ep.5 その神童、娘ができました。
言うの忘れてた。
2歳児なので、紫音くんは呂律が回ってないです。見やすい様に普通に書いてるだけです。
それからというものの、庄司と色々話をしているうちに昼になっていた。
って、そうじゃん。家庭をもっているんだろ。連絡なりした方がいいんじゃ。
「庄司、家族にも無事の連絡をいれな」
「ありがとうございます。その、お、お義父さん」
そうして、庄司が電話をしていると、怒鳴り声がかすかに聞こえたと思ったら、啜り泣く声が聞こえてくる。
ここにいるのは野暮ってものか。そうして私は部屋から出ていくことにした。
少し別の部屋で中継していると、庄司が現れた
「その、ありがとうございます。えっと、」
庄司が俺に言わんとすることはなんとなくわかる。だからこそ、言わなければならないことがある。
「すまない。今すぐにでも家族に合わせてあげたいが、先にやってもらうことがある。なに、すぐ終わることだ」
「わ、わかりました」
そう、ものすごく重要なことなのだ。と、そんな空気を出しながら一言
「もっとフレンドリーに話そう」
そう、いうのだった
「...え」
「え」
「わかり、わかった。そうするよ。父さん」
少し驚いた表情をした後、私の意図を汲み取ってくれたのか、すぐに敬語をやめてくれた。
「ありがとう。ほら、さっさと行った。迎えはセバスチャンが出すからそのまま行きな。あとから、必要書類は自宅に送っておく。」
「ありがとう」
そうして、庄司は家から出て行き。家族の元に帰って行った
「ま、一週間後に、そっちにいくけどな。」
そうして、この二日間色々ありすぎて、溜まりに溜まった仕事の山を見て、俺は泣く泣く仕事に取り掛かった。
「くっそ。こんなの2歳児にやらせるようなものじゃないぞ。これはいるやつ。これは却下だ。」
そんな愚痴をこぼしながら、とある書類に目が止まった。しかし、今はそれをじっくり読んでいる暇がなく、そのまま仕事に明け暮れるのであった。
「はあ、偶然が重なりすぎて2歳児が当主ってどうなってんだよ。しかも、」
っていうか、もう色々化の皮が剥がれているし、一人称俺に戻してもいいよな。そんなくだらないことを感がつつ、俺は眠りについてしまった。
「うぅ、腰が痛い。」
朝起きると、俺は山の様につまれた書類に埋もれていた。そして、変な大勢で寝たからだろうか腰が痛い。
そんな中、メアリーが俺が起きたことに気がついたのだろう。ノックをしてきたので
「入りたまえ」
「失礼します」
という、一連の流れの後、爆弾発言をかました
「旦那様、娘様もお連れしました」
だった。うーん。どうやら俺は二人目の子供ができてしまった様だ
おかしいよこの作品