02:庭で何かしたいのなら、まず草むしりだ。
「うわぁ」
うわぁ
庭に出た瞬間
心の中で思っていたことがそのまま口に出てしまった
その現状に、目の前の現実に目を背けたくなる。
”ガーデニングや家庭菜園が出来る庭がある”
それは使える庭があって初めて成立する。
雑草がヤバイ、密度が凄い。
そしてずっと昔に家の中で見た家具が所々草に埋もれる形で見えている。
つまり、今の庭はとてもじゃないが使えない。
前回話した内容から察してもらえるだろうが
私は40代で1人暮らしをしているが、去年の春までは親が同居していた。
長年家事の一切と庭の草刈りもお願いしていたのだけど
壊れた家具や使わなくなったものを庭に捨ててるとは思わなかった・・・
まずは手順だ!
優先順位を付けよう。
何をするか決めない事には何も始まらない。
最終目標は雑草の除去。
・太ももまで伸びた草丈を短くする
・地面スレスレまで刈払機で刈る
・根っこの処理をする
隅っこに点在している道具類は通常ゴミとして捨てられない粗大ごみサイズなので粗大ごみとしての処理
空き缶・空き瓶も何故か捨てられてるので資源ゴミ。
って、何で消火器が雨ざらしで置いてあるんだ?
「とりあえずっ!」
手元に持ち出しましたのは、電動の刈払機
陽当たりの良い庭一面に広がりますのは、
紫の小さな花が特徴のマメ科の植物
エンドウ豆を小さくしたような実を付ける通称カラスノエンドウ
刈払機のスイッチを押し、くるぶしより少し高い位置から刈り始め。
結果は悪く、柔らかいツタが絡みつきすぐ止まってしまう。
少し刈ったら上の部分を引き剝がし、少し刈ったら引き剥がし
とにかく草の総量が多い。さすが春。
運動不足なおっさんには、長時間の作業はツラいもので
45リットルのゴミ袋を10袋程度作り初回の作業は終了した。
その後も週末を利用してチマチマと、草を刈り、
深すぎる根にはスコップを、浅い土は立鎌でえぐり根を掘り起こしていく。
会社からの帰宅後2~30分程度でもいい
それでも少しづつ進むのだから。
放置された庭と言っても、一部観賞用の植物も植わっており
その近辺の雑草の除去や広がりすぎた観賞用植物の範囲を狭めたり
わずかながらだけど、庭が手入れされてきている感じがする。
まとまった行動は週末置きだったため、
粗大ごみも週末に合わせてに捨てに行った。
油断するとすぐ草は生えてくるけど、
色々とやる気になってる時は、わずかな時間でも草をむしるので
割と安定して庭の土が出てる状態になりました。
あぁ、なんだろう
もう私の趣味、草むしりで良いんじゃないか?
草をむしってるだけなのに、仕事をした感じが強いし
露出した土を見て、なんか満足感が得られてしまう。
この状態で家庭菜園やガーデニングも悪くないのだろうけど
草一本生えない不毛の庭というのも悪くない気がしてきたな。
まぁ、庭の元々が畑だったのだろうし
草の伸びる速度の速さが半端ない事を考えたら、無茶な事なんだろうけど。
何はともあれ、ある程度の草むしりの目的は果たしたし、ヨシ!
あまり文章を書きなれていないので、数話分書き溜めたつもりが
1話当たり1200文字程度と、書いてる時は多く感じたけど、アップするととても少ない。
おっさんの心の声と、大まかな作業を記述しただけで動きが無さすぎるのでしょうかねぇ。
伝えたいものがまだ足りないのかもしれませんね。