霊夢の恐怖
霊夢ファンの方は観覧注意です。
霊夢視点
「いつにもまして嫌な予感がするわ…」
掃除をしながら悩んでる少女の名は[博麗霊夢]幻想郷を守り、同時に博麗大結界を守る者である。博麗の巫女と言うわけかは分からないが、勘が冴えている。
「そうそう霊夢。フランドールが脱走したらしいわよ?」
スキマから上半身を出してニコニコしているB(スキマ送りにされました)お姉さんは[八雲紫]幻想郷の管理者である。神出鬼没、神隠しの主犯でもある。この二人が揃っているのはたいして珍しくない。会話はちょっとあれな話。
「えっ?フランが?どうして?封印したでしょう?」
霊夢はフランに負けた。途中までは圧倒していたが、途中からフランの様子がおかしくなり、負けたのだ。始めての負け。それは想像もできないほどの絶望感だろう。悔しさ故にフランを封印したのは別の話。
「なんでも魔理沙が出したとか…あっもうそろそろくるわよ。じゃあね〜☆」
イラッ
「ちょっと紫⁉︎(あいつ…後で殺る…!)」
フラン視点
「うわぁ〜!すごーい!」
すごい!外ってこんなに明るいんだ!あー、風が気持ちい!
「なっ?あんなジメジメした所より、断然いいだろ?」
「うん!」
「そうか!気に入ってもらってよかったぜ!じゃあ行くか!霊夢の家!」
「霊夢の家へ!レッツゴー!」
ビュン
〜少女移動中〜
「ちょっと紫⁉︎」
ん?声がするなぁ…聞き覚えのある…
「あっ誰かいる」
あれ?あの人…
「ちょっ待つんだぜ!あっ…」
「チィ…!夢想封印!」
「ゑ?キャァァァァァ!」
イキナリコウゲキサレタ。イタイ
「やれやれだぜ…」
いきなり攻撃されたら驚く(確信