0000 作者からの言い訳。(読み飛ばしていただいても結構です)
「空のトリトン」へようこそ。
本編を読む前にちょっとだけ、僕(作者:夏山)の言い訳を聞いてください。
まず、この作品は、およそ3年ぶりぐらいに書いた長編です。
ですので、元々ない腕がかなり鈍っています。
お見苦しい点が数々あるかと思いますが、生温かい目で見ていただけたら幸いです。
また今回、書くにあたり、今までのテイストとは変えてみようと思い、人物や風景の描写をできる限り少なくしています。
この事により「頭の中に何も光景が浮かばない」というお叱りの言葉を受けるかと思います。
しかし、僕といたしましては、すべてのシーンや人物を読者様の頭の中で自由に想像してもらう事を望んでいます。
さらに、僕は「◯◯」と言った。
というような語り口をなるべく減らしています。
それによって、誰が喋っているのか分からなくなる事があります。
ただ、誰が喋っているのかが大事なセリフではないので、そこも読者様のご想像におまかせいたします。
最後に、この作品は主観でしか物事を捉えてないので、主役の心の中のセリフに()がついていません。
凄く読みづらいと思いますが、我慢してください。
さて、それらを踏まえて読んでいただくと「ああ、これか……」と思う所が多くなると思います。
すべては読者様の想像力にかかっています!
お願いします!
想像しまくってくださいね?
それでは「空のトリトン」をどうぞお楽しみください。