表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/3

プロローグ

地球が滅んで、約1000年が経っていた。

宇宙のホシを総て巻き込み、起きた大規模な戦争…

フィニア大戦争。

剣を持った勇気ある者共は地球の為に戦った。そして人間はついに。

あの禁断の石を使ってしまった…

フィニア石を…

フィニア石はまたたくまにに世界を崩していった。

それから…

フィニア石の結晶は、大きな星を作る…。

『ネロジェサス』を。そして新しい生命が現れる…。

「セイスぅ〜!!」

ある女…なんてのはすぐ分かる。

その女の名は、ロディア。

ヤケにとがった耳、紅の髪、蒼い眼…特徴が有りすぎてホント、俺らと同じ種族だと思えない。

でもコイツも一応ニンゲンらしい。

「どぉしたんだよ…そんなに焦って…。」

俺は眠そうに目を擦る。特に眠いってワケでも無いが、仕方がないクセだ。

「ちょっとセイス!!今日は式典があるの、忘れてナイ??」

「なんの式典だよ…。」

「皇女様誕生式典!!」

「お前…式典の名を変えてねぇか?」

「だって、本来の名前なんて分からないもの!!とりあえずね、セイス、もう始まるのよ!!早く行かなきゃ!!」

「俺、行くなんていつ言った?」

「むぅ!!私が決めたの!!」

からかうと楽しいなぁ〜コイツ。

なんて考えていると。

「セイス!!早く行きましょ!!」

はいはい…と俺は頷いた。

この曖昧な返事が、俺を悲しい道に引きずり込んでいったコト…

知るよしもなかった。

悲しい、悲しい

その

「みち」

に…

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ