私がこの男を見るだけでも片頭痛を超すのよ!
私の職場に、私の苦手なこの男がいるの、、、!
この男の名前は、『石井 宗喜』32歳、仕事は出来るが周りの空気は
読めない!
私は、そんなこの男が大の苦手で、、、!!!
私の近くにいるだけでも、、、。
いや? おの男が私の視覚に入っただけでも、片頭痛がするのよ!
急に気分が悪くなって頭が痛いし、嘔吐しそうになるしで、、、。
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私の名前は、『藤川 一夏』23歳で石井さんと同じ職場で私は事務の
仕事をしているわ!
・・・最近、噂で石井さんが、私の事が好きだという話しを聞いたの!
『ねえねえ、一夏! この話が本当かどうか分かんないけど、、、?
噂でね! 石井さんが一夏の事を気に入ってるって話を聞いたのよ!』
『えぇ!? 嘘でしょ?』
『まあ? よくは分かんないよ!』
『円香は、、、? 誰から聞いたの?』
『人事部の松本クンからよ!』
『そう! 後で私が直接、松本クンに聞いてみるね!』
『うんうん! そうしてみたほうがいいよ! 変なのに好かれると、、、?
あとあと、一夏が困る事になるしね!』
『・・・ううん。』
*
私は、偶然! 休憩場所で人事部の松本クンと会う事が出来たの、、、!
『ねえねえ、松本クン!』
『あぁ! 一夏ちゃん、どうしたの、、、?』
『松本クンが円香に話した事! 本当なの、、、?』
『えぇ!?』
『・・・石井さんのこと!』
『あぁ~どうかな? オレも他の奴から聞いたからさ~! 本当か? どうかは
オレにも分からないよ!』
『・・・そうなんだ、』
『やっぱり、石井から好きとか言われて一夏ちゃん、嫌なんでしょ?』
『えぇ!?』
『困るよな! アイツは、場の空気とか読めないし!』
『・・・ううん、』
『オレからアイツに言ってやろうか!』
『えぇ!?』
『一夏ちゃんに近づくなって!』
『・・・いいよ、ごめんね! 気を遣わせて! ありがとう。』
『ううん。』
▽
結局、本人が私のことをどう思っているかは分からない!
直接、聞く事も出来ないし、、、!
『私、どうしたらいいかな?』
*
私がそんな事を思っていると、、、?
前から、石井さんが歩いてきたわ!
私は、咄嗟にヤバイ! また頭が痛くなるじゃないって思っていたら、、、?
石井さんの方から、私に話しかけてきたの!
『・・・あのう? 最近誰かが、俺が藤川さんを好きだという噂を流し
たみたいだけど、、、? 俺は違うから! 藤川さんに迷惑をかける気
もないしね! ・・・まあ、、、そういう事で、じゃあ!』
『・・・ううん。』
なんか? 石井さんがこんな事を言うなんて! 意外な答えだったから、、、?
私の片頭痛が胸の高鳴りに変わってしまったじゃない、、、!!!
【まさか!? 私があの男を好きになるなんて! 有り得ない!!!】
・・・でも、実際はそうなってしまったわ。
*
私はこの日から、、、。
私の片頭痛は、石井さんを見てもならなくなったの。
その代わり、石井さんを見たら、、、?
私の胸がドキドキするよになったわ!
もぉ~どうなってのよ、、、!!!
私の事を、好きになってよ!
【あの、バカ男!!!』
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