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子供向けのお話シリーズ

どんなかんじ こんなかんじ

作者: 日浦海里

楽しい時間が過ぎるのは早いって

かけっこしても追いつけないかな


天にも昇るような気持ちって

見下ろした時はどんな景色だろう


肩身の狭い思いって

隣に立てばまっすぐ立てるかな


これぐらいって分からないのに

分かったような気になれて

これぐらいって分からないから

分かりたいって気になれる


知らせたいから分からなくするなんて

なんだかうまく騙されてるかも



待ってる時間はとっても長いって

お迎えに行けば来てくれるかな


山より高く海より深い愛って

山を海に沈めたら頭は出るのかな


世間は広いようで狭いって

「世」の「たてぼう」のすきまぐらいだからかな


たてぼう一つ一つが人なら

一人一人の(あいだ)って

遠くに見えても近くにいるよね


測れないものを測れたようにするなんて

なんだかうまく誤魔化されてるかも


でも「そんな感じ」で通じることって

それはそれで素敵じゃないかな

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― 新着の感想 ―
[良い点]  その素朴な疑問に明確に答えられる人はいないからこそ、計り知れないものを表しているのですね。  言う方、聞く方、それぞれの程度さえ違うかもしれなくて。  でもだからこそ、互いに望む程度と…
[良い点]  読みながら、確かに! と思ってしまいました。  山より~、世間~  このフレーズにうんうんと肯いてしまいました。    そんな感じ、で通じる不思議。  考えてみると面白くて、素敵ですね…
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