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神と精霊に愛された少女  作者: 篠山 光
第1章 地の精霊編
5/7

少女たちのこれから

更新がとても遅くなってしまいましたorz

最近なかなかネタが思い浮かばないのです・・・


次回は出来るだけ早く更新できるように頑張りますっ!

明日香とシャルルは精霊に案内された部屋でくつろいでいた。

「これからどうする?」

私はベッドに寝転び、ぼんやりと土の天井を眺めながらシャルルに問いかける。

「案は3つほどあるけど・・・シャルルはなにか案ある?」

「私ですか?・・・せっかく始祖精霊と会えたんですしこれを機に世界にいる始祖精霊を巡る旅はどうです?」

シャルルはかわいらしく小首をかしげながら提案してくれたので抱きしめたくなる衝動を必死に抑えながら返答した。

「シャルルも私と同じ考えなんだ~」

私の答えにシャルルは目を見開き、口元を優雅に手で押さえながら言った。

「あら、明日香もですか」

「うん。あとの2つは長老に頼んでここに住まわせてもらうのと、ここを出て人里で暮らす、かな」

「それもいいですね」

たしかにその2つもいいけど私の中ではもう決まってるんだよね!

「まあその2つも言っといてなんだけどね?私の中ではもう決まってるの」

「じゃあそれにしましょうか」

シャルルは内容も聞かずに同意するものだから私は思いがけず素っ頓狂な声を出してしまった。

「ふぇっ!内容も聞いてないのに私の案に賛成してくれるの?」

私の言葉にシャルルは当然だとばかりに胸を張って答える。

「私は明日香と契約を結びました。だから明日香について行くのは当然ですよ」

私はシャルルの言葉に思わず目から涙があふれてきた。

「・・・ぐずっ、う、うぇ~・・・」

「あ、明日香?!どうしてなくんですか?!ええと、こんな時どうすれば・・・」

シャルルはいきなり明日香が泣きだしたからどうしていいのか分からずおろおろとするばかりだ。

シャルルがおろおろしていると明日香がいきなりシャルルに抱きついてきた。

「明日香?どうし――」

「・・・シャルル、ありがとうね」

明日香はシャルルの言葉をさえぎって感謝の気持ちを伝えた。



明日香side


「私は明日香と契約を結びました。だから明日香について行くのは当然ですよ」

私はシャルルのこの言葉を聞いた瞬間、今まで味わったことのないくらいの心が温まる気持ちを実感した。

その気持ちを実感した途端、いきなり目頭が熱くなってとめどなく涙が頬を伝っていく。

シャルルに心配かけまいと必死に止めようとしたがそれでも止まらず涙はいつまでも流れる。

そんな私を見たシャルルはどうしていいのか分からないのかさっきからずっとおろおろしている。

・・・ありがとう、今までこんなに心があったまることなんてなかった。シャルルが私にこの気持ちをプレゼントしてくれたんだ。

そう思った途端、私は思わずシャルルを抱きしめていた。

シャルルが何か言っていたがそれをさえぎって微笑みながら『ありがとう』と感謝の気持ちを伝えた。

顔をあげるとシャルルの顔が近くにあった。

その表情はどこか嬉しそうな表情をしていた。

そして、私はもう一度シャルルに『ありがとう』と言った。



end


シャルルside


私の言葉を聞いた明日香はいきなり泣き出してしまったからどうしていいのか分からなかったのでおろおろしていました。

そうしていると明日香はいきなり私に抱きついてきました。

どうしたのか聞くと私の言葉をさえぎり、ありがとうと女神のような微笑みを浮かべながら私に言ってきました。

明日香はとても可愛いので微笑まれると鼻血が出そうになっちゃいます。

それと同じくらいに明日香の言葉に対して嬉しく思う気持ちが私の中にあったので私の意図せず私は微笑んでいました。

明日香は私に受け入れてもらえてうれしかったのかもう一度『ありがとう』と言って泣き疲れたのか私の腕の中で眠りにつきました。


end

今回は明日香とシャルルの絆を確かめ合った回でした


感想を貰えると励みになりますので待ってマース?!

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