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ゆずれないことひとつ  作者: 恩清香
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愛と永遠について

ゆずれないことをひとつ見つけなければいけない。

生きている時間は限られている。

ゆずれないことをひとつ。

とにかく早く・・・

閃光のように・・・

早く・・・瞬間の奇跡のように・・・


幼稚園の頃は普通の子供だった。

みんなと仲良くできたとは言わないが、それなりに明るい活発な子だった。

絵を描くのが好きだった。

「クレヨンで自由にノビノビと・・・」

先生は良くそう言ったが、私はできるだけうまく描きたかった。

しかし、いつもちょっとだけバランスが悪かった。

それが自分ではいつも気にいらずに絵を描く時間はイライラしていた。


未来を描かなければいけない。


閃光のように、未来を夢見て・・・

将来の姿を・・・

未来の輝く姿を・・・


ゆずれないことひとつ


そんな絵を描かなければならない・・・



幼稚園の時、一つ下の学年に

美幸さんと麻衣さんという可愛らしい女の子がいた。

とても可愛らしく、天使のような女の子だった。

一つ下の学年だったのでほとんど接点はなかったが・・・

私の初恋は2人だった。

初恋が2人。

ただずっと想っていただけである。

ただずっと・・・


絵を描くのが好きだったのは父親の遺伝かもしれない。

父はよく絵を描く人だった。

本人曰く、もう5歳くらいの頃から毎日絵ばっかり描いていたらしい。

父の絵は、写実的な絵ばかりだった。

抽象的な絵はいっさい描かないし、家にもなかった。

父に何故かと聞いてもピンと来る答えは返ってはこなかった。


父の絵は子供ながらにすごく上手に見えた。


そんな父が誇らしかったが、それと同時に

自分には描けないとひどく落ち込んだりもした。


幼稚園のピアノを見た時のことである。


その時から大きな夢を描くのを止めたような気がする。


「自分にはできない。」


もう幼稚園のころから、小さい人間になっていた。


ゆずれないことひとつもつこと


大きな、大きな夢を描くこと。


閃光のように・・・大きな夢を


ゆずれないことひとつ


大きな夢を・・・











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