密談と、■■を
今回くっそ短いです
「もしもし?」
『もしもし、未音くん?
ちょっと話したいことがあるんだけどいいかな。私の家教えるから、来てくれる?』
その声の主は、紛れもなく今日からオレのバディとなった同級生だった女性、麻上光だった。
何処か真剣な様子の彼女の声を聞いて、割と大事な話なのだと悟り、スイッチを切替えた。
「わかった、すぐ行く。
楓には言っとくよ」
通話を終わらせ、席へ着かずに楓にオレは要件を伝えた。
「すまない、職場の人から呼び出し食らった。
ちょっと行ってくる、料金は払っとくから」
「あら、捕まえたと思ったのに残念。
ごめんなさい未音、少しムキになっちゃって」
「気にしなくていいよ、楓は悪くないし。
……オレこそごめん。一応だけど、楓がオレにどう思ってるのかはなんとなく分かってるつもりだけれど、今は答えれないんだ。
それじゃ、また家で」
言い残し、オレは会計を済ませて光さんの家へと向かうのだった───────
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「いらっしゃい、源くん。
こっちまで来て」
亜人種課の近くの高層マンション。
その中央の階の一番後ろ端の部屋が光さんの住む部屋だった。
中へあがると、質素な部屋模様でなんとなく光さんらしいな、と思った。
リビングにまで移動すると、ソファに座るよう促されたのでソファに座り、早速要件を訊ねた。
「要件ってなんだ?」
「うん、実は───────」
彼女の言葉を最後まで聞いて、オレはなんとなく。
やっぱりか、なんて思ってしまったのだった。




