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創造神の嫁探し  作者: 下手の横好き
133/181

これまでの主要登場人物一覧

 これまでの主要登場人物一覧(アリア編の記載は、話の途中までのもの)


 エリカ編


御剣(みつるぎ) 和也(かずや)


183㎝、72㎏、黒髪、黒目の万能の主人公。

全宇宙の創造神で、外見は、男らしく整った容貌の、18歳くらいの少年に見える。

地球の本とゲームが好きで、対人スキルはほぼここから学んでいる。

趣味は他に、食べる事、風呂に入る事、人間観察を含めた散歩。

純愛主義者(最初の妻であるエリカの助言を容れ、複数の女性を受け入れる事を許容)で、長く独りでいた反動から、自分だけのものをとても大切にする。

一人称は、自分。



エリカ・フォン・セレーニア


167㎝、91(F)・56・85。

肩より下までの黄金色の髪(魔力でもう少し伸ばそうか思案中)に、エメラルドグリーンの瞳を持つ、並ぶ者のいない絶世の美少女。

外見は、人間で言えば18~19歳くらいで、色白。

エルフだが、細長耳ではなく、人間より先端が少し鋭い程度。

世界が和也の為だけに用意した『癒しの器』の1人で、和也の最初の妻。

妻達の中でも、和也にとって彼女だけは別格で、その言動は、彼に計り知れない影響力を持つ。

茶目っ気があり、和也の最大の理解者であるが、時には手を出して和也を諫める強さも兼ね備えている。

和也が直接守護しているため、妻の証のリングが1人だけ異なる。

象徴する花は胡蝶蘭のアフロディーテ。

一人称は、わたくし。



ベロニカ・フォン・セレーニア


エリカの母で、セレーニア王国の現女王。

エリカを溺愛し、宰相の夫と共に大切に育ててきた。

和也に国を救って貰ってからは、様々な面で彼に協力し、王国を発展させていく。

一人称は、わらわ



ミューズ


エリカへの贈り物を探していた和也に手を差し伸べた、若いエルフ女性で独身。

組合の妨害で困窮していた所を和也に助けられ、その才能を認められて、大陸に名を轟かす宝飾職人、並びに御剣教の大聖堂の神像製作、及び室内装飾責任者となる。

和也の眷族になる資格を与えられた内の1人で、『御剣様ファンクラブ』の会長。

心優しく、手を差し伸べた内の1人が後に大陸屈指の大商人になるなど、彼女自身のファンも多い。

一人称は、私。



アンリ


セレーニアの市場で浮いていた和也に声をかけ、自身もまた、彼から制作意欲を与えられた若いエルフ女性。

独身で、『御剣様ファンクラブ』の副会長であり、和也の眷族への資格を与えられた内の1人。

【豊穣の庭】の所持者で、彼女が作るパンの味は、和也がある事に利用するせいもあって、全世界的に有名。

セレーニア王宮の御用達でもある。

最初は内気であったが、和也という心の支えと良い友人達に恵まれ、今では大分明るくなり、市場の顔となる。

一人称は、私。



リセリー


強力な魔眼のせいで、生まれた時から目が見えず、それを偶然に和也が助けた事で、彼に懐いたエルフの美少女。

当時まだ子供ながらも、その想いは何処までも一途で真っ直ぐ。

幼くして和也の為に教団を興す決意をし、その意思の強さに根負けした和也から、『ある男の呟きの書』(御剣教の経典)、【知識の部屋】などの援助を受ける。

成人してからは、『蒼き光』の初代教皇としてその布教に励む一方で、大陸全土に音楽を広め、エルクレール帝国の2大音楽祭の1つに、その名が冠されてもいる。

『リセリーの日記』で和也と意思を交わし、眷族化を約束された際に右手に嵌められたリングを、何とか左手の薬指に嵌め変えようと努力している。

ミューズ、アンリ、リサとは、仲の良い友人関係。

一人称は、私。



エレナ


168㎝、86(E)・59・88。

銀色の髪と蒼い瞳、褐色の肌を持つダークエルフの美女。

幼い頃から自分を蔑視しなかったエリカに固執し、和也に取られる事を恐れてセレーニアを滅ぼそうと画策するも、彼自身によって阻止され、自害しようとした所を救われて、後にその眷族となる。

千年の刑に服した後は、和也の居城のメイド長の職と、エリカ専属メイドの地位を約束されており、今では和也の忠実な僕。

眷族化した現在は、人間で言えば20~22歳程度に見える。

一人称は、私。



マリー


170㎝、84(D。Cから成長中)・58・87。

背中までのプラチナブロンドの髪に青い瞳を持つ、人間で言えば20歳くらいに見えるエルフの美女。

セレーニア王国唯一の将軍であり、『器』でないにも拘らず、和也に恋心を抱いて迎え入れられた。

実直な軍人であったが、和也の2番目の妻になってからは、女性らしい柔らかな表情を多く見せる。

眷族として和也の妻になった後も、王国に留まり、自国と大陸の平和に貢献する。

妻の証のリングは6段階目のオリハルコンで、その図柄は、白百合の下に蹲る銀狼。

一人称は、わたくし。



リサ


ロッシュの妻で、病で死にかけていた所を和也に救われ、彼から膨大な魔力と強力な治癒魔法を授かる。

それを基に療養所を開き、後に銭湯や孤児院の経営にも携わる。

第二次ドガ戦争では、カインと共にその勝利に多大な貢献をし、その名を不動のものとした。

和也の眷族への資格を与えられた内の1人で、ソナやキーネルとは、家族ぐるみの付き合い。

リセリーとは、孤児院経営を通して親しくなった。

一人称は、私。



ロッシュ


リサの夫で、当時落ちぶれていたキーネルを助け、彼が皇帝に即位すると、その宰相の座に就いた頭脳派。

自身もお金に苦労した彼は、経済的に苦しい下級貴族の多くに手を差し伸べ、その誠実な人柄で多数の味方を作り、帝国内の腐敗をキーネルと共に一掃して、エルクレール400年の礎を築く。

貧民街の住人だったソナに無料で学問を教え、後に孤児院経営を任せた彼女とは、家族同然の付き合いをした。

リサと共に、和也の眷族への権利を得た1人。



ソナ


貧民街の出身だったが、ロッシュに学問への意欲を買われ、無料でその教授を受け、銭湯のアルバイトや孤児院の経営を任されるなどした後、家族同様の付き合いをする。



カイン


少年時、貧しいながらも妹の為にあらゆる努力を惜しまなかった彼は、訓練で倒れた所を和也に救われ、特殊な鉄の剣と、時代を超えた古今東西の剣の型を授かる。

その後6年に亘り、独自の厳しい修行を終えた彼は、第二次ドガ戦争に参加して、キーネルの目に留まる。

その戦いの直前、和也から眷族への資格と、ミスリル製の神剣を与えられた彼は、戦場で大活躍し、『蒼き光』の誕生後には、自らその洗礼を受けて弱き者の為に戦った。

生涯を独身で通し、妹と2人だけで暮らす。

音楽を愛し、2大音楽祭には妹と2人で必ず足を運んだ。

一人称は、僕。



ミミカ


カインの妹で、その優秀な頭脳で上級官吏試験にトップ合格し、若いながらもロッシュの右腕となる。

兄同様、容姿端麗で、学生の内から非常に持てたが、誰とも付き合わず、生涯を独身で通した。

カインと非常に仲が良く、何事においても、その判断基準は兄。

カインの連れとして、和也の眷族への資格を得る。

一人称は、私。



キーネル


エルクレール帝国第14代皇帝。

皇太子時代の前半は凡人で、コゼットを助けた以外は然して語る事なし。

エリカに一目惚れし、セレーニア王国を侵略しようとするも、和也によって散々な目に遭う。

だが、コゼットの心を覗いた和也によって再起の機会を与えられ、以後は人が変わったように、民の為に力を尽くす。

1度は王位継承権1位の座を失い、多数いた愛人や後ろ盾からも全て逃げられるが、唯一残ったコゼットと結婚し、彼女を大事にする事でも支持者を増やしていった。

何かと気にかけてくれた父や、ロッシュやカインなどの力を借りて、2度のドガ戦争を乗り切り、晴れて皇帝の座に就く。

2大音楽祭を作り、侵略戦争を放棄して内政に力を注いだ彼は、賢帝と国民に称えられ、帝国最高の名君として後の歴史家に記される。

和也にも認められて、コゼットと2人、その眷族への資格を得た。



コゼット


キーネルの正妻にして、唯一の妻。

平民出身で、学校でいじめに遭っていた所を彼に助けられ、その後に後宮入りするも、エリカに心を奪われたキーネルに、暫く放っておかれる。

セレーニアとの戦に敗れ、落ちぶれたキーネルを最後まで見捨てる事なく愛し続け、後に結婚して、皇室待望の娘を2人産む。



ベニス、アニー


コゼットの幼馴染で、後にキーネル及びその家族の専属護衛になる障壁魔法士。




紫桜編


花月(かげつ) 紫桜(しざくら)


162㎝、90(F)・55・85。

腰まである漆黒の髪、色白で黒目、大和撫子の頂点に位置するような美貌の持ち主。

見た目は17~19歳で、雪月花の皇族にして、後に神ヶ島となる流刑地の領主。

国一番と称えられる美貌を快く思わない天帝一族から敵視され、それを案じた祖父に連れられ、島に移り住む。

祖父と父を失った後は、その部下の子供である源達によって育てられ、姫と呼ばれた。

本国からの嫌がらせで困窮していた所を和也に救われ、『癒しの器』の1人であった事からも、後に和也の眷族となり、3番目の妻となる。

少し焼餅焼きで、妻の中ではエリカに次いで、和也への思い入れが強い。

妻の証のリングは5段階目のミスリルで、その図柄は、桜の木の下で羽を休める鳳凰。

一人称は、わたくし。



藤堂(とうどう) 源一郎(げんいちろう)


花月家の留守居役の家柄で、自身も御屋形様と敬愛する紫桜の祖父に付いて、父と共にこの島に移り住んだ。

妻のあやめと2人で、島で身内のいなくなった紫桜を大切に育て、守ってきた。

火狐と戦う中心メンバーである、6人の精鋭の内の1人で、後に和也の力で神兵となる。



如月(きさらぎ) あやめ


花月家の女官長の家柄出身で、源の妻。

志野と2人で常に紫桜の側に居り、世話をしてきた。

神兵の1人で、『花月楼』の女将。

源との間に複数の子を授かる。



神崎(かんざき) 志野(しの)


花月家の女寝殿を警備していた家の出身で、あやめと共に常に紫桜を守ってきた、側用人の1人。

紫桜に心酔し、彼女に害をなす者には容赦ない。

神兵の1人で、『蒼風』の女将。

独身を通し、女の子の養子を迎える。



鬼塚(おにづか) 影鞆(かげとも)


紫桜の祖父の護衛役の家柄で、彼女を支えてきた側用人の1人。

神兵であり、一連の戦の後、島に移住してきた下級役人の女性と結婚する。

現在は、島の役所で妻の手伝いをし、2人の間に出来た子供達は、白雪の下で学ばせている。



近江(おうみ) 喜三郎(きさぶろう)


雪月花で有名な剣術道場を開いていた父が冤罪で鉱山に送られた後、母と2人で島に流された。

神兵の一員で、後に父の言い付けで雪月花で道場を再建し、所帯を持つ。

白雪のお庭番役の1人。



菊乃(きくの)


平民であるが、その努力と実力を買われて精鋭入りし、後に神兵となった女性。

島に来るまで、『穢れし者』として酷い扱いを受けてきたせいで、和也に出会うまでは、精鋭仲間以外にはあまり心を開かなかった。

和也に心を救われ、『御剣様ファンクラブ』の活動を通してミューズやアンリと親しくなり、後に同じ眷族への資格を与えられる。

一般向けの旅館の若女将であり、友人の白雪の頼みで、時々お庭番の1人として、その世直しを助けてもいる。

一人称は、私。



綾乃(あやの)


菊乃の母。

元は病弱であったが、精霊王達の加護を受けた島での暮らしで丈夫になり、旅館の女将として、夫と仲良く暮らしている。



花月(かげつ) 白雪(しらゆき)


雪月花の天帝で、一時期までは紫桜に対抗心を燃やしていたが、神ヶ島との戦に敗れて和也により島での1年間の下働きをさせられた後、再び国に戻ってからは、数々の改革を行って善政を敷いた。

島での生活で、紫桜を姉と慕うようになり、菊乃とは仲の良い友人となる。

世間知らずであった事を反省した彼女は、菊乃と喜三郎を従え、時々自ら世直しをするようになった。

一人称は、妾。



ファリーフラ(光の令嬢)


光の精霊王で、純白のドレス姿の美少女。

精霊王達を纏めるような立場にあり、個性豊かな彼女達に苦労している。

和也に褒めて欲しくて仕事を頑張る良い

一人称は、わたくし。



エメワール(闇の貴婦人)


闇の精霊王で、漆黒のロングドレス姿。

妖艶な美女で、和也から魔獣界の管理を任されている。

精霊王達の中で、ディムニーサと共に最も和也への執着心が強く、闇の精霊に関する事で彼が自分を頼らないと、引籠ってしまうほど。

一人称は、わたくし。



レテルディア(不滅の灯火ともしび)


火の精霊王で、ワインレッドのドレス姿。

赤い髪、真紅の瞳の凛々しい美少女。

堅物で、和也に敵対する者には一切の容赦がない。

一人称は、私。



メルメール(母なる海、癒しの雨)


水の精霊王で、水色のロングドレス姿。

おっとりした雰囲気と、青みがかった金髪、サファイア色の瞳に豊かな胸を持つ若き貴婦人。

和也の写真を集めるのが趣味で、一人称は、わたくし。



ヴェニトリア(流転と変化を齎す気高き風)


風の精霊王で、新緑のレディスーツを着ている。

緑色の長い髪をポニーテールにした、生真面目そうな美人。

口には出さないが、本当は和也にもっと構って欲しい。

一人称は、私。



ディムニーサ(恵みと安寧の大地)


土の精霊王で、赤茶色の可愛いドレス姿。

服と同じ色の髪を西洋人形のようにカールさせ、無表情、無口な、10代半ばに見える美少女。

和也への執着が人一倍強く、偶に口を開けば、彼以外には毒舌な事多し。

一人称は、私。




4人目の妻及び番外編


香月(こうづき) 有紗(ありさ)


165㎝、88(F)・57・86。

黒髪、黒目、色白の美女で、『癒しの器』の1人。

真の姿は、人間で言うと19~21歳程度に見える。

早くに両親に先立たれて苦労して育ち、詐欺に遭って困っていた所を和也に救われる。

1度はその日に別れるも、以後ずっとそれを後悔して彼を探し求め、クリスマスイヴの夜、再会した和也に受け入れられて眷族となり、同時に4人目の妻ともなる。

高校教師をしていたが、和也に地球の管理と御剣グループを任され、右腕の皐月と共に、人々の暮らしに夢を与える。

妻達の中では、特に紫桜と仲が良い。

妻の証のリングは4段階目のプラチナで、その図柄は、鈴蘭の花に止まるクロアゲハ。

一人称は、私。



立花(たちばな) 皐月(さつき)


159㎝、84(D)・58・85。

黒髪、黒目、色白の美人。

有紗と再会した夜に利用したホテルで、その母親に便宜を図って貰った和也が、彼女と一緒にその後を見守ってきた女性。

当時はまだ高校生であったが、有紗が働く高校の生徒でもあったため、彼女を通して色々と手を差し伸べた。

非常に優秀で、学生時代に日本の最難関と言われる三大国家試験を全てクリアしている。

仕事一筋で御剣グループの立ち上がりを支え、独身のまま30代半ばまできてしまったが、ある出来事で和也と知り合い(それまでは面識がなかった)、心奪われた末、その眷族となる。

恩人である有紗と同じ立場を求めず、妻にはならずにその寵愛だけを求めた。

眷族化した真の姿は、人間で言えば17~19歳程度。

一人称は、私。



タヤン・タム・チー


職業訓練の実習先から逃げ出し、所持金がほとんど無くて腹を空かせていた所を、和也に助けられたベト○ム出身の男性。

『まったり農園』で数年働き、和也の援助で独立した後は、恩返しとばかりに人手不足の農園に自ら育てた人材を送り続ける。

和也と農園の社長夫妻には非常に感謝しており、母国で日本の悪口を言う者を見かけると、酒や料理を奢りながらその話を聴き、少しでも良い印象を取り戻そうと励んでいる。



ダンサー


『まったり農園』でタヤンとコンビを組んで働いた阿波尾鶏。

和也が神ヶ島で飼っていた鶏の内の一羽で、農園に送られる際、特殊な能力を与えられる。



ソニ


タヤンの幼馴染の女性で、ある事情で和也によって『まったり農園』に送られ、後にタヤンと結婚する。



江戸川(えどがわ) 美久(みく)


特殊な遺伝病で死ぬ所を和也に助けられるが、自分の意思で1度死に、3か月後に蘇らせて貰うという、少し変わった人生を過ごす。

隅田とは小学生からの付き合いで、彼のお陰で病の不安を克服し、蘇生後に結婚して、以後はずっと共に歩む。

和也から、隅田と2人で眷族への資格を与えられており、アフリカでの仕事の傍ら子供を生み育て、老いた後、光り輝く門を潜った。



隅田(すみだ)


小学時代に転校してきた美久と出会い、一目惚れして、以後の人生を彼女と生きるために捧げた漢。

非常に優秀で、世界の医療をリードし、多くの命を救いながら、彼を慕う後進の育成にも力を注いだ。

美久が隅田の次に和也に好意を持っている事から、彼を敵視し、何かあるとその似顔絵を描いたサンドバック(後に抱き枕)を連打する。

嫌がったが、結局は美久に背中を押されて、和也の眷族になる。



江戸川(えどがわ) 美保(みほ)


美久の母。

夫を厄介な遺伝病で失い(発病後、自殺?)、娘にその可能性がある事に苦しむ。

だが、娘を支えてくれる隅田の協力で、大分救われる。




アリア編


アリア


161㎝、89(F)・56・86。

肩より少し短い、サラサラで薄茶色の髪と、それと同じ色の瞳、色白の肌。

『癒しの器』の1人で、職業は画家、副業で冒険者もしている。

戦闘スタイルは、格闘技と魔法の併用。

両親が死んでからは、15歳になるまで、叔母の経営する酒場で昼だけ手伝いをしていた。

美しさと可愛さが同居する、国一番と称えられる美少女で、何故か同性からも凄く持てる。

和也に出会い、その日の内に同棲を始め、やがてその眷族、及び5人目の妻となる。

妻の証のリングは5段階目のミスリルで、その図柄は、シクラメンのピアスの花の脇に立つ、魔神シトリー。

真の姿は、人間で言えば19~20歳程度。

一人称は、私。



オリビア・ベイグ


和也に出会うまでのアリアを、色々な面で保護していた、キンダル領主の娘。

同性ながらもアリアにぞっこんで、彼女の側に居るため、男性とは結婚しないと言い張る。

その思いの強さに根負けしたアリアは、妹のような存在として、その庇護下に置く事を了承した。

まだ15歳だが、利発でしっかりとした考えを持ち、目下の者にも気を配れる優しさを持つ。

一人称は、私。



ユイ


元奴隷の剣士で、主人である女商人のめいで和也の命を狙うが、敢え無くも撃退される。

同性愛者で、幼馴染のユエと恋仲であるが、自分達を奴隷から解放し、独り立ち出来る技量と糧を与えてくれた和也にだけは、他の男性と一線を画す。

マリーによって、時の流れが外と異なるダンジョン内で、約8か月に亘り厳しく鍛えられ、現在は和也の部下として、独自の任務に就いている。

20~21歳の美人。

一人称は、私。



ユエ


元奴隷の魔術師で、ユイと共に和也の命を狙う。

親から奴隷に売られた理由は、村で禁忌とされた同性愛。

ユイ同様、救ってくれた和也にだけは他の男性と一線を画し、深い愛情と信頼を寄せる。

20~21歳の、中々の美人。

マリーにしごかれた後は、ユイと2人で和也の為に働いている。

一人称は、私。



ヴィクトリア・ベノア・ビストー


172㎝、93(G)・56・90。

色白で銀髪、オッドアイのビストー王国第一王女。

強力な魔術師で、少し気が強く、意地っ張りな面があったが、和也との出会いでやがて可愛らしい面も見せるようになる。

国と家族を愛し、『器』でないにも拘らず、紆余曲折を経て、和也の眷族、及びその6人目の妻となる。

色気が強いせいか、国で2番目と言われる美貌の持ち主で、和也と同じ、全身を黒い衣装で統一している。

妻の証のリングは5段階目のミスリルで、その図柄は、オールドローズのレディ・ヒリンドンの香りを嗅ぐイシス。

真の姿は、人間で言えば、17~19歳くらい。

一人称は、わたくし。



ルビー


166㎝、92(G)・58・89。

赤く長い髪に真紅の瞳、色白で、闇と同じ色の、鳥とは異なる薄い翼を持つ以外は、ほとんど人間と変わらないサキュバス。

地下迷宮の6階層にある館で、長い眠りに就いていた。

ギルドの依頼書を見てやって来た和也に襲い掛かるも、逆に精気を吸収されて死にそうになる。

その慈悲で命を救われた後は、和也の眷族に加わり、以後は彼のダンジョンを任される忠実な僕となった。

種族特性として、女性の経験の有無を見分ける能力がある。

見た目は人間の21~23歳程度で、一人称は、私。



メイ


人間の女性とオークの間に生まれた、突然変異種のオークキングの女性。

母同様、オークの子を量産する景品とされそうだった所を、和也に救われる。

以後は、和也のダンジョンの居住区に住み、迎撃要員として働く。

アンリのパンが大好き。



ジョアンナ・ヘリ―


158㎝、84(D)・56・84。

元ベイグ家のメイドで、自身はヘリ―男爵家の息女。

寒村を4つ治めるだけの貧乏貴族だったため、初等教育終了後に、ベイグ家に奉公に出る。

心美しく、見目麗しい彼女はベイグ家でも一二を争う人気者であったが、依頼を受けに来た和也に一目惚れし、運もあって、やがてベイグ家に暇を告げ、和也の部下となる。

実習用ダンジョンで、子供達に掃除や裁縫、料理、礼儀作法などを教える傍ら、自身はこれまで出来なかった学問の習得に励み、いつでも和也の役に立てるよう、準備を怠らない。

現在は19~20歳くらい、一人称は、私。



トオル、タエ、マサオ、アケミ


和也がダンジョンを創った直ぐ近くの村に住む子供達。

今時の子には珍しい、純粋な心を持ち合わせていた事から、和也に気に入られ、教育などの援助を受ける。

小遣いを稼ぐため、フォースイーパーズとして、和也が斡旋する異世界での清掃業務をこなしてもいる。

リーダーはトオルで、彼とタエは行動派、マサオとアケミは頭脳派。

一人称は、順に、俺、あたい、僕、私。



ベニス


掲示板を見に来るだけで、1度も依頼を達成していない(オリビアからの特別依頼を除く)和也の収入を心配し、自らのパーティーに誘った女性。

女性3人だけのパーティーのリーダーで、性格はオヤジのようだが、そのスタイルは30歳前後の今でも、男達の視線を集める。

長く茶色い髪と小麦色の肌を持つ同性愛者で、和也を誘ったのも、自身が想いを寄せるアリアに苦労が及ばないようにとの配慮からであった。

孤児院出身で、そこの院長とは、今でも仕事上の付き合いを持っている。

一人称は、あたい。



ミー


ベニスのパーティーメンバーで、魔法神の神官。

珍しい魔法に目が無く、時々それで暴走する。

同性のケイとは恋仲で、一人称は、私。



ケイ


ベニスのパーティーメンバーで、魔術師。

ミーと付き合っている。

一人称は、私。



ミレニー・オレア


オレア侯爵家の息女で、ヴィクトリアの友人。

無能な兄3人を差し置いて家督を継ぐべく、3人の従者と、家督を継ぐ条件となる伯父の剣を探す過程で和也と知り合う。

最初は少し横柄で、和也に相手にされなかったが、自らの非を改め、勤勉実直な部下達と努力し、遂に和也に認められる。

ヘリ―家が治める村の、上得意客。

一人称は、私。



三笠(みかさ) 弥生(やよい)


有紗とのデートの際、寒空で1人、募金活動をしていた彼女に目を留めた和也が、その心の美しさに惹かれ、援助を申し出た少女。

妹と共に和也に手を差し伸べられた彼女は、その使者として現れた皐月に憧れ、以後、彼女のような女性になる事を目指して励む事になる。

将来の、御剣グループ幹部候補生。

一人称は、私。



エメラルド


173㎝、88(F)・60・90.

古の魔術師達が生み出した魔人の最後の生き残りで、パートナーを探しに町に降りてきた所でトラブルに遭い、エスタリア大陸のギルドから指名手配される。

追手を追い払う過程で眠っていた魔人の血に目覚め、容赦なく敵対者を殺していたが、その現場に現れた和也に完膚なきまでに敗北し、命乞いをして、その眷族の地位に納まった。

和也により、厄介な病気の因子と血の衝動を消された彼女はその後、彼の忠実な僕となり、ある特別な任務を任される。

見た目は、人間で言うなら21~22歳程度で、深緑の長い髪と色白の肌を持つ。

ルビーとは親友同士で、一人称は、私。


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