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今日この頃

作者: ZERO&PACHIRA

毎晩

うつ伏せになって

流した涙が枕を濡らす


朝になって

窓から雲ひとつない空を見ては

虚しさばかりが押し寄せてくる


そんなある夜考えた事。




生まれてから今までに

何リットルの涙を流して来たのだろう


何時間 何十時間


苦しんで 悲しんで

絶望して来たのだろう


私の心にヒビが入った分

誰かが笑っているのだろうか


誰かが挫折した時

他の人がその分

成長しているのだろうか


もしそうなら


なぜこんなに世界は

苦しんでる人で溢れかえっているのか


なぜ意味もなく疲れているのか


今生きているのは

誰かが支えてくれてるおかげなのに


なんで


すぐに死にたいなんて

生きるのが辛いなんて


思ってしまう

自分が分からない


でもね。


もし私が明日笑えるなら


それは


今日

自分を支えてくれた人と


ちゃんと生きてた自分がいたから


って

思ったりして笑っちゃうね


やっぱり

何時間も苦しんだって分かるのは


何時間も笑って来たって事なんだ


だから世界中の今いる人達は


今日の今まで

すっごく頑張って来たんだね


それが

生きてるって事なんだ。




だから何だって

下らない事かもしれない。

でも、

思わず頬が緩んだ


そんな事を考えて、

久しぶりに気持ちの良い

今日この頃、この夜。



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― 新着の感想 ―
[一言] 笑えるってことは、確かに幸せなことかもしれませんね。 私は、涙は枯れてしまって出なくなりました。でも、笑った時間のほうが多いのかもしれないなと思いました。
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