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第九話 耐毒の指輪

 ダンジョンから出ると、まだ日は高い位置にあった。


「お疲れ様でした。はやいですね。稼げましたか?」


 俺と同じ位の歳の若い兵士が声をかけてくる。入ったときとは別の兵士だった。


「ええ。でかいゴブリンに襲われて大変でしたよ」


 笑顔で答えかえす。俺の返答に兵士は驚いた様子だった。


「ゴブリンリーダを倒したんですか?」


「それかはわかりませんが、普通のゴブリンより大きい奴でしたね」


「間違いなさそうですね。おめでとうございます」


 自分のことのように喜んでくれている。


「ありがとうございます。レックスです」


 手を差し出し握手を求める。


「どうも。ピーターです。毎日ここで警固の仕事をしていますので、よく会うことになると思います」


 ピーターさんは俺の手を固く握りかえしてくれる。なかなか気持ちのいい人だ。



 ピーターさんに別れを告げ街へと戻り、ギルドを訪ねる。時間的にまだ早いせいだろうか。訪れたときと同じように閑散としている。カウンターでは、まだステラさんが窓口業務をしていた。


「またこられたのですか。随分と早いですね」


 窓口へ進んでいくとステラさんと目が合った。


「ええ。今日は一階層目だけにしましたので」


 ステラさんは俺の言葉になぜかきつい目をした。


「もう迷宮に入られたのですか。しかも一階層……。ゴブリンリーダには出くわさなかったですか?」


「ああ、でかいゴブリンのことですよね。それまでのゴブリンとは比べ物にならないくらい強くて、あれには参りました」


「やはり居たんですね。大きな怪我もないようですし、無事でよかったです。それで何か御用ですか?」


 綺麗な女性に心配されるというのはいいものだな。


「受けていたクエストの報告です。ゴブリンの牙を持って来ました」


 頭陀袋の中からゴブリンの牙を取り出し、カウンターに乗せる。


「はい。それでは確認してきますので、少々お待ちください」


 カウンターの上の牙をトレイに乗せていたステラさんの手が、一際大きなゴブリンの牙で止まった。


「それですか。それがゴブリンリーダの牙ですね。もしかしてゴブリンの牙とは種類が違ってしまうんですかね」


「ゴブリンリーダを倒されたのですか」


 俺の質問には答えず、逆に質問してきた。


「はい。少し手こずりましたが」


「すごい……」


 綺麗な女性に驚かれるというのはいいものだな。『大きい……』とか言われてみたいものだ。何の話だ。


「確認してきますので、少々お待ちください」


 ステラさんはゴブリンリーダの牙もトレイに乗せ奥の扉へ消えていった。



 待つこと数分。ステラさんが小走りに戻ってきた。


「ゴブリンリーダじゃないじゃないですか! ゴブリンジェネラルですよ!!」


「えっと違いがわからないんですが……。そもそもゴブリンとリーダの違いも知らなかったので」


 俺の返答に呆れ顔だ。


「他よりも大きな部屋に現れませんでしたか?」


「ええ。十字路を二回越えた先の広い空間でしたね」


 ステラさんはため息を吐いた。


「そこです……。そこに現れるのはゴブリンリーダじゃなくてゴブリンジェネラルじゃないですか! 本当に知らずに今日一階層に行かれたんですか!?」


 人のあまりいない静かなギルド内にステラさんの声が響き渡る。


「はい……」


 ステラさんの剣幕に自然と答える声も小さくなった。


「まだ混んできていませんし、今日は私から説明させていただきますね」


「お願いします……」


「まず今日は大禍日と呼ばれる日で、二週間に一度のペースでやってきます。迷宮内の特定の階層に普段よりも強力な魔物が現れる日です。現れる階層は一階層、五階層、十階層……といった感じです。危険なのでこの日、その階層をメインに探索されている探索者は一つ上の階層を探索されることが多いようですね」


 それで俺以外の探索者と会わなかったのか?


「現れる魔物は、その階層の魔物を強力にした個体です。何が現れるかは出現してからでないとわかりません。一階層でいえばリーダとジェネラルのどちらかが現れます」


 で、あの俺が倒したでかいのはゴブリンジェネラルだったと。


「出現にはパターンがあります。一階層でいえば、リーダならば小部屋、ジェネラルなら広間といった感じです」


 小部屋は三つ確認した。四分の一を引いたようだ。運が良いのか悪いのか。


「ゴブリンジェネラルはリーダよりも強力な個体です。十階層を攻略されている探索者なら安全に倒せるくらいでしょうか。リーダ討伐の適正階層は五階層くらいになります」


 つまり今の俺でも十階層は攻略可能ということだ。


「大禍日についてはこんなところでしょうか。すみませんでした」


 ステラさんが深々と頭を下げてきた。なぜか急に謝られた。


「大禍日は私達ガザリムに住む者にとっては当たり前のことです。当たり前のことすぎました。事前に説明しておくべきでした。本当にすみません」


「いえ、事前に調べていなかった俺も悪いですし……」


 俺の言葉にステラさんはキッとこちらを睨みつけた。


「もちろんです。大禍日についてはまだしも、その装備は何なんですか。てっきり迷宮に入る前に防具を整えられると思っていましたが?」


「はい……すいません……」


「探索者に必要なのは強さもそうですが、それ以上に準備です。事前に準備しておけば不測の事態に陥ったときにでも対処は可能です。わかりますよね?」


「もちろんです。これからはしっかりと準備して行きます!」


「お説教になってしまってすみません。ですが本当に無事にお帰りになられてよかったです……」


 綺麗な女性に心配されるのってやっぱりいいなあ。


「レックスさんに何かあったらソールも悲しみます……本当にこれからは気をつけてくださいね!」


 ああ、俺の心配じゃなくてそっちの心配ね。今日はトマスさんにお願いして娼館にでも連れて行って貰おうかな。……ソールさん抜きで。


「それではクエストの精算をさせていただきますね。ゴブリンの牙五本確認させていただきました。クエスト報酬の銀貨五枚になります。それとゴブリンジェネラルの牙はどうされますか。クエスト対象品になっていますので、お売りいただければレックスさんのクエスト達成回数に追加させていただきますが?」


 トマスさんなら買ってくれそうだが、クエスト回数が増えるのはありがたい。


「買い取ってください」


「わかりました。ではゴブリンジェネラルの牙の代金が銀貨五十四枚。合計で銀貨五十九枚になります。金貨でも御渡しできますがどうされますか?」


 使う当てはまだたくさんある。銀貨のほうが便利だろう。


「銀貨でお願いします」


「はい、ではお確かめください」


 ステラさんから銀貨を受け取る。それにしてもゴブリンジェネラルすごいな。通常ゴブリン十体ぶん以上か。結構稼げる。放置されている意味がわからない。俺なら十階層まで進んでいても、大禍日には一階層のリーダかジェネラルを狙うが……。


「ゴブリンジェネラルの牙って結構高いですよね。おいしい魔物だと思うんですが、どうして他の探索者はいなかったんでしょうか」


「ジェネラルが現れることはほぼありません。そのほとんどがリーダで、リーダの素材全てを持ち帰っても銀貨三十枚程度です。ゴブリンジェネラルを倒せる探索者なら、その方にあった階層を探索したほうが儲かりますからね」


 なるほど。俺は本当に運がよかったんだな。そういえば銀の指輪もあったんだ。あれも売れるのかな。売れるようなら防具の足しにしたい。


「ゴブリンジェネラルを殺したときに銀の指輪も拾ったのですが、そちらも買い取っていただけるんですか?」


 ステラさんが目を見開いた。


「本当に運がいいですね。ジェネラルのレアドロップだなんて……。トマスさんとお知り合いでしたよね。買い取ることはできますが、クエスト対象品ではありませんしトマスさんにお見せになられたらどうでしょう。そのほうがお金になると思いますよ」


 そうか。ならトマスさんに見せることにしよう。


「今日は色々ありがとうございました」


「いえ、レックスさんのご活躍をお祈りいたします」



 準備が大切だ。調べたいこともあった。資料室へ行くか。資料室は……。


「ちょっとそこの貴方」


 資料室は二階らしいのでカウンター脇の階段を登る。


「ちょっと……」


 二階に上がると細い廊下が続き、扉がいくつも並んでいた。一番手前の扉に資料室と書かれていたので、ドアノブに手をかけた……ところで、俺の肩に手がかかった。


「ちょっと、聞こえていませんでした?」


 振り返ると、高貴な雰囲気を纏った綺麗な女性がいた。街中ですれ違っただけでも目を引く美しさだ。


「すいません。聞こえてはいましたが、俺に話しかけているとは思わなかったので」


「少しお話があるのですが、かまいませんでしょうか?」


 身長は俺と同じくらい。長い金髪をゆるく巻いている。細く整った眉に、意志の強さを感じさせる大きな目。鼻はすっと通り、唇は桜色だ。防具を身に着け、腰には剣を帯びている。歳若いのに、出るところは出ていて、女を主張している。見れば見るほど非の打ち所がない。ステラさんも綺麗だったが、こちらの方は現実感がないほどだった。


「かまいませんが、どんな御用でしょう?」


「さきほどカウンターでお話しているのが耳にはいりまして……。ゴブリンジェネラルをお倒しになられたとか……」


「ええ。そうみたいです」


 近い。廊下が狭い為にやたらと近い。綺麗な顔が間近にある。その上、やたらといい匂いがする。花の甘い匂いだ。心拍数が跳ね上がっているのがわかる。


「そのうえ、レアドロップも手に入れられたとか」


 そこまで聞かれていたのか。やっかまれるかもしれないな。人が少ないからといって無闇に話すべきじゃなかった。これからはもう少し慎重になろう。だが、もう聞かれてしまっていたのなら仕方がない。


「ええ。銀色の指輪でした」


「それをお譲り頂くことは可能でしょうか? 金貨三十枚でいかがでしょう」


 金貨三十枚ですか。大金だ。だが、俺はこの銀色の指輪の効果すらしらない。高いのか安いのかわからない。まずはトマスさんに見て貰ってから決めたいな。


「申し訳ないのですが、知り合いの商人に見せてからでもいいですか?」


「わかりました。それではその方の所へ参りましょう。案内してもらえますか」


 資料室に用が……。『また今度で』とは言えなかった。男は誰しも綺麗な女性には弱いのだ。




 エレアノールさんとトマスさんの店に向かう。エレアノールさんとは先ほどのとてつもなく美しい女性の名前だ。名前まで美しく感じるのだから不思議だ。


「……」


「……」


 もちろん会話は弾んでいない。黙々と歩く。女性とこ洒落た会話など俺にはハードルが高すぎる。



「着きましたよ。ここです」


 自分の店かのように自慢げに言ってしまった。


「そうですか。それでは入りましょう」


 何の感情も示さず、店へと入ってしまった。もう少し何かあってもいいのではないだろうか? 慌てて追いかける。エレアノールさんは高貴な感じだったし、高級店など見飽きているのかもしれない。


 私に気付き店員が近づいてきた。


「トマスさんはいらっしゃいますか? お会いしたいのですが」


 そう言うと、すぐに邸宅のほうへ案内してくれた。邸宅に入るとすぐにトマスさんと出くわした。


「おや、レックスさん。今日は迷宮に行かれたのではなかったのですか。もしかしてアレですか?」


 アレとは娼館のことだろう。ちょっと隣にエレアノールさんがいるんですから、変なこと言わないでください。


「いえ、実は見ていただきたいものがありまして。こちらの方はその関係でお連れしましたエレアノールさんです」


「エレアノールです。よろしくお願いします」


 優雅なお辞儀だ。動作のひとつひとつが全て美しい。そういった教育を受けていたのは間違いなさそうだ。貴族のご令嬢なのかもしれない。


「ご丁寧にどうも。こちらで店を営んでおりますトマスと申します」


 そんな美しいエレアノールさんにもトマスさんは何の感情も動かされなかったようだ。


「立ち話というわけにも参りません。こちらへどうぞ」


 応接室に案内された。


「それで見てもらいたいものとは?」


「これです」


 事情を説明しながら、トマスさんに銀の指輪を手渡した。


「初日からゴブリンジェネラルを……。さすが私が見込んだレックスさんだけありますね」


 初日という言葉にエレアノールさんも驚いたようだったが、何も言わなかった。


「それでは拝見させていただきます」


 トマスさんは様々な角度から指輪を見ている。


「確かに。これはゴブリンジェネラルのドロップ品、耐毒の指輪ですね。過去にも何度か取り扱ったことがあります」


 耐毒の指輪というくらいだから毒に耐性を持つのだろう。エレアノールさんは何故そんなものが欲しいのか?


「エレアノールさんにその指輪を金貨三十枚で買いたいと言われたのですが……」


「ゴブリンジェネラルのレアドロップですからね。ほぼ市場には出回らないので、相場といったものはこれといってないのが現状です。ただ金貨三十枚は安すぎると……」


 その言葉に、エレアノールさんは悲しげな表情を見せた。貴族かと思ったが、それほど金に余裕があるわけではないのだろう。


「どうしてエレアノールさんはそんなにこの指輪が欲しいのですか?」


「詳細は言えませんが、家族が暗殺されるかもしれないのです」


 かなり深刻そうだ。


「わかりました。では金貨三十枚でお譲りしますよ」


 エレアノールさんは笑顔を見せたが、すぐに表情を戻した。


「ですが、この方は安すぎると……」


「私は相場について申し上げただけ。レックスさんの物ですからね。レックスさんがお決めになられるべき事です」


 トマスさんはにこにこと笑顔を浮かべている。


「ええ。かまいません。エレアノールさんにお売りさせていただきます」


「すみません」


 俺とトマスさんに頭を下げる。金貨三十枚を受け取り耐毒の指輪を渡す。商談は成立だ。


「トマスさんわざわざありがとうございました。鑑定していただいただけになってしまって」


「いえいえかまいませんよ。レックスさん後でお話があるのでまたいらしてもらえますか?」


 なんだろうか。娼館の話だろうか。


「わかりました。エレアノールさんをお送りしたら戻ってまいります」


 エレアノールさんを連れ店から出る。


「ここでかまいません。今日はありがとうございました」


 優雅なお辞儀を見せるエレアノールさん。


「こちらこそありがとうございました」


 こんな綺麗な女性と知り合いになれたことへの感謝だ。エレアノールさんは怪訝な顔をしていたが。


「それで、もうひとつ頼みがあるのですが……」


「なんでしょうか?」


 エレアノールさんの頼みなら何でも聞いてあげたい。


「私とパーティを組んではくれないでしょうか」


 なんと。パーティのお誘いだ。こんな綺麗な女性とパーティを組めるなんて、こちらからお願いしたいくらいだ。


「俺は今日迷宮に入り始めたばかりです。とりあえずはソロで五階層まで攻略したいので、申し訳ないですが……」


 だが、それとこれとは別だ。別に女性ときゃっきゃうふふするためにガザリムに来たわけではない。


「私もまだ四階層までしか行けていません……。ではレックス殿が五階層を攻略したときに、またお誘いいたします。その頃には私も五階層までたどりつけているはずです。では」


 そう言ってエレアノールさんは去って行った。歩く後ろ姿も綺麗だった。ずっと見ていたいがトマスさんに呼ばれていた。戻るとしよう。



 トマスさんの家に戻るとダイニングへと通された。


「とても綺麗な方でしたね」


 トマスさんはエレアノールさんを思い浮かべてか、顔をだらしなく緩ませている。先ほどは関心なさげだったのに。


「商人ですからね。あの場は商談の場でした。女性に弱いと知られれば、そこを突かれて足元を見られます。いやあ、それにしても本当にお美しかった」


 商人はすごいな。いや、トマスさんがすごいのか。やはりこれほど大きな店を持つだけのことはある。


「レックスさんはその点、全然でしたな。美しい女性の悲しげな表情にころりとやられ、金貨三十枚などという少額でお譲りになられるとは」


 このことが言いたかったのか。だが俺はあれでよかったと思っている。


「俺は商人じゃありませんからね。トマスさんのような才能はありませんよ」


「レックスさんは商売人としても才能をお持ちかもしれませんよ。私がレックスさんと同じ立場でもあの時は金貨三十枚で指輪を売ったでしょう」


 先ほどと言っていることが違うような……。


「レックスさんはそこまで考えておられなかったかもしれませんが、あの方は間違いなく大貴族の親族でしょう」


「確かに立ち居振る舞いから正式に礼儀を学んだことがあるなとは思いました」


「あの方は毒殺と仰られました。権力争いの多い貴族の定番ですよ。供の一人もなく、金銭的にそれほど余裕があったわけではない。だが、家族の身を案じ金貨三十枚を払っても助けたいと。今は家を出た身でしょうが、家族仲はそれほど悪くはないのではと思いました。大貴族の方と縁を結べるなら安いものですよ」


 なるほど。すごいなトマスさん。商売人の鑑だ。


「まあそんなことはいいでしょう。レックスさんのゴブリンジェネラルの討伐を祝して今日は盛大に御もてなしさせていただきますよ」


 宴は昨日したばかりだ。昨日の今日なんだが。


「いえ、せっかく宿も取っていただきましたし……」


「心配には及びません。こちらで先ほどキャンセルさせて頂きました」


 仕事が早い。フットワークの軽さもトマスさんが成功した秘訣だろうか。


「それで宴の後はどうしますか。金貨三十枚もお持ちなら最高のサービスを受けられますよ」


 結局はそれか。こちらの世界に来てそれどころではなかったというのもあるが、確かに溜まっている。俺も嫌いではない。


「そうですね……。ではお願いします」


 俺の言葉にトマスさんは喜色を顕わにする。


「そうですかそうですか。ソールも喜びます」


 一番嬉しそうなのはトマスさんですがね。今日はエレアノールさんともお知り合いになれた。ソールさんの同行も許可しよう。寛大なのだ。


 それじゃあ盛大に行こう。

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