一発目☆スタート
※処女作ですので、温かく見守って下さると嬉しいです。
※誤字脱字があれば教えて下さい。
※つまらないからと、批判中傷はおやめ下さい。
※のんびりのほほん更新ですが、お付き合い下さい。
普通の制服をお洒落に着こなし、ほどよく伸ばしたサラサラの金髪。
ほんのりタレ目の澄んだ瞳。
誰もが見惚れる整った顔立ち。
抱いた女は数知れず......と、噂されてはいるが。
実は..........。
「愛する女は一人だけだぁーーーーっ!!!!!」
なんとなんと、純粋BOY。
→ → → → → → → →
ここは花蜜学園高等部。
制服は普通だけど、綺麗な学校なんじゃね?
....あぁ、俺が誰かって?
俺の名前は丹神 響夜、16歳だ。
そんでもってこの学園に入学したばかり。
あ、でももう1ヶ月はたったな。
憧れの高校生活。
......でも現実は、ちょっと違った。
―ガラッ
響夜「はよース」
『きゃーっ、響夜くん来たー!!!』
『おっはよう響夜くーん』
響夜「......」
はっきり言って、ちょっと嬉しい。
でもいいなって子はいない。
っていうかくっつくな。
「はぁ....」
入学してから毎日、こんな感じ。
おかげでいろーんな噂(主に悪い噂)が流れまくってて、友達なんて出来やしない。
響夜「....あー、泣ける」
一人席について、んな事呟いていた時だった。
「......なんで?」
響夜「!!!?」
俺に話し掛けてきた女がいた。
隣の席で、いつもツインテールで、そんで.....
響夜(はじめて話し掛けられた.....)
「....?」
響夜「...あっ! え、えと....その、あの...」
....なんだ俺。
はっきり言えってーのっ。
「......ま、いっか。オハヨ」
答えたくない事だと思ったのか、女はそう言った。
確か名前は....
響夜「おっ、おおおはよ...う......」
どもりまくりだろう。
―ガラッ
「授業始めるぞー」
先生が入って来て前をむいた彼女。
「.....わたし、奈々だよ」
ぼそっと言ったのは.....名前?
「......朝霧 奈々(アサギリナナ)、だよ」
響夜「あ......うん。俺、丹神響夜で...」
奈々「....知ってる」
慌てた俺は自己紹介をはじめてしまった。
そりゃ、普通は名前知ってるよな....。
奈々「よろしく」
そう言って笑う、ツインテールな彼女。
奈々.....
響夜「よ、よよろしく....です」
そして、物語はスタートした。