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それはいつか、魔王となりて  作者: 志位斗 茂家波
1章 旅立ちと始まり
20/87

1-設定資料集

ちょこっと一区切り。

ネタバレしたくない人は要注意と言いたいけど、微妙かな?

修正などたまにやります。

また、一部本編内で書き損ねていたり、今後にちょっと出る情報も混じっていることも要注意。

――――――――――――――――――――

【主人公】

『ジーク・ルーガス』

容姿:13~14歳ほどの少年。右手にいわくつきのものがあるがお爺さんによって隠されており、今のところ何の問題はない。

口調:「僕」。成長して「俺」にする予定。

・魔障の森にて拾われ、過ごしていた少年。

・育ての親の遺言に従い、世界を見て回ることにした。その最中で、見て回るならば冒険者になったほうが色々とお得であると聞き、冒険者登録を行う。

・外に出てハクロに出会い、協力して敵を撃破し仲間になってもらった。一人旅だと寂しくもあり一緒に旅する仲間になってくれたことを喜ぶ。

・育ての親に様々な事を習っており、罠を仕掛ける事や薬の調合、格闘術を得意とする。基本的に好き嫌いはないが、苦いものは嫌いだったりする。


【従魔】

『ハクロ』

容姿:黒い蜘蛛の頭に腰かけているような、ショートカットの黒髪に出るところでないところがしっかりと分かれている美しい女性。

口調:【シュルルル!!】(後々話せるようになる・・・はず)

・とある魔物に襲われ、大怪我をしていたところにジークが偶然遭遇し、手当と協力しての討伐を経て、彼の従魔になった蜘蛛の魔物。

・ダークネスタラテクトと呼ばれる魔物に似ていたが、まったくの別物。さらにエリート種であり、条件を色々と満たしてしまったことによってナイトメアアラクネと言う魔物へと変貌を遂げた。

・国を滅ぼせる魔物の類らしいが、本人に滅ぼす気なんてものはない。その点では過去の同種と異なっているようだが、今後に関しては不明。

・自身の容姿の変化に驚いてはいたが、人と変わらないような手を得たことで器用さが増し、蜘蛛の糸を様々なものへ作り変えることが可能になった。

・体格は蜘蛛の分でそこそこあるが、接近戦は苦手。その為遠距離攻撃手段にパチンコやスリリングショットと呼ばれる類を使いこなし、粘着力の強い糸で拘束するなど、戦闘ではサポートに回るようにしている。

・なお、弓に関しては試した時の痛みがトラウマになっており、使う気はない。

・知能は高いので、文字も数日でマスターしており、現在は人の言葉も話せるように練習中。とは言え、学びは早いが実際に口や舌を使っての発音は中々大変らしい。




【その他登場人物】

『ドラムス』

・コメツクボ商会の長である、たばこを咥えた恰幅の良いオッサン。ライバル商会の一つゴルゾッス商会の手の者による賊たちの襲撃を受けていた時に、ジークたちに助けてもらった。

・扱っている商品は幅広いが、色々と個性的な品が多い。現在は不審者撃退用などの商品開発にも力を注いており、商機と見ればすぐに動き出す根っからの商人。

・ハクロの種族をダークネスタラテクトと見たが、後日正式発表された国からの通達を見て、自身の目もまだまだかと思い、目利きをよりきかせられるように鍛え上げている。


『ミリアム』

・ウオルッカの町からさらに先の、より発展したエルモスタウンにあるギルドの副ギルド長。

・THE苦労人というべき人だが、ギルド長を抑えるためにも必要不可欠な人物。

・独身なのを気にしており、ギルド長にいじられそうになると色々と警告を行う。


『ゴラムリア』

・エルモスタウンのギルド長にして大問題児な人物。

・ギルド内を逃げ惑う姿は既に見慣れた日常になっているらしく、捕縛依頼が出た際にはすぐに皆協力を行う。

・ふざけている姿が普段見られるが、その内面は長の役職に恥じない思考を兼ね備えている・・・・・らしい。一部の知り合い曰く、「本当に何故なった?」と疑問を抱かれる。


『バルゾーン』

・メルドグランド王国の王都にある冒険者ギルドの長であり、長いひげを捲きつけて着こなす老人。

・ゴラムリアの事は昔から知っているそうだが、大問題児の名に対しては大が幾つも足りないのでは?と思っている。


『ベスタリアーン4世』

・メルドグランド王国の国王。はげつつもナイスミドルなオッサン。

・王国を統べる者として清濁併せ呑むことを覚悟するなど、王としての心意気などは立派な人として言われている。

・その反面、妃を迎え入れるまでは自由奔放な遊び人だったらしいが、今の妃が座に収まったことで大人しくなり、むしろ哀れに思われる人になった。


『エリザベッセ』

・ベスタリアーンの正妃である女性。にこやかで優しそうな雰囲気を一見纏っているのだが、何かしら王がやらかしかねない事案が発生した際に、恐怖を感じさせる威圧感を見に纏い、ありとあらゆるものを様々さ手段で素早く呪殺できる道具を身に着けている。

・早い話しがドが過ぎまくったヤンデレ。大抵搾り取る側。

・呪い関係に優れているのは家計の影響も多少あるが、本人曰く「愛ゆえに」専門家に勝るとも劣らない知識と技術を獲得した。

・ある意味最強のストッパー‥‥‥最凶のほうがあっているかもしれない。





【その他】

『メルドグランド王国』

・中規模ほどの小さな王国で、まだまだ発展途上。


『冒険者ギルド』

・冒険者と呼ばれる者たちをまとめ上げ、様々な依頼を斡旋する組織。

・冒険者にはランクが降られており、功績などに応じてあげられ、その分可能な以来の種類や達成報酬の増加が見込める。

・その反面、腐ってしまえばだんだん下げられてしまうので、防止策のために講習や別の職業への勧めなどを行っていく。

・村やその他小さい規模のギルドには無いが、各ギルドへ瞬時に移動できる魔法陣が設置されており、お互いの許可が取れ次第素早く移動することが出来る。ただし、一度の使用にはそこそこお金もかかるので、審議が必要となる。


『魔物』

・獣や海産物、虫や微生物など様々な生き物に似つつも、内部に魔石を持った生命体。

・その体から採れる素材は優れたものが多いが、優秀な材料になるものほどより強靭な魔物だったりする。

・魔石と呼ばれる魔物特有の石を持っており、魔道具の燃料などに使用することが可能。魔石自体が魔物の弱点になることもあるが、強い魔石ほど強い魔物が有することが多い。


『国滅ぼしの魔物』

・エリート種の中でも、さらに上の種族へと転じ、国を滅ぼす出来事をしでかした魔物へ付く名称。

・全部が全部そうではないし、滅ぼし方も多種多様なので「傾国の魔物」や「暴虐の魔物」、「鋼の魔物」などの呼ばれ方が細かく出てくる。

・ハクロが属するのは「傾国の魔物」の類。国を篭絡させ、滅亡へ導かせていく魔物の種に与えられる名称である。

・それで滅ぼせるのかどうかという怪しい名称のものもあるが‥‥‥それはまたの機会に。









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