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神と精霊に愛された少女  作者: 篠山 光
第1章 地の精霊編
4/7

精霊の住処

そろそろ中間テスト始まります・・・

ま、それに向けて勉強などそこらに居る優秀な生徒とは違い全くしませんがwww


では、読みづらい文だと思いますがお楽しみあれ~


※5月20日タイトル訂正

内訳:「精霊との契約」→「精霊の住処」

「・・・ここ?」

「・・・どうやら、そのようですね」

私は表情を引き攣らせながらシャルルに尋ねた。

なぜ、私が表情を引き攣らせたのかというと目の前にあるのは祠ではなく立派な洞窟だったからだ。

「精霊さんは祠だって言ってたんでしょ?」

「ええ、間違いなく『少し大きい祠』だと言っていました・・・」

・・・精霊さんの少しは少しじゃないよ

私たちが祠の前で立ち尽くしていると中から見るからに偉そうな精霊さんが此方へ寄ってきた。

『我ら精霊たちの住処に何用じゃ?』

警戒心たっぷりな物言いにたじろぐ。

「え!ええと、その~、少しの間だけ精霊さんたちの住処に居候させて貰えないかと思ってきました・・・」

話している間にほかの精霊さんたちがぞろぞろと祭りを見るような雰囲気を漂わせながら集まってきたのでどことなくアウェイ感を感じ、尻すぼみに声が小さくなっていき、最後のほうはちゃんと聞きとれたか分からないくらい小さかった。

『なに?我らの住処に居候させてほしいとな?』

その精霊さんの言葉に集まっていた精霊さんたちのうちの一人が

『いいんじゃないですか?長老。その可愛い嬢ちゃんと俺も話したいですし』

というと、その近くに居た精霊さんが

『といって襲うんじゃねえだろうな?』

と冗談交じりに言うと周りに居た精霊さんたち全員がどっと笑いに包まれる。

『そ、そんなわけないぞ!』

『どこまで本気なのやら。長老、あっしもその嬢ちゃんと話してみてぇっす。だから、少しの間くらい居候させてやってもいいんじゃないですかい?』

他も精霊さんたちもみんな話してみたいと言いながら頷く。

「私からもお願いします」

ここまで沈黙を保っていたシャルルが口を開くと

『ん?もしやそなたは・・・』

長老精霊さんはシャルルの声を聞いた瞬間、信じられないような表情を浮かべた。

「はい、あなたの思っている通りですよ」

『どこか懐かしい感じがその娘からすると思ったら神どのがついていたのですか』

よくわからないような表情を浮かべているとシャルルが説明してくれた。


その昔、世界創生の時にシャルルはこの地に地水火風のほかに雷、光、闇のそれぞれを司る始祖精霊を生み出し、それぞれに名前を与え、この世界に解き放ったのだ。

地の精霊【ノーム】はこの森へ、水の精霊【ウンディーネ】はこの世界のどこかにある聖なる泉へ、火の精霊【イフリート】はこの世界のどこかにある聖なる火山へ、風の精霊【シルフ】はこの世界のどこかにある天空島へ、雷の精霊【ヴォルト】はこの世界のどこかにある岩山へ、光の精霊【アスカ】はある国へ、闇の精霊【シャドウ】は魔物の住む地へと。

その際、ほかの神の邪魔が入り、穏やかだったはずの魔物が凶悪化してしまったりしたらしいが。


「世界創生にはそんなことがあったんだ~」

私はこの世界の創生の時にそんな裏話があったんだ~と感心した。

『うむ。我は神どのに感謝しておる。神どのが生み出してくれなければ今の我はおらぬからな』

「そんな大層なことはしておりませんよ。それと自己紹介がまだでしたね。私はシャルルと言います。名前は此方に居る子につけてもらいました」

シャルルの言葉を聞いた長老は頭を抱え

『神どのに名前を付けるなど恐れ多い・・・』

と呟いていたが、明日香の耳には届いていなかった。

「私は神菜 明日香です。いせ――」

そこでシャルルに遮られた。

「その話はしなくていいですよ?」

「そう?じゃあ言わない」

『今度は我が挨拶する番じゃな?我は先のシャルル殿の話にあった通り始祖精霊のノームじゃ。この森に住む精霊たちの長をしておる』

「それで、少しの間ここに居候させてもらってもいいですか?」

私が再び尋ねると

『そなたならいいじゃろう。普段は人間に対して警戒しかせん精霊たちまでそなたと話したいと言っておるしな。それだけで信用に足るしのう』

・・・思ったより気さくな精霊さんだな

『誰か、この者たちを中に案内せい』

長老の号令で私の近くに居た優しそうな精霊さんに案内され、祠の中に入って行った。

今日の更新はここまでにします。


長めにするって言っておきながらおとといとあまり変わらないような?


・・・気にしたら負けだな。うん


明日もこれくらいの時間に更新すると思います

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