8-23 提案・2
「なんで……そんな、ことを?」
自分の声が震えているのがわかる。心の中に浮いている感情が激情に変わり、脳を揺らし沸騰させて、心と体を爆発させようとしているのを自覚する。
「や、だっからさー。お前、なんか今回めっちゃ暴走してたじゃん。たまたま街ん中でぶつかった王女さま相手に、保護者引きずり出してまで落とし前つけようとさせるし、女王さまが出てきたら出てきたで命引き換えにして国呪われたくなかったら王女さまに自分の言ったことを理解させろ、自分が授業する、とか言い出すしよ」
「普通に常軌を逸していたからな。お前がこれからも始終こんな真似しでかしまくるつもりなんだとしたら、さすがに同じパーティにいる人間としては、対策を考えないわけにはいかない」
「なんか真面目にフツーじゃなかったしさー。これからもおんなじ調子でいくつもりだったら、さすがにめんどっくさいしさー」
「つか、お前にこのまんま娼婦のおねーさんたちのクッソ重い思い出持ち続けられるとか普通に嫌なんだよ! さすがに俺でもこれまで娼婦のお姉さんたちのことウキウキ話してたの悪かったかな、実は内心すっげぇ落ち込んでたりしたのかもな、とか考えちまったわ! この先そこらへんのことずっと気ぃ使い続けるとか本気でごめんだし真面目に嫌だ。それだったらちっとくらい金使ってでも仲間を思い出から解放してやろう、ぐらいのことは考えるだろ普通に!」
「そんなこと俺は一言だって頼んじゃいないっ!!!」
顔を歪めて絶叫すると、仲間たちは――自分と同じ、冒険者パーティを組んでいる四人の同僚は、それぞれきょとんと首を傾げてみせた。
「え……なんか、俺らヤなことしちゃった?」
「えぇぇ、でも普通に考えてあんなクソ重い想い出持ち続けてる方がいやだろ。え、それともなに、お前ずっとあんな想い出に浸って苦しんでる方が好きだってか? 実はそういう趣味とか?」
「……アユトのあった場所まで……あんな大陸の東の果てまで、いったいどうやってたどり着いた」
「? どうやって、って……」
「一度ゾヌまで戻って、冒険者ギルドの人に頼んで転移術師を紹介してもらった。さすがに一度であんな東の果てまで転移できる人材を雇わせてはくれなかったが、近在で随一と呼ばれるような商業都市――転移術師を擁しているような都市まで転移してもらって、そこからゾヌのコネでまた転移術師を紹介してもらう、というやり方で。手段を選ばず最速で目的地に向かう手段としてはごく当たり前な、転移術師の乗り継ぎのくり返しだな」
「それに、いくら金がかかったんだ」
「え、いくらだっけ?」
「合計四十六億八千七百十三万二千六百八十五ルベト。複数の転移術師を乗り継いだんで、端数をまけてもらう、という形にはできなかったな。街の中には細かい税制が敷かれてるところもあったんで、一ルベト単位で細かく勘定されたりもしたし」
「――――っ!! その金は! そんな風に、当たり前みたいに、投げ捨てられるような金額じゃないっ!!!」
絶叫を叩きつけると、仲間たちは(ネテは一人涼しい顔をしていたが)困惑げに、ロワがなにを怒っているのかさっぱりわからない、という顔でまた首を傾げる。
「いやだからさ、なんでお前そんなに怒ってんだよ。俺らそんなにお前に悪いことしたか?」
「お前の思い出話したのはお前だし、それ聞いて動いたのは俺らの勝手だし、別にお前に怒られる筋合いなくねーか?」
「だよなー。っつか、ホントになに怒ってんの? お前のこと育ててくれた娼婦さんたち、助けるの嫌なわけ? まー気持ちはわかんねーでもねーけどさ、あんだけ嫌な思い出あんだったらさ」
「けど、このまんまその嫌な思い出引きずってぐちゃぐちゃ腐らせとくよりも、ぱっとお前の故郷行って、ぱっと娼婦のお姉さんたち助けて、よかったよかったって話にしとく方が気分いいだろ。まぁそりゃ当然実際の気持ちってやつはそんなに簡単にゃいかねぇだろうし、かえってお前のこと恨みに思う人らもそりゃいるだろうけどよ。けど、俺らの努力のおかげでだな、お前の故郷には一瞬で行き帰りができるようになったわけだし――」
「それほとんど俺の手柄じゃん! カティがいばるとこじゃねーじゃん!」
「お前だってゾシュキアさまにぽろっともらった術法使ってんだろ、地道に努力して術法身に着けた人から見たら人任せの度合いにゃそんなに変わりねぇだろ!」
「……なんでだよ」
「は?」
「え、なにが?」
「なんで俺なんかのために、お前らがそんな努力するんだよ!?」
「………はぁ………?」
目を瞬かせる仲間たちに、耐えきれず目をつぶりうつむいて、心の中の爆発しそうな感情をぶちまける。
「俺にはそんな価値なんかない! お前らが努力するような、助けてやるような価値なんてどこにもないんだ! なんの力もない……与えられるばっかりのっ……与えられたものさえ十全に扱えない! なんにもできない……なんの力にもなれない! 逃げて……逃げてばかりのっ……本当に、最低のっ………!」
ずっと、逃げ出してばかりだった。逃げ出す程度のことしか、自分にはできなかったし、そんな自分を変えようとすらしてこなかった。
ばばさまから与えられた使命を放り出し、課された約束を投げ捨てた。自分をずっと護ってくれた、部族の女の人たちを捨てた。その人たちを助け出そうともせず、ただ自分が逃れられたことに安堵した。
それからも、何度も、何度も、同じことをくり返した。自分の安寧のために、隣にいる誰かを見捨て、危なくなったら逃げだした。誰かを救うなんて上等なことは、まるでしようとすらしてこなかった。どこまでも、徹頭徹尾、自分のためだけにしか動いてこなかった。
邪鬼と対峙した時もそれに変わりはない。自分が立ち向かえたのは、単にそうしなければ自分の命が失われていたから、他に選択肢がなかったからだ。逃げ出すこともできなかったし、放り出せば自分の命が失われていただろうから、それ以外にやりようがなくて全力を尽くすことができただけのことだ。自分の性根は、逃げ続けてきた時と、なにも変わっていない。
なんであんなことをしたんだ、なんで自分はこうなんだとくり返し自分を責めようとも、自分は変わることができなかった。いざという時に、死力を振り絞って隣にいる人を助けなければならなかった時に、何度も何度も逃げ出してきた自分から。
娼婦を馬鹿にする者を諫めるために命を懸けたのは、逃げ続け見捨て続け放り出し続けた自分には、『その程度のことしかできない』からだ。命を投げ捨てる程度のことしか、自分の力ではできないからだ。意味のないせめてもの慰めにしか、自分なりに最低限の筋を通す自己満足にしか、自分は自分を使うことができなかった。
そんな人間に。そんな人としての底辺をさまようことしかできない塵屑に。誰かが、人が、助けの手を差し伸べるなんて。労わろうとされるなんて。絶対に、断じて、許されない。許してはならないことなのだ―――
「いや知らねぇよ。なに言ってんのお前?」
そんな激情を、ごくあっさりとした口調で流されて、ロワは思わずぱかっと口を開けた。
ロワがこれまでずっと思い秘めていた心の丈を。ロワのこれまでの人生の澱をすべて込めたかのような想いで叩きつけた言葉を。まったくまるで意に介さずに、意味がさっぱりわからないという顔で首を傾げる。そんな仲間たちを前に、心底呆然として目と口と鼻をかっぴらいた。
そんなロワの様子にすらまるで気がついていないという顔で、仲間たちは平然と、それぞれ勝手なことを言い合ってみせる。
「つかさー、俺ら別にお前のこと助けようと思ってやったんじゃねーし! 俺らが自分の勝手でやったんだし! ぎゃあぎゃあ喚かれてもうぜー! としか言いようねーんだけど!」
「そうそう、俺はこれからも遠慮会釈なく娼婦のお姉さんの話しまくりてぇから、術法関連にゃまるで役に立たねぇのにえっちらおっちら東の果てまでついてって、ちまちま雑用やら使い走りやらしただけだしな。っつかな、言っとくが、かかった金俺らのおごりだとか勘違いしてんじゃねぇだろうな!? 単に立て替えといただけに決まってんだろうが! あとできっちり耳を揃えて支払ってもらうからな、びた一文まけねぇぞ、覚悟しとけ!」
「そうだよなぁ、なのに価値だの最低だの意味わかんねぇ話されたって、そんなんどーでもいいわ、としか答えようねぇよな。俺らになに期待してんだ、っつーか」
「……ま、僕は人間並みの理性と知性を有してはいるので、ロワがなにを言いたいか、ということ自体は理解できたわけだが」
「あぁん!? 俺らが人間以下だってか! 獣並みってか! まぁぶっちゃけ否定はできねぇけどよ!」
「いや否定はしろよ、獣並みの知性と理性しか持ち合わせてない奴らとパーティ組んでくのなんて嫌だぞ僕は! ……とにかく、ロワ、お前の言いたいことの理解はできるが、それでも僕もこう言うしかないな。そんなことはどうでもいい、と。僕たちは単純に、お前というパーティメンバーが機能不全を起こすと困るから対策を打っただけだ。それにお前が抱いている、卑下だの自己嫌悪だのという感情は一切関わりがない。……まぁその感情を抱くに至った筋道も、だいぶ道理を外れているというか、お前が思い込みや強迫観念で暴走してるとしか思えないわけだが……」
「だよなー。まーすっげー役に立つ、っつーと嘘だけどさ、地味に役に立つしいないと困るじゃん。だからホイホイパーティメンバーの……なんつーかえっと……責務? 放棄すんなって話だよ!」
「で、お前結局どーすんだ? 東の果ての、お前の故郷があったあたり……あそこの国って、名前なんつったっけ?」
「ユディェアハックナタ。通称ユディタ」
「ん、そのユディタに行くのか?」
「っ………」
混乱で一瞬返す言葉を失うロワに、ジルディンがぶぅぶぅとわめきたてる。
「はー!? いまさら行かねーとか言う気かよ! 俺らそこに着くまですっげー大変だったんだけど!? せっかく転移できるようになったんだからちゃんと行けよな!」
「お前な、さっき自分たちが勝手にやったことだとか言ってたじゃねぇか。だったらそれに対してどうするかもロワの勝手だろ」
「うっ……そ、そりゃそうかもだけど……け、けどなんか腹立つじゃん! もったいねぇなーって!」
「ま、確かにな。ロワ、お前よ、お前がなにをどう考えてるかとか、それが正しいかどうかとか、そういうのはとりあえずおいておいてだ。昔見捨てた女の人らのことを気にしてんだろ? で、今はその人らを助けるだけの金があるわけだ。ほとんど拾い物みたいな感じでもらった、一生使いきれないぐらいの大金がよ。だったら助けねぇでどうすんだよ。その人らのところに向かおうと思えば、ジルのおかげで一瞬、ってとこまでお膳立てされてんのによ」
「ちょ、カティなに急に褒めてんの!? べ、別に褒めてくれとか言ってねーんだけどー!?」
「うるっせぇわ黙ってろ今そういうこと話してんじゃねぇんだ! えぇっとだ、まぁ部族の人ら全員を助けるためにはその金がなくなるかもって勢いで減るかもしれねぇが、まぁその時はあれだ。娼婦のおねーさんたちを助けるために、俺もまぁちょっとくらいは貸してやるからよ」
「……まさか、だから娼婦の人たちを紹介しろ、とか続くのか? 珍しく年長者らしく真っ当なことを言っているな、と感心していたのに……」
「うるっせぇわそこ触れんなや切ない男心に慈悲の心を向けろや!」
「それを切ない男心と称されては、まっとうな男心の立場がないと思うが」
「じゃあまっとうな男心ってなんだよ、それ以外になにがあんだよ、説明できんのかお前よっ!」
「………できないよ」
「はぁ……?」
「できないよ! 俺にはできないっ! 一度見捨てて、逃げ出して、それからずっと放っておいて……それなのに、いまさら、たまたま運よく金が手に入ったからって自慢たらしく手を差し伸べるのか!? どの面下げてそんなことを!? 最低すぎるよ! 俺にはできないっ!!」
溢れた感情のままに言葉を絞り出す。仲間たちの言葉を、自分が理解できているのかもわからないほど混乱した頭の中で、反発する感情を必死に言葉にして発する。それが本当に正しいのか、いいことなのかも、まるでわからないままに。
そしてそんな情けない言葉は、「あほか」と一言で、あっさり容赦なく斬り捨てられた。
「お前が最低だろうがなんだろうが、助けられたい人にとっちゃ助けてくれることの方が優先に決まってんだろ。そりゃいまさらなにをとかそんなことされても嬉しくないとか、あれこれ罵られたりもするかもしんねぇけどよ、そういう人らは助けなきゃいいだけじゃねぇか」
「そんな!」
「や、だって助けるってぇのは、相手のためにするもんだろ? だったら相手がいらないって言うんだったら助けないにこしたことねぇだろ」
「だ、だけど……それが、その人の、本当の気持ちかは……」
「意地張ってるかどうかなんて、同調術で一発でわかんじゃん! せっかく女神さまからもらった術法なんだから、ちゃんと活用しろよなー!」
「あ……」
「ついでに言えば。同調術を用いて、その人がお前を恨んでいるかとか、その人が本当に助けを求めているかとか、そういうことも理解できるだろう。助けを求めていたとしても、悪質な犯罪行為を繰り返している人間とか、最低の外道とか、そういう奴を助けるのはさすがにどうかと思うし、そこらへんも含めて助けるべき人を正しく助ける、ということができるんじゃないか」
「それは……それは、でも……」
「だぁっ、ぐだぐだぐだぐだ抜かしてんじゃねぇ! いいからこい! とっとと助ける人助けて、謝りてぇんだったら謝って、さっさとしっかりケリつけるぞ! 具体的な方法なんかについちゃ、面倒なとこは手伝ってやるからよ! ネテとジルが!」
「俺らがかよっ!」
「しょうがねぇだろ、お前ら術法の専門家だろ! 面倒なとことか手間がかかるとことかを便利にさくっと終えられるのも術法のいいとこじゃねぇか!」
「まぁ、それは確かに反論できないが……僕たちもまだまだ修行中の身で、専門家とか達人とかそういう段階には達していないんだがな……」
いつものように、またわいわい騒ぎだした仲間たちの前で、ロワは震える手を握り締めていた。
こわい。――そうだ、こわい。自分はこわいのだ。逃げ出してきてしまった自分が、いまさら見捨てた人たちの前に現れるのはおそろしい。
自分は決してしてはならないことをして、責任を放り出して、その償いをまるでしようともしないまま今まで生きてきた。負債は積み重なり、恨みは山と堆積しているだろう。それを目の当たりにするのが、対決するのが、たまらなく、こわい。
けれど、でも。確かに自分は、今、今後二度と与えられないだろう償いの機会を与えられた。自分の罪はこれひとつではないけれども、そのひとつを償える機会が、それも自分の人生にここまで負担のない形で実現できる機会なんてものが、どれほどなまでに貴重か、どれほどありがたいものであるかは、こわさに震え取り乱している自分の頭でも、わかる。
いまさらだ、許されない、今からなにをしても意味がない、そう否定する言葉も頭の中で盛んに響く。けれど、仲間たちの言う通り――自分がたとえ許されなかろうと、自分にとって意味がなかろうと、『償いの対象にとってはそんなことはどうでもいいことだ』という事実も、わかる。助けを欲している側にしてみれば、自分の助けになるかどうか、得になるかどうかがなによりの関心事。そして今自分が過分なまでに有している大金は、その人々にとって、それこそ人生を変えられるほどの救いの手になる可能性があるのだ。
こわい。おそろしい。逃げ出したい。だが自分のそんな感情は、間違いなく、自分が見捨てた人々を助ける役には立たない。切り捨てることはできなくとも、自分にその感情に支配されるなんてことが許されるわけがない。震えをこらえながら、責務を果たすしか、ないのだ。
ロワは必死に呼吸を整え、うつむきそうになる顔を決死の想いで力を込めて上げたのち、まず言わなければならないことがあるのに気がついて、仲間たちに向けて深々と頭を下げた。
「……みんな、ありがとう。俺のためじゃないのはわかってるけど、俺を助けてくれてありがとう。どうか……この後も、俺に力を貸してほしい。そのユディタという国に、俺を連れていって……俺が見捨てた人たちに償いをする、手助けをしてくれないか」
「いいぜ。今んとこ、それ以外にすることねーし」
「ったくよー。おせーよ! もっとさくさく決めろよなっ」
「ま、パーティメンバーの作動不良の改善のためだ。そのくらいの手間はかけてやらなきゃならないだろうな。もちろん、僕たちがやったことについては、相応の働きで返してもらうことになるが」
「金が足らなかったらちょっとくらいなら貸してやるから。だから、な!? 娼婦のお姉さんたちにきっちり俺の働き伝えとけよ? な!?」
いつものごとく言いたい放題の言い分に、正直少しほっと息をつく。普通に考えて、自分には仲間たちに、とんでもない借りというか、恩義が生まれたことは間違いない。心からの感謝を捧げて、誠心誠意全力で尽くしてもまだ足りないだろうほどだ。けれどいまだおそろしさに手が震えている今のロワには、『心からの感謝を捧げ』るというのは少し難しい。そんなことは一言も頼んでいない、という爆発しそうな感情は、いまだにロワの中にあるのだ。
けれど、仲間たちは本当に、自分からの感謝なんてものはどうでもいいと、きっちり働きで返してもらうだけだと、心の底からそう思っていると(同調術で)感じ取れる。今の自分にとっては、この上なくありがたい態度なのは疑いがなかった。
頭を上げてから、小さく深呼吸をしたのち、呆然とこちらを見ているライシュニディアに向き直った。女騎士は剣に手をかけ今にも斬りかかりそうな形相だったが、はっきりと顔色が悪い。ジュディオランはつつましい笑顔という無表情を作り、扇で口元を隠している。そちらの二人にもちらりと視線は向けたが、今なによりも優先すべきなのはライシュニディアだ。
「……すいません、ライシュニディア王女。授業の途中に、突然。授業を中断してしまったことも、嫌な思いをさせてしまったであろうことも、お詫びを申し上げます」
「っ、謝ったところで許されると思うのかっ!」
「思ってはいませんが、騎士殿。今はまず、王女殿下と話をさせてもらえませんか? あなたについては、そのあと改めて話をさせていただきますから」
「っ……」
「それなのに、こんな提案をするのは、さらにご不興を買うことなのかもしれないですが」
「………なに?」
震える声で、そう問うライシュニディアに、できるだけ誠意を込めつつ、真正面から問いかける。
「あなた方も、このあと、一緒にユディタまで行きませんか?」




