始まり
高校生活で経験すること
青春、恋愛、部活、これからが挙げられる
はっきり言おう。そんなものは生ぬるい。
水泳部に入って筋肉バキバキになって何やかんやで可愛い子と付き合うことこそ完璧な高校Lifeである
え?水泳部じゃなくても出来るんじゃねって?うっせぇ!黙ってろ!なんか水泳部ってかっけぇじゃねぇか!
俺の通っている城丘高校は男女共学のマンモス校だ。一学年約600人ほどいる。そのためか部活も種類が多い。アニメ研究部とか山岳部とか結構迷ったけど、やっぱり運動部の方が友達できるよね!
何故ここまで部活に賭けているか。それは初めのクラスの自己紹介が失敗し、陰キャまっしぐらなためである。ほらいるでしょ?陰キャなのに陽キャぶって恥ずかしくなる奴。あれ俺
第一印象が大切だと思い、アムロ・レイの真似をしたのが原因だ。まさに父さんに殴られたかのような沈黙。お通夜はここにあった、と言わんばかりの静けさ。愛想笑いの1つも起きず、泣きそうになった。あの名作見てないやつが悪いやろ。これこそ事故紹介ってね!つまんな
今日は体験入部だ。やっぱり水泳部に決めた!クロールと平泳ぎしか出来ないけどなんとかなるべ!
ルンルンでプールサイドに向かった俺。可愛い先輩とかマネージャーとか居るんだろうなー。うふふ…
「俺は犬かきがしたい!自由形なのになんでクロールって決まってんだ!名前詐欺だろ!」
えぇ。水泳知らねぇのかよ。むしろ怖いよ
馬鹿丸出しの訴えを受けているのは老人。ダンブルドアを和風にした感じ。おそらく顧問だろう。はっきり言ってやれ。お前は水泳向いてないって
「お前…天才か」
え?
「確かに自由型は自由であるべき。クロールって決まってることがおかしい…長年顧問をやってきたが初めて気づいた。お前のような意欲を持った部員は珍しいよ。白いキャンパスの上にお前の思い描く自由形を描け…」
「先生…俺犬かきでてっぺん取ります!いつか城丘高校の猛犬って呼ばれるように頑張ります!」
え…感動…ってなるか!なんの茶番だよ!顧問も馬鹿か!犬かきでクロールに勝つとか絶対無理だって
入部前に衝撃的なものを見てしまった。どうしよ。水泳部やめろうかしら。今ならアニメ研究部に変更できるな
「君、新入部員?」
え?まともな人だ!やった!と振り返ったら目の前にはフルチンのナイスガイ
水泳部って馬鹿ばっかなの?
ふりそでと申すものです。よろしくお願いします。
初めての作品ということで書かせて頂きました。どうだったでしょうか?つまんなって思った方は申し訳なかったです。また見たいと思った方はコメントお願いします。
ここで余談なのですが、わたし自身水泳部に所属しておりました。この作品はわりと自らが体験してるものが多くなると思います。水泳部に所属してる方は分かるわー!ってなっていただける内容になって欲しいと思います。
ということでまたお会いするかは分かりませんが、小説家気取りさせて頂きました。この作品に目を通して頂きありがとうございました。みなさんの活躍を祈って後書きを終わらせていただきます。