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ムーンライトララバイ  作者: 社浦 英
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一章 一

 東辰凪とうしんなぎ高校は歴史が古く、今年度、創立百二十年を迎える。節目となるこの年の文化祭は『創立百二十年祭』と銘打って盛大に行われることになっていた。その中でも中心的役割を果たすのは、高校二年生である。また、生徒会や文化祭実行委員会といった組織も例年以上に力を注ぎ込んで取り組んでいた。東辰凪の校風はかなり自由で、生徒の考えを尊重する傾向が強い。進学校であるにもかかわらず、勉強でなくても、部活や生徒会など何かに打ち込むことが、大変奨励される。また一般的な学校活動だけでなく、趣味や娯楽でも同様の扱いで、どんなことでも極めれば素晴らしいという考えが古くから根付いていた。必然的に世間で言う『オタク』の多い男子校としても有名だった。

 椎野真嗣は、東辰凪高校二年のごく一般的な生徒だ。ちなみに真嗣と書いて『マツグ』と読む。ほとんどの友達が『マツグ』と呼ぶが、中学一年からの知り合いは『マーシー』と呼ぶ。中一のクラスはとにかく渾名をつける事が流行り、真嗣は『マーシー』と名付けられてのだった。彼は友達が比較的多く、周りとのバランスや調和を取りながら、楽しく毎日を過ごしていた。要するに、うまくやっていた。個性的な友人が多く、話題には事欠かない。

 ただ、誰もが高校生の時に感じているようにエネルギーを持て余し、軽い欲求不満が常に身体を渦巻いていた。

           *              *   

    

 六月上旬の朝、二十四時間降り続いた雨は、ようやく上がり、地下鉄の階段を上がってまっすぐと北に伸びた通学路は、雨上がり独特の新鮮な空気が漂っていた。休日明けの月曜日は誰もが、けだるそうに登校し、まだ濡れたアスファルトの上を朝日に顔をしかめながら真嗣も歩いていた。

「真嗣、おはよ」同じクラスの萩原啓輔はぎわらけいすけが背後から声を掛けてくる。彼とは偶然にも中学二年から四年間連続で、ずっと同じクラスになっていた。柔和な笑みを常に湛えている啓輔は、真嗣が何かを頼んで断られて経験が一度も無い。誰に対しても大概は穏やかなゆっくりとした口調で「いいよ」と応えてくれるのだ。端正な顔立ちと内面から滲み出てくる温和な雰囲気のお陰で、当然女の子からもてる。真嗣の親しい友人の中で最初に彼女が出来たのも啓輔だった。中学三年の秋頃に『アヤカ』という名の積極的な女の子と付き合っていて、羨望と多大なる妬みから、同じクラスの誰かが啓輔のことを『アヤチャン』と呼ぶようになり、とうの昔に別れた今でも皆から『アヤチャン』と呼ばれていた。さして本人は気にしていないのか、否定するのが苦手なたちで為すが儘にしているのか、本心は分からないけれど、呼ばれるが儘に啓輔は返事をしていた。

「おはよ、チャンアヤ」真嗣は真嗣で、啓輔の呼び名に気後れを感じるのか、ただ単に呼びづらいのか、自分でも深く推察した訳ではないのだが、そう呼んでいた。

「連休明けってさ、なんかやる気が起きないよな」爆発ヘアーの山本が言った。少し起きてきたようだ。

「まあな。でもさ、文化祭の準備そろそろ始まるじゃん。なんか、気合入ると思わね。うちのクラス、今日のホームルームは文化祭が議題だろ。チャンアヤ、出し物のいい案ある?」

「そうなんだよなー。俺も最近よく考えてるんだけどな」

真嗣と啓輔らは、これまでの文化祭の思い出話を始めた。一昨年の文化祭は同時期に超大型台風が日本列島全域を覆い尽すように上陸し、その影響で折角準備していたのにもかかわらず、二日間の日程が一日だけになってしまったこと。そして、去年の文化祭で盛り上がったお化け屋敷での珍事・・・(お化け屋敷の会場で、女子高生に抱きつかれたお化け役の生徒が、鼻血を出して顔面血だらけになったこと)などを話して大いに盛り上がった。

「鼻血と血糊の区別がつかないんだぜ、マジマジ」

「おまけに白いシャツにまで血がついちゃってさ、リアルでいいってみんなが褒めたら、もうそのままラストまでゾンビ役」

「お前らのクラスそれで学年賞獲ったな」

「いや。冗談抜きで、そうかも」


 話に夢中になりながら、まるで打ち水をしたように清々しい正門を通って校内へと入った。正門を入ってすぐ正面には大きな生垣があり、何十年もそこに立ち、生徒たちを見守ってきた数本の大木が綺麗に手入れをされて並んでいる。昨日からの雨のせいで今日は一段と土と緑の匂いが強く、正門付近はむせかえるようだった。木々のほぼ真ん中に小ぢんまりとした胸像が静かにたたずんでいる。

 真嗣は自分を迎え入れてくれるように何故だか感じるこの胸像に心の中で毎日一礼して通り過ぎるのだった。

「おはようございます」初老の警備員が次々に通り過ぎる生徒たちに向かって挨拶をしていた。ここ数年、学校内に侵入する不審者が全国的に増加し、東辰凪でも被害届けを出すほどの大事には至ってないが、真嗣が知る限りでも、二回侵入者があった。やはり学校側としても、事の重大さをかんがみて正門と西門の脇に警備員が常勤する小屋を設置した。

 いつも正門にいる初老の警備員は、飯村いいむらという一見して定年退職後に再就職したような人で、気さくな人柄の感じのいい人だった。彼は生徒たちにいつも挨拶してくれて、殆どの生徒がそれに応えるかたちで挨拶を返し、校舎へと向かうのだった。 

「おはよう。メッシ」生徒の誰かが『イイムラさん』を『メシムラさん』と呼び、そこから『メッシ』へと変わっていき、あっという間にほぼ全ての生徒から呼ばれるようになっていった。

           *              *


 今年も例年に洩れず六月の上旬より徐々に文化祭の準備がスタートした。真嗣のクラスも第一回目の話し合いがホームルームの時間に行われ、クラス企画委員を務める矢田部が皆に案を募った。大体どんな行事でもそうなるのだが、やる気のある生徒とそれほどでもない生徒が半々くらいに分かれる。それほどでもない生徒は、本番当日は言われた役割はきちんとこなすし、乱す行動はしない。しかし、準備は基本的には非協力的だ。これは毎年のお決まりのパターンとなっている。

 話し合いの中では演劇やパフォーマンス等の幾つかの案が出たが、まだぼやけた感じだった。真嗣は今年のクラスは若干例年よりもやる気のある生徒が少ないように感じた。

 男子校生徒たちの文化祭に於いての、最大の関心事はどれだけ女子高生の注目を浴びるかである。当然、クラス企画の軸となるのは、女子高生を如何に集客出来るかという事で、それは男子校生徒にとって極めて健全な発想なのだ。そして、そのクラス企画には、実際膨大な労力が必要となる。企画アイデアがある者、アイデアを具現化する能力がある者は勿論のこと、その他の諸々の準備、看板や内装など協力人数が多いほど力作になるし趣向を凝らしたものになる。また、参加人数が多いほうが盛り上がるのは事実で、クラスの雰囲気も間違えなく良くなるのだ。

 とりあえず、実行委員の矢田部の提案で、放課後に有志を募りクラス企画の話し合いをする事になった。その日の放課後に集まったのはクラス人数三十九人中、真嗣を含めて十一人。そのうち山室やまむろ木崎きさきの二人は全体の実行委員をやっているので、クラスの基本的戦力にはならない。文化祭全体の事で手一杯なるからだ。二人共やる気はあるし責任感が強く、何よりもいい奴なので、残念だと真嗣は感じていた。

 今回の会合は十一人と少なめだったが、賑やかに行われた。少人数ながらも前向きな連中ばかりが集まったので、色々な面白い企画アイデアが提案され、真嗣は以前からの知った顔以外にも、今回初めて同じクラスになり、頼りになりそうなメンバーが数人いることに気付くこととなった。

 クラス企画委員の矢田部秋則やたべあきのりは啓輔と同様に何度か同じクラスになっている。気心の知れた仲のいい友人だ。彼はギャグセンスに優れたクラスのムードメーカー的存在で、明るくて頼りになる。欠点を一つ挙げるとすれば、相手がのんびりとしたいときでも全く容赦なく100%の元気でギャグを言い、ボケやツッコミを強要する。時には苦痛になることもあるのだ。

 今年初めて同じクラスになった川崎かわさきはアイドルみたいな可愛い顔をしている。授業中は頻繁に騒いでいて、かなりのお調子者だと真嗣は思っていたのだが、友情に厚く頼りになる奴だと今回の会合で判明した。筋肉オタクの原西賢吾はらにしけんごは「ケンゴウ」と呼ばれる愛すべきキャラで腕立て伏せを会合中も始終にしながらも、「俺はなんでも手伝うぜ」と連呼していた。その他にも耕一郎や渡部など頼りになりそうなメンバーが数名いたのだった。

 企画案の中で有力視されているのはパフォーマンスだった。和太鼓を本格的に演奏したらかっこいいとか、海外のパフォーマンスを真似てデッキブラシで音楽を奏でる案とかが提案された。それ以外にも演劇も捨て切れず、いい脚本が浮かんだ者は次の会合で持ち寄ることとなった。また、真嗣の提案でもう少し協力者を増やそうということになり、もう一押しすれば協力してくれそうな人に声を掛けることと、アンケートを作成してやる気度調査を行うことにした。


 実りある会合に満足した面々は、校舎の一階にある靴箱の前にいた。熱く語り合った後なので、皆、気持ちが高揚している。同じ思いを共有した一種の連帯感のようなものをお互い感じていた。そのせいか、靴箱の前で別れを惜しむように、取り留めのない話をいつまでもしていた。

 夕暮れどきの日差しが校舎の昇降口の中まで延びている。校庭からはサッカー部の練習試合の声とテニス部のボールを打つ音が混ざり合って、校舎に反響しながら聞こえてきていた。

「あれ真嗣、今日陸上部休み?」

「そう。だから、今日がいいっておまえに言ったんだよ。矢田部こそ卓球部は」

「卓球部は基本、月木は自主練」

「へー。そうなんだ、いいな」

「アヤチャン、弓道部はいいの?」

「今日は顧問の先生が休みだから、途中で抜け出してきた」

「ああ、顧問、鎌田だろ、アイツ厳しいからなー」

校庭とは反対側、西門付近から騒がしい声が聞こえてくる。皆で声のする方へと歩を進めてみると、大はしゃぎで水風船を投げ合っている全身びしょ濡れの高二の連中がいた。ほぼ全員が真嗣の知り合いで、普段から元気で明るい奴ばかりだ。見つかると間違えなく仲間に引き入れられると思い、真嗣を含めて五人は敬遠し、正門に戻って帰ることにした。残りの六人は喜んで仲間に加わっていったのだった。

 

 夕暮れの空は、瞬く間に黄昏空へと変わり始め、西の空は茜色から紫色へと美しいグラデーションを彩っていた。刻々と茜色は姿を消し、変わって群青色の闇が押し寄せて来ている。正門に向かって歩く五人は何故だか徐々に足早になっていった。

 正門で警備員の飯村に挨拶をすると返事が無く、真嗣が何気に警備員室を覗くと、中にぴったりと収まっている机にうつ伏せていた。具合でも悪いのかと咄嗟に思った真嗣たちは「メッシ、どうしたの」と窓から声を掛けたが動く様子がなかった。警備員室側面の扉に慌てて廻り込んで中に入る。「メッシ、メッシ」揺さぶっても、やはり返事は無い。薄暗くてよく見えなかった、落ち着いて目を凝らすと帽子の下の髪が濡れている。真嗣は触るのが怖かったが、一瞬の逡巡の後、そって触れてみる。そこにいる五人全員、息を飲んで触れる手を見つめていた。ただならぬ状況に誰も言葉を発せず、真嗣の中指と薬指を凝視した。暗がりの中で茶色にも見えるし、紫色にも見える。五人の脳がゆっくりと認識した。

「血だ」真嗣が低い声で言った。背筋に悪寒が走り、中指が妙な震え方をしていた。

「俺、職員室に行ってくる」事態を飲み込んだ矢田部が慌てて校舎へと向かう。

「途中で誰かに会っても何も言うなよ、騒ぎになるから」

真嗣は動揺する自分とは裏腹に、頭の中にいる妙に冷静なもう一人の自分が矢田部の背中に向かってそう言っていた。

「あ、ああ。わかった。あのさ、やっぱケンゴウも一緒に行こうぜ」

色白で餅肌の矢田部の顔が暗がりに浮かび上がった。恐らく、血の気の失せた真っ青な顔をしている。二人を茫然とした様で見送った三人は、暫く無言で立ちすくんでいた。ふと我に返った啓輔が飯村をそっと揺り動かす。

「メッシ、メッシ」

「よく分からないんだけど、揺さぶらない方が良いんじゃないかな。頭を怪我してるみたいだし」

山室は泣きそうな声で言った。啓輔は飯村を揺さぶるのをやめ、背中を上から下へやさしく一度擦った。そしてその手を置いたまま、真嗣に向かって「メッシ、死んで無いよな」と縋るように言う。

「たぶん」

皆、無言。

突然、真嗣は思い出したように、スマートフォンを取り出して救急車を呼ぶ。

「なあ。誰がやったんだろう。犯人捕まってないよな。そばにいるかもしれない」

山室の声は幾分震えている。

 周りの静寂が言い知れぬ恐怖に感じ始めた三人は、狭い警備室に飯村を取り囲んむように詰めて入り込み、完全に扉を閉めた。ガチャリと扉が閉まる音と同時に暗闇の中から何か物音がした。すぐ向かい側にある解体予定の旧校舎の扉が閉まる音のようでもあり、正門の鉄の引き戸の滑車が動く際の音のようでもあった、はたまた警備室の裏手の塀から誰かが飛び降りたときの足音のようでもあった。確実に不穏な物音がすぐ近くでしたのだ。三人全員、顔を見合わせて戦慄した。

 その直後、校舎の方より数名の影が小走りに近づいて来るのがわかった。先生三人と矢田部とケンゴウだ。真嗣ら三人は警備員室から飛び出し、口々に事情を説明し、中を覗いた先生たちはすぐに警察へ連絡した。

 救急車のサイレンが近づいて来る頃には、まだ学校に残っていた部活の面々やびしょ濡れ水風船隊などの生徒たちが、正門に集まってごった返していた。皆、事情を知りたがっていたが、発見者五人は無言のまま何も応えず諦観の様相でじっとしていた。

 飯村は意識は無かったが、生きていることが分かり、真嗣らは一様にほっとした。救急車で運ばれる姿を五人は黙って見送り、先生たちと共に警察署まで行くことになる。諸々の状況を訊かれて千種警察署出たのは九時を過ぎていた。五人全員の保護者が迎えに来ていて、真嗣が警察署内の談話室か待合室のようなところに行くと、両親が心配そうな眼差しでこちらを見ている。他の五人の親も一斉に立ち上がり、息子たちは無言でそれぞれの親の前に立つ。先生が「今日のところは時間も遅いですし、生徒も動揺し疲れていると思うので、また改めて連絡します」と小声で告げて、静かに解散となった。

 

 警察からの帰り、車の中で真嗣は外の景色を見つめていた。名古屋の街を通り過ぎ、国道22号線を走っていた。名古屋市街と岐阜県をつなぐ幹線道路である22号線は、大抵混雑している。しかし今日は平日の上、十時近くでもありスムーズに流れていた。真嗣は流れ行く夜景を眺めながら飯村のことを考えた。運転席に座る父も助手席に座る母もそっとしていてくれている。

 今朝、登校のときに見たメッシの笑顔が思い浮かび、その次には警備員室に俯す、うっすらと苦悶の表情が滲んだ横顔が浮かんできた。そして、また朝の笑顔のメッシを思い出す。急に、喉の奥のあたりから、何かが突き上げてくる。吐いてしまいそうなのか、泣きたくなって何かがこみ上げてきているのか、よくわからない。

 警備員の飯村はメッシという呼び名を気に入っているようだった。「メッシ」と呼ぶと「はいはい」と少し照れているような返事をしてくれた。半年ほど前だったか、中学生が「警備のおっさん」と若干の揶揄の入り混じった言い方で呼んでいるのを見掛けたことがある。穏やかな顔つきではあったが、はっきりとした口調で「私は君の言う、警備のおっさんではないよ。東辰凪の番人だ」と答えていた。中学生は意味が分からないような顔でとりあえず引き下がって去っていった。メッシのジョークはイマイチうけなかったが、あしらい方は上手いなと感心したものだ。

 ある日の午後、警備の交代時間だったのだろう、校庭の隅でメッシと出くわした。メッシはそぞろ歩きをしているかのようにのんびりと、学校のあちらこちらを眺めながら歩いていた。

「この学校は歴史が古いなあ。百年以上前からここにあるんだってなあ」とまるで独り言のように話しかけてきた。

「そうですね。もうすぐ百二十年になるみたいです」

「百二十年か、すごいねえ。そういえば、この学校には龍にまつわる昔話があるみたいだね」

「らしいですね、俺たち生徒はあまり知らないですけど、まあ、興味無いっていうか・・・」

と、口ごもると「まあ、そんなもんだよ」と笑っていたことを思い出した。しかし、今思い返すと寂しげな笑顔だったような気がする。どんな昔話だったのか教えて欲しかったのかもしれない。折角、務めることになった学校だから、歴史とか、逸話とか知りたかったのかもしれない。

 真嗣は自責の念にかられていた。適当に受け流し、メッシの思いを邪険にしたのではないだろうか。そんな風に考え始めたら、いても立ってもいられない気持ちになってくる。人は事件や事故に巻き込まれて、自分は無傷だったり、軽傷だったりすると、何か自分には出来たのではないかとか、自分が至らなくて誰かが大怪我をしてしまったのではないかとか、全く以って理不尽な考えをしてしまうことがあるという。真嗣はたぶん、それに近い症状に陥っていた。元気になったら、メッシを喜ばせたいと思った。もしくは、つぐないたいと何故だか思ってしまっていた。


 



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