人狩り少女と優男15
更新です
最奥にあたる洞窟の前までやってきた巽は一人考えていた
「水、汲んで薬草取ったら里に帰るか…だけど…」
この洞窟は黄泉の平坂に通じている…という伝説があるつまりは
「母様…の場所の近く、か」
その昔あの兄妹喧嘩が終わった後、イザナギはこの泉で体を洗いそしてこの泉の精と関係を持ち早速三人の息子、娘を授かるのだがまた別の話になるため
「…母様ごめんなさい、龍治のために草と水貰っていきます!」
割愛させていただく
こうして草と水を手に入れさらに森のなかで熊肉と猪肉を手にいれそれらを土産に里に帰った
だがこのとき里では重大な決断を迫られていたのだが…
「ただいま!母ちゃん、これ鍋にしといてな」
巽はまだ知らないこの決断のせいで自分の運命がガラッと変わるということを…
「お帰り巽、早速で悪いんだけど…爺様のとこ行っといてくれるかい?」
「おぅ…じゃ母ちゃん鍋、お願いな」
こうして村長の家に向かった巽
その頃、龍太はというと
「おっちゃんできた?」
「龍太…か、少し扱いづらいができたぞ」
なにやら作って貰っていたのであった…
こうして人狩り少女の物語は一旦の落ち着きをみせるのだが 、これまではただの始まりの物語…
ここより
全てが始まるのであった
第一部第一章
完です
ここまでお読みいただきありがとうございましたm(_ _)m
引き続き第一部第二章…がんばります