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トンネルの向こうは異世界!?  作者: 神代零
2章 解放軍に……
22/33

予告・人物紹介

予告と人物紹介となります。

 


 ※この回は、予告と人物紹介であって本編の話には入りません。






 何もない白い部屋にて、男女の二人がコンビになって立っていた。その二人とは…………




 チェリー「ハーイ、予告、人物紹介の告知を任せられた解放軍のチェリーと!」

 ジョバンニ「同じく、ジョバンニだ」

「「宜しくお願いします!!」」


 解放軍で良く出番を貰っていた二人だった。この二人から紹介をすることに。




 ジョバンニ「任せてくれたのは嬉しいが、こういうのは普通は主人公やヒロインがやるんじゃね?」

 チェリー「なにおう!!この私がヒロインじゃないと言うつもり!?」

 ジョバンニ「確実にヒロインじゃないんだろ……。この僕が出ているんだぞ?」

 チェリー「……………………ムカつくけど、納得したわ。誰が犬耳を持った野郎に興味を持つんだ!?って感じね」

 ジョバンニ「自分で言ったことだが、他人に言われると効くな……」


 ジョバンニはペタンと犬耳が落ち込んだように伏せていた。チェリーはジト目になり、溜息を吐いていた。




 チェリー「はぁ、犬耳はいいけど、本体がねぇ……。渋いオジサンじゃなかったら良かったのに」

 ジョバンニ「渋いオジサン!?僕は爽やか系だと自負していたんだが……」

 チェリー「はん、それは自意識過剰よ。スキンヘッドの隊長との仲間に入るんじゃない?」


 鼻で笑われて、ジョバンニは犬耳だけではなく、orzの形に伏せてしまった。




 チェリー「もう、ジョバンニは…………え、作者さん?何々……前置きは充分だから、さっさと本題に入れと?もう、ジョバンニのせいで怒られたじゃない!!」

 ジョバンニ「僕のせい!?」


 理不尽だと感じつつも、ジョバンニは女性から理不尽を言われたら黙るしか出来ない。言い返したら倍に返ってくるのが読めているからだ。




 チェリー「さて、予告をしないとね…………って、どうやって?」

 ジョバンニ「作者さんから何も聞いてないの?」

 チェリー「なんか、やり方は任せると言われたのよ。うーん」

 ジョバンニ「次の章でやることをタイトルっぽくして、紹介するのは?」

 チェリー「お、それはいいわね。ジョバンニからどうぞ!」

 ジョバンニ「僕から!?え、えぇと……」


 次の章に出る内容は聞いており、それっぽいタイトルに纏めると…………




 ジョバンニ「これはどうかな?」




『王女様に求められるジュン!?』




 チェリー「…………エロい意味に読み取れるのは私だけ?」

 ジョバンニ「え、エロい?」

 チェリー「そうよ!!王女様がジュンに何を求めているのよ!?妄想が豊かな人だったら、勘違いしちゃうでしょ!?」


 チェリーは即座に却下した。次はチェリーが考えたタイトルとは…………




『ジュンが王国を乗っ取る!?』




 ジョバンニ「ジュンは何をしたー!?まんま侵略者みたいじゃないか!?」

 チェリー「え、でも的を射てているわよね?」

 ジョバンニ「ある意味はな……」

 チェリー「なら、これでいいでしょ?予告だから、ある程度の情報だけで充分わよ。予告はこれでいいとして、次は人物紹介わね」

 ジョバンニ「ええー、これでいいのか…………、で、人物紹介も僕達に任せられたの?」

 チェリー「そうね。普通に紹介して行きましょうね」

 ジョバンニ「その方がいいだろう」

 チェリー「よし、私の人物紹介から!!私はね…………え、作者さん?カンペを持っていて、どうしたの?」

 ジョバンニ「何々…………え、紹介する人物はジュン、アリア、ジェイドだけでいい!?」

 チェリー「ちょっ!私は!?ジョバンニはどうでもいいけど!!」

 ジョバンニ「おいっ!?」






 二人は作者さんに異議を申し立てて、10分も経った後…………




 チェリー「はぁ、作者さんに伝家の宝刀を出されたら何も言えないじゃない……」

 ジョバンニ「この先、出番を無くすなんて恐ろしいことを…………」


 伝家の宝刀を出された時、2人は出番を奪われることに恐怖を覚えて、何も言えなくなった。

 そんな二人を少ーしは可哀想だと思ったのか、名前とちょっとした説明だけしていいと許可を貰えたのだった。




 チェリー「気を取り直して、紹介を始めるわよ!!」

 ジョバンニ「まず、ジュンからだな」




 ジュン・ヤガミ


 異世界からトリップをした主人公であり、アメリカの極秘特殊部隊に所属していた16歳の少年である。

 この世界に来て、ジェイドと言う神の手を持つ者に会い、黒銀神器でNo.4の『夜咫烏』を造って貰い、夜咫烏の主になる。今後、異世界で暴れることになる人物である。





 チェリー「これぐらいかしら?」

 ジョバンニ「気になる単語があったが、聞いては駄目なんだよな」

 チェリー「そうね。聞いても教えてくれなそうだし、終わったら記憶を消されると言っていたし」

 ジョバンニ「記憶を消せるなんて、作者という者は怖いもんだな……」

 チェリー「え、ええ……今も命を握られている気分だわ。は、話が長くなるとまた怒られるから、連続で紹介していくわ!!」

 ジョバンニ「お、おう!では、どうぞだ!!」




 アリア・トレンニア


 元は帝国に住んでいたが、兄であるロン・トレンニアが解放軍へ入ると聞いたため、着いていった少女。

 結果、ロンは死んでしまい、トーデルと一緒に帝国へ仇を取るために解放軍に入った。そして、解放軍に慣れた後、兄であるロンに似た少年、ジュンに出会ってから人生が変わることになる。

 つい最近に、白銀神器の『白桜』に認められて『白桜』の主となった。これからはどうなっていくのか……?




 ジェイド・アスワルド


 神の手を持つ男性であり、この世に神器を産み落としたのもこの男である。平和主義であったが、やり方を間違えたせいで戦乱な世界になってしまった。

 人の前から消え、宝樹を見つけてから仮死状態となって、自分がいる場所へたどり着くことができる人物を待ち続けることになる。

 その結果、ジュンと出会うことになり、夜咫烏を託して友の手によってこの世界から消えることになる…………




 解放軍



 ゲール隊長


 スキンヘッドの男性で隊長を務めている。隊長と言っても、支部の偉い人のようで、解放軍で一番偉いわけでもない。



 ジョバンニ


 犬の獣人で、渋いおじさんのような雰囲気を持つ。だが、気が弱いとこがあり、チェリーにからかわれることが多い。



 チェリー


 偵察組に入っており、アリアと変わらない身長だが、ジュンよりも年上のようだ。可愛らしい少女のように見えるが、小悪魔のような性格をしている。



 シャオウ


 銃の扱いが上手い人だったが、トーデルによって殺されてしまう。




 帝国



 トーデル・ライドム


 ロンと一緒に帝国を抜けて、解放軍へ入ろうとしたが、実際は帝国を裏切っておらず、スパイとして入り込んだ人物。

 帝国第九位神器使いとしての地位を持っていたが、『白絶』を持ってもジュンに敗北して、アリアに殺された。




 他に、帝国には様々な神器使いがいるが、まだ詳細は不明であり、わかっている名前と所属部門だけを記載。



 帝国第四位神器使い『デルク・マ・ボロディアス』 所属部門:戦闘部隊



 帝国第五位神器使い『レーヴィ・マステリア』 所属部門:情報部門



 帝国第六位神器使い『ハデス・アートルナ』 所属部門:戦闘部門



 帝国第七位神器使い『エレナ・ターデア』 所属部門:戦闘部門



 帝国第八位神器使い『シアン・リーデアル』 所属部門:情報部門



 帝国第九位神器使い『イリナ・トレンニア』 所属部門:暗殺部門



 帝国第十位神器使い『ダルア・ムゼン』 所属部門:教授部門




 ーーーーーーーーーーーーーーーー




 チェリー「それぐらいかしら?」

 ジョバンニ「そうだな。これで任された仕事が終わったのだが、これからどうすりゃいいんだ?」

チェリー「それよりも、気になったことがあるんだけど、アリアって妹がいたの?最後にお姉様と言っていたんだけど……」

ジョバンニ「いや、家族はロンだけだと聞いたことがあるんだが、イリナという妹のことは聞いたことがない」


アリアの家族のことは聞いており、兄妹はロンとアリアの二人だけだと聞いている。なら、イリナとは何者なのか気になったのだった。




 チェリー「そうよね…………あ、作者さん?…………え、記憶を弄って森の中に送る!?」

 ジョバンニ「せ、せめて、解放軍の拠点に送ってくれ!?記憶を無くすなら、よく知った場所がいい!!」

 チェリー「そ、そうですよ!!お願いします!!」

 ジョバンニ「ちょっ、後ろから大きなハンマーを取り出した!?体積がおかしくないですか!?」

 チェリー「ま、まさか……そのハンマーで……?」


 作者さんの持つ大きなハンマーが迫ってきてーーーーーーーー






「「あーーーーーーーーーー!!」」






 2人は無事、記憶をサッパリとした状態で解放軍の拠点へ送られたのだった。




 めでたし、めでたし。






三日間、執筆と見直しをするので、次に投稿するのは火曜日の朝6時となりますので、宜しくお願いします。


では、またー。

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