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私がこの男を見るだけでも片頭痛を超すのよ!

作者: 七瀬




私の職場に、私の苦手なこの男がいるの、、、!

この男の名前は、『石井 宗喜』32歳、仕事は出来るが周りの空気は

読めない!



私は、そんなこの男が大の苦手で、、、!!!

私の近くにいるだけでも、、、。

いや? おの男が私の視覚に入っただけでも、片頭痛がするのよ!


急に気分が悪くなって頭が痛いし、嘔吐しそうになるしで、、、。



私の名前は、『藤川 一夏』23歳で石井さんと同じ職場で私は事務の

仕事をしているわ!



・・・最近、噂で石井さんが、私の事が好きだという話しを聞いたの!


『ねえねえ、一夏! この話が本当かどうか分かんないけど、、、? 

噂でね! 石井さんが一夏の事を気に入ってるって話を聞いたのよ!』

『えぇ!? 嘘でしょ?』

『まあ? よくは分かんないよ!』

『円香は、、、? 誰から聞いたの?』

『人事部の松本クンからよ!』

『そう! 後で私が直接、松本クンに聞いてみるね!』

『うんうん! そうしてみたほうがいいよ! 変なのに好かれると、、、?

あとあと、一夏が困る事になるしね!』

『・・・ううん。』





私は、偶然! 休憩場所で人事部の松本クンと会う事が出来たの、、、!


『ねえねえ、松本クン!』

『あぁ! 一夏ちゃん、どうしたの、、、?』

『松本クンが円香に話した事! 本当なの、、、?』

『えぇ!?』

『・・・石井さんのこと!』

『あぁ~どうかな? オレも他の奴から聞いたからさ~! 本当か? どうかは

オレにも分からないよ!』

『・・・そうなんだ、』

『やっぱり、石井から好きとか言われて一夏ちゃん、嫌なんでしょ?』

『えぇ!?』

『困るよな! アイツは、場の空気とか読めないし!』

『・・・ううん、』

『オレからアイツに言ってやろうか!』

『えぇ!?』

『一夏ちゃんに近づくなって!』

『・・・いいよ、ごめんね! 気を遣わせて! ありがとう。』

『ううん。』



結局、本人が私のことをどう思っているかは分からない!

直接、聞く事も出来ないし、、、!



『私、どうしたらいいかな?』





私がそんな事を思っていると、、、?

前から、石井さんが歩いてきたわ!


私は、咄嗟にヤバイ! また頭が痛くなるじゃないって思っていたら、、、?

石井さんの方から、私に話しかけてきたの!


『・・・あのう? 最近誰かが、俺が藤川さんを好きだという噂を流し

たみたいだけど、、、? 俺は違うから! 藤川さんに迷惑をかける気

もないしね! ・・・まあ、、、そういう事で、じゃあ!』

『・・・ううん。』



なんか? 石井さんがこんな事を言うなんて! 意外な答えだったから、、、?

私の片頭痛が胸の高鳴りに変わってしまったじゃない、、、!!!


【まさか!? 私があの男を好きになるなんて! 有り得ない!!!】



・・・でも、実際はそうなってしまったわ。





私はこの日から、、、。

私の片頭痛は、石井さんを見てもならなくなったの。

その代わり、石井さんを見たら、、、?

私の胸がドキドキするよになったわ!


もぉ~どうなってのよ、、、!!!

私の事を、好きになってよ!


【あの、バカ男!!!』




最後までお読みいただきありがとうございます。

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