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プロローグ~始まりの物語~

( ノ;_ _)ノ


10/24:この物語は基本的百合ですが、シリアスな時はシリアスです。死ぬ人だっています。鬱展開もあります。それが嫌な人はプラウザバックしてください

 「ん...」


 目が覚めた。


 「んん〜...あれ? ここどこ?」


 んぅー、と軽く伸びしながら辺りを見渡す。


 ...なんというか何もなかった。とにかく真っ白。上も、下も、右も、左も。とにかく、真っ白だった。あとうーんと広い。


 もしかして夢? と思いつつ頬つねってみると、


 「いひゃい...」


 夢じゃなかった。...ここどこぉ〜。


 「はいはい!」


 急にどこからか明るい声が聞こえてきた。


 そして、ぽぉっと目の前が光ったかと思うと、中からちいさな女の子が現れた。


 「初めまして、白崎悠さん」


 ...か、かわいい。というか可愛すぎる! 金髪碧眼とか初めて見た。


 「は、初めまして」


 僕が返すと、にっこりと微笑む女の子。


 やっぱりこんなに可愛い子が笑うと絵になるね。カメラがあったら100連写してたようん。


 「では、まず状況を説明しますね」


 そう言って女の子から言われた事をまとめてみると、


 1、女の子(神様らしい)のミスで、僕を殺してしまった事


 2、殺してしまった代わりに、日本では無理だが、別の世界、つまり異世界に転生させてくれるとの事


 3、異世界は俗に言う剣と魔法の世界らしく、このまま行ってもすぐに死んでしまうので、ある程度望む物をつけてくれるとの事


 これ聞いた僕が一番最初に思った事は、チート無双や。だった。


 いや、別に無双とかはするきはないけどね?


 「あの、本当に申し訳ございませんでした」


 「いいよいいよ。気にしないで。ミスなんて誰にでもあるし」


 ミスなら仕方ないよね、うん。だから、泣きそう顔しないで。お願いだから。


 「ありがとうございます。それでは、さっそくですが、何か付けて欲しい物、ええっと、スキルとかはありますか?」


 スキルかぁ。スキルって言われても、どんなのが良いんだろ。うーん、どんな攻撃も無効にするスキルとか? いや、でもなぁ、どうしようかなぁ。むむぅ…。


 「えっと、もし悩んでいるみたいでしたら、こちらでオススメのがあるんですが、どうでしょう?」


 僕が悩んでいたから、助け船を出してくれる神様。


 「どんなの?」


 「それは向こうに行ってからのお楽しみです。ですが、絶対に損はさせませんよ?」


 どんなスキルかは教えてくれないけど、損はしないか…。んー、どうせなら、つけてもらおうかな? 僕だけで考えていても、何か時間かかりそうだし。


 「それじゃ、お願いしても良い?」


 「はい! おまかせください!」


 神様が元気に返事をしてくれる。これだけ見ると、本当にただの可愛い女の子なんだけどな。神様なんだよなぁ。


 「それではユウさん。今から異世界に転生させますね」


 「うん。おねがいします」


 「はい。それではいってらっしゃませ。第2の人生を思う存分お楽しみください」


 神様が、手を振るうと、僕がいた場所に、幾何学的な模様が浮かび上がり、まばゆい光が僕を飲み込んだ。

ちいさな神様~あとがき編~


「神様! 神様! 見てこれ!」


「? なんですか? ユウ」


「神様が僕をミスで殺してしまってあわてふためいてる時の顔!」


「にゃ!? にゃんでそれがそこにあるんですか!? 返してください!」


「い~や~で~す~」


「……天罰!!」


「……え?」




「…ふぅ、さて仕事しますか」



尚、この物語はフィクションです。本編には全く関係ありません。


9月3日。文の一部を修正しました。

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