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創造神の嫁探し  作者: 下手の横好き
116/181

アリア編、その25

 「随分活気のある村ね。

よく掃除されているし、村人の身なりも清潔だわ。

ここの領主、誰だったかしら?」


「ヘリ―男爵でしょう」


「?

聞いた事ないわね」


「何分、貧乏貴族の1人ですから、社交界には全く顔を出しません」


和也と別れてから直ぐに出発したミレニー達は、大急ぎでこの村までやって来た。

田舎の村だから、大して期待もしていなかったが、予想に反して小綺麗で洒落た村である。

1軒しかない宿に向かうと、ここもかなり高級感がある。

一部を増築中のようだが、外観は丁寧に塗装され、何と温泉施設まである。

建物の周囲と室内の至る所に目を楽しませる木々や植物が植えられ、中に入ると真新しい木材の良い香りがする。


「2部屋お願いするわ。

期間は、とりあえず1週間で」


宿の主人にそう告げるミレニー。


「いらっしゃいませ。

ようこそおいで下されました。

お部屋の種類は、2部屋とも特別室でよろしいでしょうか?」


「ええ、それでお願い。

因みに1泊お幾らかしら?」


「1部屋で、1泊3食付き、銀貨10枚でございます」


「あら、安いわね。

この宿はまだ新しいのかしら?」


「いえ、元は古い建物でしたが、御剣様のお力で生まれ変わりまして・・。

一部まだ作業中なのは、村の者にも仕事を与えてやれと、敢えてお残しになったからです」


「御剣様?

ここの領主は、確かヘリ―家よね?」


「はい。

御剣様は、この村への出資者であり、大恩人です」


「もしかして、その方、黒服の少年?」


「はい、御存知でしたか」


「・・お部屋に案内して」


2階の広い部屋に通されると、直ぐにあのトイレが目に付く。

金貨200枚で買った物が、特別室とはいえ、こんな田舎の宿にある。

少しショックを受けるが、携帯用ではなかったので、溜飲が下がる。

今日はもうすぐ暗くなるため、ダンジョンは明日にして、供の者と温泉に浸かりに行く。


「・・気持ちいい」


他の村人も使うようだが、上流貴族以上の広さを誇る湯船に、滾々と湧き出る温泉。

そしてこのシャンプー。

これは是非買って帰りたい。

貴族に相応しい、エレガントな香りがする。

そして夕食にも驚かされる。

豚の燻製のような厚切りの肉を、食欲をそそる香辛料で焼いたメインは、私でも美味しいと認めざるを得ない。

脂が少なく、臭みもない肉に、この黒い粒の香辛料が最高に合う。

この香辛料も絶対に欲しい。

ベットの寝具も最高で、とても軽いのに、凄く温かく、そして柔らかい。

こんな宿、他のどの町にもないわ。

大事な目的を忘れそうになるのが怖い。

明日は早々にダンジョンに赴くことにして、その日は深い眠りに就いた。



「金貨3枚コースだったわね」


ダンジョンの入り口に立ち、青い光を浴びながら、お金を入れる。

開かれた扉の先を進むと、広場に女性が1人で立っている。


「いらっしゃい。

あなた達、運が無いわね」


よく見ると凄い美女で、しかも人間ではない。


「どういう意味かしら?」


「今の時間は他の2人がBに出払っているから、直ぐここに来れるのは私だけ。

金貨3枚も払って即退場では可哀想だから、暫く手加減してあげる。

何時でもいいわよ」


余裕の笑みを浮かべて挑発してくる。


「たった1人で私達4人に勝てるつもりなのかしら?

・・あなた達、用意はいい?」


「はい、何時でも」


男の従者2人が前に出て、真ん中にミレニー、女性の従者は1番後ろから、魔法を用いて攻撃と援護を担当するようだ。

男性2人がダッシュし、左右から仕掛ける。


「八ッ」


「ムン」


横殴りと袈裟斬りの剣がルビーを襲うが、受けるまでもなく交わされる。

ミレニーが風刃を、従者の女性が火球を放つが、それすら当たらない。


「・・あなた達、もしかして素人?

今Bで訓練している彼らと大して変わらないわよ?」


「何ですって!

・・今度は本気でいくわ」


ミレニーの合図で男の従者達が猛然と剣技を繰り出し、自身と女性従者は隙を見て魔法を連発するが、一向に相手に掠りもしない。

ルビーの頭上に表示されている仮想ゲージは、全く減っていない。


「今の時代の人間は、皆こんなに弱いの?

正直、もう少しやれると思っていたわよ?」


手加減に飽きたのか、ルビーの瞳が妖しく光る。

途端に、男性2人が動きを止めて、前屈みになった。

その頭上の仮想ゲージが見る見る減っていく。


「どうしたの!?」


ミレニーが驚いて声をかけるが、返事をする間もなく2人が消え失せる。


「!!

彼らに何をしたの?」


「飽きたから精気を吸い取ったのよ。

今度はあなた達の番」


「ひっ」


直接的には何の被害も及ばないとは分かっていても、やはり致命傷となる攻撃を浴びるのは怖い。

鋭い爪で胸を突かれて、女性2人も退場していった。

後に1人残されたルビーは、誰ともなく呟く。


「先が思いやられるわね」


彼女もまた、Bで訓練する2人の下に戻るのだった。



 金貨3枚使って僅か数分の戦闘。

これはもしかしたら、500枚払って売ってもらった方が安かったかもしれない。

資金もそうだが、何より時間が惜しい。

あまり長引くようだと、流石に兄弟達にばれる。

夕食の席で、隣の特別室に滞在する若夫婦と知り合い、情報交換する。

彼らはあの少年に招待されて、ダンジョンBで訓練しているらしい。

その相手は、今日自分達が戦った女性を除く2人、オークキングの女性とゴーレムだそうだ。

女性の方は、2人がかりなら何とか対等に戦えるらしいが、ゴーレムが加わると、全く歯が立たないそうだ。

何でも、生半可な魔法は全て吸収されてしまうらしく、それでいて、ボディの装甲も固く、並の剣では傷も付かない(ゲージが減らない)。

鉄の剣に限定されているので、装甲の継ぎ目を狙って上手く攻撃しないと、何もできないまま倒されてしまうそうだ。

こちらが例の女性と戦ったと話したら、すまなそうな顔をした。

自分達と時間が被ったせいで、最初に彼女が出てきたのだろうと。

親切にも、明日からは時間をずらしてくれるらしい。

礼を述べて、その日も早く寝た。

男性陣の顔つきが、少し変だったのが気にはなったが。



 翌日、昨日より大分早く起きて、朝食後に少し休んだくらいでダンジョンに行く。

約束通り、若夫婦は先に行かずに、庭で素振りの練習をしていてくれた。

それが功を奏し、今日の相手は最初がオークキングの女性であった。

結果的には、男性従者1人が欠けただけで次のステージに行けた。

4人で総攻撃し、彼女の捨て身の攻撃を受けた1人が、彼女自身を道連れにして消滅する。

だが、第2ステージで、ゴーレムに完敗する。

自分達の魔法では何を放っても効かず、盾役兼物理攻撃担当の男性が1人だけでは、その重い攻撃に持ち堪えられなかった。

宿に帰った自分達を迎えた若夫婦は、汗まみれだった。

あれからずっと、剣を振っていたらしい。


「すまないが、手を見せてくれないか?」


うちの従者の1人が、彼にそう声をかける。

『あまりお見せできる状態じゃありませんよ』

そう言いながら、掌を差し出す彼。

それを見た男性2人の顔が強張った。

無言で何かを問い質すように、彼の顔を見る。


「大丈夫です。

訓練の前には、ちゃんと治してくれるんですよ」


「朝だけではこうならないな。

・・まさか、あの後も?」


「ここの温泉は24時間入れるんですよ」


「!!」


従者2人が何かを恥じるように項垂れた。

そして彼らは、昼食後、武器屋に何かを頼みに行った。



 深夜、隣の部屋から微かな物音がして、私は目が覚めた。

1階の玄関の扉を開け、従者2人が外に出るのを、部屋の窓の、カーテンの隙間から覗き見る。

彼らは、少し歩いて広い場所まで行くと、手にした木剣で互いに稽古を始めた。

そこへ、こんな時間に温泉から出てきた若夫婦が通りかかる。

彼らは互いに何かを話し、若夫婦は従者達の稽古を邪魔しないように、直ぐに宿に入って来る。

私もベットに戻って再び寝に入る。

隣のベットで連れが目を覚ましている事に、最後まで気づかなかった。



 次の日も、最初の相手であるオークの女性は何とか倒したが、余力が尽きて、2番目のゴーレムに直ぐやられる。

その夜から、女性の従者も私に隠れてこっそり部屋から抜け出すようになった。

私は何も気付かぬ振りをして、狸寝入りを決め込む。

翌日も、その翌日も第2ステージで負けたが、気のせいかもしれないが、ゴーレムが少し攻撃を加減し、戦闘を長引かせてくれるようになった。


 それから1週間が過ぎ、夜だけでなく戦闘を終えた昼にまで、黙って従者達がいなくなるようになる。

帰って来る時は、汗の臭いで私に気付かれないように、ちゃんと温泉に浸かってくる周到さ。

『余程ここの温泉が気に入ったのね』と私が惚けても、『折角ですから、何度も入らないと勿体無くて』と白を切る始末。

隠れて訓練している事を知られるのが、そんなに嫌なのかしら。

こうなったら、私も徹底的に知らない振りをしよう。

そう決め込んで、彼らが訓練し易いように、色々と隙を作って彼らを自由に行動させる。

『よろしいのですか?』

何をとは言ってこないが、宿の主人も、従者達の訓練のし過ぎを案じているようだ。

思えばこの人も、毎食色々工夫して、長期滞在にも拘らず、なるべく同じメニューを出さないようにしてくれている。

それでいて皆中々の味なのだから大したものだ。

後で聴いた話によると、あの少年から、レシピや材料の提供を受けているとの事だった。

つくづく不思議な少年だ。

親切なのか、意地悪なのか分からない。

『私の役目は彼らを信じる事。そして、全ての責任を取る事。もう暫く、お世話になるわね』

そう告げると、宿の主人は深く頭を下げて、以後は黙って色々とサービスしてくれた。




 「畜生、まだ着かないのか?」


深夜、閉ざされた村の門を迂回し、森の方から村に入ろうとした男達は、ランプを片手に、悪態をついていた。

ミレニーの兄弟3人と、その取り巻き達である。

道の整備されてない森に入るため、乗って来た馬車を降り、徒歩で進んでいたが、暗くて前が良く見えない上、最早何処に向かって歩いているのかすら、良く分からなくなっている。

彼らがここまで来たのは、当然、行方を晦ませたミレニー達の跡を追って来たからだ。

彼らも最初はキンダルへと足を運んだが、情報を得ようと入ったギルドでたまたま和也と出会い、ミレニー達の所在を聞き出す事に成功する。

和也に尋ねたのは偶然だが、彼が知っていると答えると、路地裏に連れ込んで、無理やり吐かせようとした。

もっとも、和也によって9人の取り巻き全員が瞬時に伸されると、慌てて金貨の入った袋を差し出し、以後は卑屈な程丁寧に尋ねてきた。

和也は詳しい説明を一切せず、ただ彼女達がいる村の場所と、その目的を教えた。

彼らはそこからまた急いでやって来たのだが、馬車3台で来たために、思いのほか時間がかかり、到着が2日後の深夜になってしまったのだ。


「本当にこんな所にあいつがいるのか?」


「奴の話では、ミレニー達は、この付近にあるダンジョンのお宝を探しに行くと言ってたらしいじゃないか。

そのお宝の中に、きっと伯父の剣があるんだろう。

明るくなったら本格的に探すとして、今は少し休むか?」


3人が思い思いに話をする中、前を行く取り巻きの1人が、ダンジョンの入り口らしい扉を見つける。


「あそこに扉がございます!

あれが、件のダンジョンでは?」


真っ暗闇の森の中、入り口の扉がぼんやりと、向けられたランプの光を反射している。


「でかした!

これであいつを出し抜ける。

最悪殺そうと思っていたが、あいつの実務能力は惜しい。

剣さえこちらが手に入れれば、あいつを部下としてこき使える。

今まで通り楽な暮らしをするには、あいつが稼ぐ金が必要だからな」


兄弟達は嫌らしい笑いを浮かべて扉の前に立つ。


「多少は強いとはいえ、あいつらが4人でどうにかなるダンジョンだ。

どうせ大した事あるまい」


「お前達、剣の出た宝箱を見つけた者には、金貨100枚の褒美をやるぞ」


それぞれが軽口を叩きながら、扉が開くのを待っていたが、一向に何の変化も起きない。


「ん?

もしかして何処かに仕掛けがあるのか?」


兄弟の1人が、探そうと扉に片手を這わせる。

その途端、上部のランプが赤く灯り、その下のパネルに文字が表示される。

『ダンジョンC』

ゴゴゴゴッ。


「いきなり開いたぞ。

何だ、扉にがたでも来てるのか?

しょぼいダンジョンだ。

お前達、先へ行け」


濃い闇の中にランプを向けて、12人全員が中に入る。

ドンッ。

突然閉まる扉。


「ひっ。

おい、扉が閉じちまったぞ!」


「それくらいで怯えるな。

がたが来てんだから、後で蹴りでも入れれば開くだろ。

早く剣を見つけて帰るぞ。

こんな田舎、もううんざりだ」


ゆっくり用心して進んでいく一行。

先へ進むほど、生臭い臭気が鼻を衝く。

ズズッ、ズズズッ、ブーン、ブーン。


「・・何の音だ?」


「お前達、剣を抜け。

魔物かもしれん」


ハンカチで鼻を押さえた兄弟達が、各々の取り巻き連中に指示を出す。

だが、その後暫くすると、濃い血の臭いを残して、誰の声も聞こえなくなった。



 ジャラジャラジャラ。

ルビーの館に置かれた大き目の宝箱に、何処からともなく1000枚近い金貨や銀貨が投入される。


「・・誰かCに入ったみたいね。

あのダンジョン行きなんて、余程の事をしてきたのね。

あなた達の所持金は、ご主人様が有効活用してくださるわ。

最後に人の役に立てて良かったわね」


彼女はそう呟くと、再び眠りに就いた。




 「くそっ、まだ勝てないのか!」


更に2週間が過ぎ、従者達の表情に、己への苛立ちが深く刻まれる。


「申し訳ございません、ミレニー様。

我々が腑甲斐無いばかりに・・」


「あなた達は良くやっているわ。

相手が悪すぎるのよ。

あのゴーレムなんて、4階層の魔物より断然上よ。

しかも、鉄の剣で戦っているのですもの。

仕方ないわ」


「ですが、一刻も早く剣を持ち帰らないと・・」


「あなた達はこの1(つき)足らずで本当に強くなった。

そのあなた達で敵わないのですもの、少なくとも、兄弟達に取られる心配はないわ。

資金が尽きるまでやってみて、それで駄目なら、運が無かったと諦める。

だから、あまり自分達を責めては駄目よ」


「・・ミレニー様がご領主にならないと、オレア家は終わりです。

最悪、私があの少年の奴隷になってでも、剣を返してくれるよう頼んでみます」


女性従者の呟きに、ミレニーが怒る。


「馬鹿な事言わないの。

それに、それでは無理よ。

恥を忍んで言うけれど、私も結婚を迫って断られたわ。

アリアが傍にいるんですもの、色仕掛けは彼に通じないわ」


彼女の美しさは、サリンガの町のサロンでも有名だ。


「今はやれるだけの事をやりましょう。

それでたとえ駄目だったとしても、私はあなた達を責めない。

それに今日からは、私もあなた達の訓練に加わるわ。

遠慮なく、しっかりしごいて頂戴」


「・・御存知だったのですか?」


「逆に知らないとでも思っていたの?

私、そこまで鈍くはないわよ」


苦笑しながらそう告げるミレニーに、従者達の表情も少し和らぐ。

その日から、彼らは一層訓練に励むのだった。



 その1週間後、最初に遭遇したゴーレムを仮想ゲージ半分近くまで追い詰めたものの、やはり全滅した彼らは、いつもと異なり、ダンジョンの外ではなく出口付近に戻される。

訝る彼らの前には宝箱が1つ置いてあり、その傍らにはルビーが立っている。


「本当は、私達を全て倒さない限りこれは出ないのだけど、ご主人様の寛大なお心により、今回は特別に差し上げます。

受け取りなさい」


ミレニーが半信半疑で宝箱に近づき、その蓋を開ける。

その中には、探し求めていた剣と、見覚えのある装備が幾つか入っている。


「・・あった。

伯父様の剣、オレア家の家督を継ぐ者の象徴。

やっと、やっと手に入れた」


「「おめでとうございます!」」


へたり込む彼女に、従者達が揃って祝いの言葉を述べる。


「・・有難う。

あなた達のお陰よ。

皆が支えてくれたから、これを手にできた。

本当に有難う」


件の剣を抱え、へたり込んだまま、彼らに深く頭を下げるミレニー。


「それと、ご主人様からご伝言があります。

『お前の兄弟3人は、不幸にもダンジョンCに入ってしまった。

そこに余分に入れてある装備は、彼らの物だ。

彼らがここまで乗って来た馬車を村の入り口に停めておくから、ついでにそれも持って行け』

以上です」


「あの人達、・・死んだの?」


「さあ?

確認してないので正確には分かりませんが、装備が転送されてきたという事は、多分、そういう事なのでしょう」


「・・あの方にお礼を伝えてくださる?

色々、有難うって」


「分かりました。

・・あなた達、結構頑張りましたね。

少し意外でした。

あの若夫婦といい、人間にも多少は骨の有る者がいる事、心に留めておきましょう」


それだけ告げると、ルビーは徐に姿を消す。

後に残されたミレニー達も、その日の午後、自分達の町へと帰って行った。

宿の主人に大層世話になったからと、馬車の1台を村に寄付して。


余談であるが、この村の食事と風呂、殊に豚肉と胡椒、シャンプーが気に入った彼女達は、以後も毎年のように休暇に訪れては、大量にそれらの品を買い込み、この村にお金を落としていく。

ヘリ―家に納める税額が、1桁増えたのは言うまでもない。


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