表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

修三と陽介の、いつも馬鹿すぎて楽しい会話

もう少し話すことあると思うけど、ガルパンのことしか話していない

作者: 五月雨花月

陽介「昨日、ガルパン(戦車少女)劇場版見てきたよ」

修三「おお、ひとりで?」

「ああ、ひとりで」

「面白かった?」

「うん、面白かったよ」

「どんなあらすじなの?」

「テレビ版見てないとわからないなあ」

「見たよ、ガルパンのスロットの演出で見たよ」

「それは見たとは言わないよ」

「でもまあ、話してみてよ。わかるかもしれん」

「無駄だな」

「そんなあ♪ってテレビ版っていつやってたの?」

「確か、二年くらい前だったかな」

「また!俺に内緒でこっそりと!」

「はっはっは」

「ところでさ、戦車バトルでやられても死ぬわけじゃないんでしょ」

「そうだよ。多分戦車の中で待ってる」

「やられた人は、試合終わるまで暇だからスマホのゲームでもしてるのかな?」

「また夢が無いことを」

「映画館は客多かった?」

「五人くらいだったな。俺と同じようなおっさんたちが」

「やったね、君もその仲間入り」

「カスが」

「まあまあ、ガルパンって可愛いよね」

「はあ?何がガルパンティーだよ、変態め」

「え、そんなこと一言も言って無いよ。ガルパンって、て言っただけ。誰もガルパンティーなんて言ってないのに」

「あっはっはっは」

「聞き間違いだな。まったく、普段そんなことばかり考えているから聞き間違うんだよ」

「むきー!」

「あっはっはっは、今何してるの?」

「ゴロゴロしてるけど、朝、ジョギングしてたら犬に吠えられたよ」

「ぷっ、また?」

「もう、噛まれるかと思ったよ。繋いでないから」

「ワンワンだね♪君は本当に犬と相性悪いなあ、野良犬?」

「いや、飼い主のババアがやって来て、やめなさい、ってやってたよ」

「ばあちゃんか、再現すると・・・『やめなさい、ぷっ、やめなさい、ぷぶ、いくら格下でうまそうだからって、そんな吠えちゃ駄目、ぷぷぷっ』」

「あはは、まあそんな感じだったよ。確かに少し笑ってた」

「君は、『ひっひいい~た、助けてくれー!』」

「あっはっはっは、カスが!」

「そして愛が芽生えたと」

「芽生えないよ!ゲス野郎」

「ところで、犬ってさ。天敵ならしっぽ丸めるけど、吠えるのはライバルか獲物相手だよ」

「ふん」

「何年か前には噛まれるし、今回は吠えられるし、もう、うぎゃー!だね」

「はああ、もういいよ。君は何してるの?」

「俺もゴロゴロしてる。オンラインゲームとかしてるよ」

「ひとりぼっちのオンラインゲームでしょ、別にオンラインでする必要ないよ」

「はっはっは、まあ、協力プレイは無いけど対戦はあるよ」

「早く(スロット)打ちに行こうよー。ガルパン打ちに」

「君が行くなら行こうかな」

「行くよ行く!」

「嘘だな」

「嘘じゃないよ、早く来てケーン!(世紀末覇者)」

「はっは、やっぱ嘘だな。てっちゃんと行けば?」

「やだよ。たかられるのがオチだから」

「まったく、互いの足の指を組み合わせるほど仲良かったのにね」

「そんな気持ち悪いのしたことないよ!カスが」

「はっはっは、あの素晴らしい愛をもう一度♪」

「愛など要らぬわ!(世紀末覇者)だから打ちに行こうぜ♪」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ