4月22日(土)③
一旦凉と別れ私は家に着替えなどを取りに行ってから凉の家にお邪魔しました。
リビングに荷物を置きキッチンに行きました。
「凉、手伝うよ」
「ありがとう、野菜切ってくれる」
「うん」
二人で手分けして料理をし、後はシチューのルーを入れて煮込むだけになった頃
「ねぇ、侑…私達なんか同居してるみたいだね」
「ええっ」
私は凉に突然言われた事にドキッとしました。
「だって、二人きりだよ?」
「そ…そうだけど」
私が戸惑っていると
「ねぇ…侑?…キスしよ?」
凉が私に背後から抱きついて来て耳元で囁かれました。
私はびっくりしつつドキドキしました。
「ねぇ…ダ・メェ?」
更に追い討ちされ、私は
「い…いいよ」
「じゃあ、こっち向いて?」
「う、うん」
凉の方を顔だけ振り向くとキスをされました。
「ありがとう、侑の唇やわらかったよ」
「え?…と、突然どうしたの?」
私は突然感想を言われて恥ずかしいと思いつつ顔が熱くなるのを感じました。
「侑…顔が赤いよ?」
「す、凉が恥ずかしいこと言うから」
「だって本当だもん…侑は感想とかないの?…私の唇どうだった?」
私は恥ずかしいから凉から逃げようとすると凉が私に抱きついて離してくれませんでした。
「ねぇ侑…感想言って?」
「……………ったよ」
「ん?なに?」
「凉の唇やわらかったよ」
私は恥ずかしくて顔が熱くなるのを感じながら小さい声でいいました。
すると凉がぎゅうって抱きしめてきて
「ありがとう侑…好きだよ」
「う、うん」
それから凉は私を解放し、料理に戻っていきました。
晩御飯とお風呂を済ませて凉の部屋で絵を描いていると
「ねぇ…侑…キスしよ?」
「うん…いいよ」
「じゃあ侑ベッド下に体育座りで座って」
「う、うん」
言われるまま座ると凉が私の前にきて、私の両足を横に開いて真ん中に女の子座りで座り体を寄せて抱きついてきました。
「侑、今日からキスを変えようと思うんだけどいいかな?」
「ど…どう変えるの?」
「やってからのお楽しみ」
「ええっ…噛んだりしないよね?」
「そんなことしないよ」
「ちょっと、怖いけど…いいよ」
「ありがとう、じゃあするよ」
「うん」
凉がキスしてきました。
最初はいつも通りのキスだったんですが途中から口の中になにかはいってきて私の口の中を舐められました。
私はびっくりして離れようとしましたが凉が腕を私の首に回していたため離れられませんでした。
私はずっとドキドキしていました。
しばらくして、凉が離れて
「ゆ、侑どうだった?」
「す、凉…いまのなに?」
私が戸惑いながら聞くと
「えっと侑の口の中に私の舌をいれたんだよ。所謂ディープキスだよ」
「そう……なの?」
「うん…どうだった?…嫌だった?」
「えっと……嫌じゃ……なかったかな」
「じゃあ、もっとしていい?」
「だ、ダメ」
「なんで?…嫌じゃなかったんだよね?」
「う、うん…けど、恥ずかしいよ」
私が目をそらすと
「恥ずかしいのは私もだよ侑……けど、侑をもっと感じていたいから」
「そ、そうなの」
「うん」
確かによく見ると凉の顔が赤くなっていました。
私は考えました。
「侑は私の事好きじゃなくなったの?」
「ううん、凉の事は好きだよ」
「でもそれは恋愛対象としてでは無いよね?」
「うん、大切な人としてかな?」
「やっぱり、でも私とキスしてドキドキしたんだよね?顔赤くなってたし」
「う、うん……したと思う」
「ねぇ、それって私の事を恋愛対象として見る様になりかけてるって事だよね?」
「え?…そう…なのかな?」
「うん、絶対そうだよ…だから、確かめるために私とキスしよ?」
そう言って私に顔を近付けてきて
「す、凉?」
「侑、キスは気持ちよかった?」
「う、うん」
「じゃあいいよね?…二人で気持ちよくなろ?拒否しても侑に逃げ道はないよ」
「凉のいじわる」
「ごめんね、次は侑も舌を絡めてきてね?」
「う、うん」
凉がキスをしてきました。
今度はすぐに舌を入れて来たので私も頑張って舌同士を絡めました。
(は、恥ずかしい…けど、気持ちいいかも?)
しばらくして、凉が離れて
「侑…ドキドキした?」
「う、うん…ドキドキしたと思う」
「やっぱり、私の事好きになりかけてるよね!」
「そ、そうなの?」
「うん、だって私もドキドキしっぱなしだから」
「そうなんだ……でも確かに凉の顔赤いかも」
「それは侑もだよ?」
「本当?」
「うん、本当ほら鏡で見てごらん」
そう言って凉が手鏡を持って私に渡してきました。
確かに私の顔は赤くなっていました。
「でも良かった」
「え?」
「侑がちゃんと私の事好きになりかけてくれていて」
「えーと、そうかな?」
「うん、だって最初は私の要望に答えてる!って感じだったけど最近はちょっとずつ照れが出だしたから」
「た、確かに?」
「ねぇ、侑早く私を好きになって?」
「そ、そう言われても」
「嫌なら早く言ってよでないと私が辛いから」
「う、うん」
「じゃあ侑キス…しよ?」
「え?」
「ダメ?」
「い、いいけど」
「じゃあするよ」
「うん」
凉がキスしてきました。勿論ディープキスです。
私は終始ドキドキしていました。
ほどなくして私達は眠気に襲われて二人でベッドに寝ました。
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