性懲りもない奴らだよ。だが爺さん、一つ疑問だ。戦争になぜ古代兵器を禁止したのにそれを破る奴らが現れなかったんだ?」


「確かに」とレイナも頷く。何しろ戦争だ。こちらがピンチにでもなれば古代兵器は最大の切り札だ。

それを使わない手などないだろう。


「それは至極簡単じゃよ。魔族、人間、神々の三勢力は古代兵器を使用した者達を一族全員滅ぼすと同盟を組んだのだ。」


「同盟ね。そんなもの組めるなら平和協定くらい組めても良かったんじゃないか?」


「いやそれは出来ん。あの時平和協定を組めたとしても、民衆にどう言えばいいんだ?これからは憎しみもなくして生きていこうなど口が裂けても言えん。」


それもそうだなとアランは少し納得した。

俺が勇者に和平案を出した時は、俺が民衆に好かれていたからだと前にデモクレスから聞いた。


「と言う事じゃ。わかったか嬢ちゃん。」


「はい。ありがとうございます。貴重なお話、ためになりました。」


レイナは老人にお辞儀する。そして俺達は帰ろうとした。


「ちょっと待ちな、坊や。お前さんこの世界相手に一喧嘩吹っ掛けるつもりだね。」


「はて、なんの事かさっぱり分からないんだが?」


俺はとぼけた顔をする。


「嘘ついちゃいかん。わしは何でも知ってる。勿論、お前さん達が未来から来たこともな。だから少しばかり助言しておこうかと思ってな。()()()は今まで戦った中でも最強じゃろ。だから誰にも考えがつかない策を講じないと駄目じゃ。」


「助言って言うが、そんな大した助言じゃないな。無論、それなりの策は建ててある。」


「そうかそうか。あの世界相手に我らが魔王様が何をやるのか、わしは楽しみに待っているよ。」


「何が我らが魔王様だよ。全然そう思っていない癖に。それじゃあな。」





そうして、アランとレイナは野営基地へと戻って来たわけだが..........リースとエリカが仁王立ちしていた。その光景を見たレイナは一瞬で察し、猛スピードで逃げていった。


「あっ!ちょっと待てレイナ!」


「何が待て、なんでしょう?そう思いますよねリース。」


「ええ私もそう思います。さぁさぁ一体今日何をしていたのか、ゆっくりお話してくれませんか?ア・ラ・ン?」


「はい勿論です。」


俺が言えたのはそれくらいだった。

その後はレイナとのデートの内容を伝え、なぜレイナとデートする事になったのか説明した。返ってきたのは微笑ましい笑顔だった。


もちろん、嬉しいからと言う笑顔ではなく......心が笑ってない笑顔の方だ。


ーー数十分後......

レイナが戻ってくるとアランはテントの隅っこで正座させられていた。なにやらレイナが逃げた後、アランはロープで拘束させられてひたすら地味な嫌がらせを受けてたらしい。


「地味な嫌がらせとは?」とレイナが二人に聞いたのだが、聞くにも耐えない事柄だった。



「ほらアラン様。夕食に行きますよ。」


エリカがテントの隅っこで正座しているアランに声を掛ける。

しかしアランは首を振り


「いやいい。」


「もう!嫌がらせされたからって拗ねない。ほらアラン、行くよ。」


リースが無理やりアランの手を握って立たせよう


「いやそうじゃない...それはちょこっとあるけど違う。本格的にエリスを助ける為にどうするか考えようと思って。」


その言葉にエリカは驚いた。他の二人には伝えてあるが、エリカには父親を救う事を伝えていなかった。

アランは「あっ伝えてなかった」と言ってエリカに救う算段が必ずあると言う。


するとエリカは目を潤わせながらアランに抱きつく。


「やっぱりアラン様は凄いです。ああ、もっと抱きついてあげますね。」


「あっちょっ、別に100%で救えるか分からないぞ?さすがに過去改変自体は初めての行いだし。」


しかしエリカは「魔王様の成すことすべては100%です。」とさらに抱きつく。

こればっかしはレイナとリースもエリカに抱きつくのを止めてとは言えず、なんとも言えない時間が過ぎていく。


そして満足するほど抱きついたエリカはアランを離す。

その時のエリカの笑顔にちょっとドキッとしたのは内緒だ。


そしてアラン以外の三人は夕食を取りに出て行った。テントの中はひどく静かだ。

アランは立ち


「そこにいるんだろう?<全身透明化(インビジブル)>をしてるようだが、俺の目は誤魔化せない。さっさと出てこい。」


「ふぅ。やっぱり気づいていたか。一瞬目が合ったからまさかな~と思っていたけど。」


そう言って<全身透明化(インビジブル)>を解いたのは魔王だった。


「なんで魔法を使って俺らを見ていたんだ?」


「なんでって言われてもなー。やっぱり気になっちゃうし。それよりも、どうしてあの女の子達に服従してるんだ?さっきの地味な嫌がらせだって、回避しようと思えば出来ただろ?」


それはごもっともな意見である。あの光景を見た人なら誰しもが思うのではないか。

転生したとはいえ、元魔王だったのだ。魔法すら使わずとも逃げられる筈だ。


その問いにアランは少し悩む。


「確かに言われてみればそうだけど....うーん................Mなのかな?」


「ははっ。確かに、その線はありえるな。でもそうしたら、俺はM男と言う事になっちゃうだろ。.........多分好きなんじゃないか?」


「好き.....か。過去の自分に言われるって、情けないな。でもこの感情は好きなのか?」


アランは魔王に語り掛ける。魔王は困ったようにそっぽを向く。


「分かる訳ないだろ。........もう....。とりあえず、しっかりとエリスを救う算段を考えておいてくれよ。」


アランは「分かってる」と魔王に手を振る。そして魔王は<全身透明化(インビジブル)>を掛け、テントから出ていく。


それから数分後に三人がそれぞれの夕食を持って帰ってきた。

俺は持ってきてもらった夕食をちびちび食べながら策を考える。考えると言っても、なかなかどうするか決まらないんだけど。


さっきは魔王がいるから、三人に出払ってもらうために言った嘘なんだけどあながち間違っていない。俺は夕食を食べ終え、真剣にどう策をとるか考える。


そして時は約4日後まで進む



アクセス上がるんなら、ブックマークも上がって欲しい今日この頃


2019 12,29追記

魔法の誤字を修正。普通にすみません。明らかに魔法のルビが反対ですよね

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