人狩り少女と優男10
更新です
龍の里では襲撃が成功したために、宴が行われていた
「飲め、ほら巽!お前も飲め!俺の酒が飲めねぇってのか!?」
「うわ…おじさん酒くさ!、いい加減にしときなよ、おばさんに怒られるよ?」
男も女も肝をアテに酒を飲む、そこには今日も生き長らえることができた…と喜ぶ人たちの姿が見えていた、ただこの平和もいつまでも続くとは限らないのだが、今はまだ巽は知らないのであった…
一方その頃の鯉太郎は…というと
(…あと三日か…ちょうど団子屋があるし、よって行くか)
前に巽とニアミスをした団子屋に鯉太郎はよることにして一休みしようとしていた
「ふぅ…すんませ~ん!団子と茶一人分!」
面をはずし茶と団子が出来るのを待つ鯉太郎であった
「まいど!ちょっと待ってな」
それから少し時間がたち…
「お団子とお茶、お待ちどうさま」
「いただきます…うまいな」
団子をほおばっていた
食べ終わり面に手にもってお代を払いに行き
「おばちゃんいくら?」
「おや狐のお面とは良いの持ってるねお客さん…?」
「へへ、良いだろ?お金置いとくよ」
「そうだね…12文だよ…あらあらこの前の旅人のお兄さんじゃないか!?」
「あいよ…オイラこの前ここによったっけか?」
小銭の小気味よい音が響いた
「あんたみたいないい男なかなか忘れないよ…生きてたんだね…そういえば最近また龍が暴れまわってるらしいからきをつけてね、」
「へへ、ありがとなおばちゃん」
そして鯉太郎は面をつけて歩き始めた、なんだかんだで面をつけたりはずしたりしながら歩く鯉太郎であった
頑張ってますo(^-^)o