07:0.02mmなら滅多に破けない
普段舞台となる庭。
魔法陣を描くために5メートル角くらいの範囲はしっかりと草むしりをした。
だが、それ以外はどうだろう。
あの時は電動草刈機を用いて、くるぶしくらいの高さで適当に刈り
草丈を抑えることで、かろうじて庭の手入れをしていることをアピールしていた。
今は7月。
梅雨入りをして断続的に降る雨と、蒸し暑いと思える気温。
そう!雑草が伸びる、超伸びる。
全体的に膝くらいまで来ちゃってる。
最近仕事が忙しくて庭の草むしりをする気も起きず放置していたのがいけなかった。
いや違う、刈った雑草を詰める袋が底をついたため
ゴミ袋を買いに行くまで保留していたのだった。
知ってるかい?
ゴミ袋には色々と厚さがあるということを。
薄いものではなんと0.015mm超薄い!超破れる!
ちょっと硬めの草を入れたらピーッと切れてしまったりで役に立たない。
おっと0.015mmのゴミ袋が役立たずと言うわけじゃないんだ。
衣類みたいに柔らかい物や、ちょくちょく捨てに行く普段の生活ごみを入れる袋としては最適だ。
ちょっぴり硬い物がダメなだけなんだ。
草むしりの際に用意する袋は0.02か0.03mm
0.02→0.03となると厚みがなんと1.5倍。
何故かやっぱりお値段も、少し高くなる、そして重い!
使用していて0.03の安心感は半端ないのですが
基本的に0.02mmのゴミ袋を愛用しております。
最近残業が続いているため、ホームセンターへの買い物も行けず
「まずはゴミ袋!」が達成できていない。
だが、庭の状況を改めてみてみようか。
前の草むしりの際に、スコップ等を用いてゴボウの様な根を取り除き
大きく低く広がるタイプの葉は減りました。
一応足で踏みならしたつもりですが、思ったより凸凹しております。
個人的趣味で抜かなかった雑草が大繁殖。
小さく黄色い花をつける、三枚の葉が特徴。
昼は花も葉も開くが、夜は閉じてしまうという面白い習性を持つこの植物はカタバミ。
ちなみにカタバミを英語で言うと、なんとっ!「オキザリス」なんです!
花は黄色いですけどね。普通のやつは。
広範囲に増えたわけなんですが、そのおかげと言いますか
育成状況の違いがなかなかに面白い。
陽当たりが良い場所に咲いてる個体は、とても低く
全体的に小さくまとまりますが
他の植物に陽を遮られ、気持ち陽当たりが悪い場所の個体は
草丈が高く、大きく育つ傾向があるように見えますね。
あまり本腰を入れて草刈りをしなかった場所は
細長くツンツンした草が結構な高さになっております。
晴れたら重点的に刈りたい所です。
そして魔法陣のスペース!
不毛の大地にしてやるぜーとばかりに、根っこを含め念入りに草を抜いた範囲。
残念ながら、地を這うように雑草が生え始めましたね。
根は浅いので愛用の立鎌でガリガリやれば、解決しそうではありますね。
うーん・・・どうしよう、やっぱり少しやるか?
今の問題点は、草が刈れない事じゃなく
刈った草を捨てるための袋が無いだけで、草は刈れる。
あとは、ちょくちょく雨が降るので
全体的に草が濡れていて、作業に使用している運動靴が濡れてしまう。
だが行動とは、思いついたときにやるべきだと思う。
何かしらの理由を付けると、やらないことを正当化してしまうので
いつまで経ってもダラダラと、抜け出すことが出来なくなる。
だから決めた。迷わない。
ゴミ袋が無いという理由も、前向きに考えるのであらば
刈った草を詰める必要は無いと言うこと。
後始末の手間が (自主的に)省けるってことだ。
やりたいと思った事 (草刈り)だけやればいい!最高じゃないか!
風呂の準備を終え屋外用の線香に火を付ける、
手袋をはめ準備は整った。
短時間なので、用いるのはステンレス鎌のみ
目標は、やや奥にある丈が長く感じる草だ。
地面から20センチくらいの高さで草を掴み
その下を鎌でザクザクと引きながら切る。
切られた草は、プラスチック製の受け皿の様なモノに放る
いつもの手順だ。
掴む、刈る、放る。
掴む、刈る、放る。
この繰り返しが今日の作業だ。
この作業をしている瞬間こそ、想像が膨らむ瞬間なのである。
だがしかし、その想像という幸せな時間を過ごせることは無く
45リットルの袋換算で、1袋にも満たないだろうという進み具合で
言ってしまうのなら、始めてすぐと言うタイミングで
バチン、バチン
近所にあるトタン屋根を叩く音
これは、終了の合図だろうな。
プラスチックの受け皿に乗せた草を庭の片隅に積み、受け皿は壁際に寄せる。
その作業をしている間にも
音の間隔は短くなり、せかされるように玄関の前へと逃げ込んだ。
梅雨の雨とは違う、突然の夕立と言ったところだろう。
思うように進まないものだな、この時期の草刈りというのは。
最近仕事が忙しい感じなのと、元々ネタらしいネタが無いので
おっさんが、草をむしるだけの話になってしまった。
あと眠いので、自分でも何書いてるんだろうなーとは思ってます。
話の中では魔法陣描いたりしてますが
現実では、庭の草むしりしながら魔法陣描く妄想をするんだけど
やってもやっても終わらない草むしりに、
俺は今草むしりを題材としたRTSかタワーディフェンスをやってるんじゃないだろうか?と錯覚しております。
ちなみにRTSってのはリアルタイムストラテジーの事で・・・・・・(以下略)
元々小説と言うよりは、リアル寄りの日記というか雑記なので
こんな後書きでアレコレ書くなら、本文でやれやーとか思ったりですな。