ep.3 その神童、息子を育てる
はい、ってことで。起きたらいきなり? 息子ができた紫音です。
今は、着替えて息子を綺麗にしています。
うん、流石に元の場所に捨ててきなさいとも言えず、育てることにしました。ここだけ切り取ると犬を拾ってきた感あるけど、安心して欲しい。立派な大人な人間です。いや、ダメだろ炎上するよ。まじで、今のご時世そこらへん厳しいからね。
あ、大丈夫だわ。見てる人そもそもいない作品だから、なに書いても? 何しても? 問題ないね!
って、冗談はさておき。なんていうか、磨けば普通に輝く真面目な人って感じだなこの人。ボサボサした長袖の服だったから、今の今まで気づかなかったけど、少し筋肉質で、顔立ちもかなり整っている印象がある。
いかにもできる社会人と言った風だな。
うーん。あらためて、息子ができたのはいいものの一体何をさせたら良いんだ。思いつきでつい、欲しいと言ってしまったもののってやつだな
ま、とりあえず、20歳差ってとこは、今22歳ってことだよな。働かせるか。
息子の社会復帰に貢献する父親。いいね最高じゃないか
ややあって
「自己紹介しようか」
そうなのだ、朝からぶっ飛んだ展開がありすぎて、自己紹介をしていなかったのを今思い出したのである。自己紹介大事だよね
「私の名前は西園寺 紫音だ」
「え、えと。お、私の名前は、さ、佐藤 庄司です。」
「庄司か。良いなだな。それと、これからは西園寺を名乗る様に。庄司は今日から、私の息子だからな」
「え」
それからトントン拍子にことが進み。夜になる頃には、庄司の姓は西園寺に変わっていた。
展開はやいな。そして1話の文字数がすくねぇ