日本社会に於ける絶望的支配体制を強制排除するにはどうやる?
最近財務省に対する国民の不満の声がネット上に充満しているが、一向に具体的・有効な解決策が提示されない。
私は一見手詰まりに見えるこの状況に敢えて一言愚見を言い添えたい。
そして、これを契機に有意義且つ有効な手段の議論が多数生じる事を願いたい。
日本は1980年代、『JAPAN AS No.1』と呼ばれ、もてはやされる程勢いがあった。
このままでは数年後にはアメリカの国力を凌ぐだろうと言われるほどに。
だが、プラザ合意以降、アメリカの反撃を受け、日本の主要産業は全て潰されてしまう。
造船・家電・半導体・コンピューター等の先端技術、及び基本ソフト等。
僅かに生き残った自動車産業もEVの 国際包囲網策略の中、絶滅の危機に晒された。(HYBRIDの核心技術保持で何とか持ち堪えているが)
1990年を基本年として、現在である2025年は全く経済成長できておらず、中国に追い越され、ドイツに追い越され、『劣化した日本』と揶揄される程情けない状態にある。
誠に嘆かわしいが、本当に『情けなく嘆かわしい』と思えるのは、経済の衰退ではない。
この国をそんな状態に追い込んだ支配層の悪の企てにある。
即ち財務省を中心とした権力者たちの国民支配。
今の日本の国民は立法・行政・司法は言うに及ばず、地方の末端や経済界に至るまで魔の手の掌中にある。
彼らは平気でアメリカや中国・韓国に国や国民を売り、私利私欲に溺れ、国力衰退を招いた。
学校教育から意図的に国民(学生・生徒・児童)の社会に対する現状認識・解析能力・批判力等の能力醸造の機会を排除し、権力の不正に反発し抗議する行動力と正義感等の意識を奪い、減退させた。
無気力な国民が増え、不満は持つが反発の仕方が分からず、歪んだ吐け口にあたり散らす者たちが作る殺伐とした弱い者イジメの風潮、ハラスメントや凶悪犯罪等の社会不安。
そんな歪で淀んだ社会を意図的に作った勢力こそ、日本の支配層である。
特に中心的に暗躍したのが財務省などの官僚たち。
特に財務省官僚の嘘と策略により、不必要な増税攻勢で国民の貧困化が進んでいる。
他の省庁の官僚たちの悪行も列挙できるが、ここでは敢えて割愛する。
彼らの悪の行状は自ら作った法律により手厚く守られ、民主主義を隠れ蓑にした錦の御旗で幾重にも自己防衛の仕組みを構築している。
故に彼らを弾劾し、権力の座から引き下ろす事は不可能に近い。
イタズラに財務省本省前でいくら抗議のデモをしても、びくともしないのだ。
彼らの不敵な薄ら笑いが目に浮かぶ。
でも、本当にのさばる彼らを指を咥えて見ているだけで良いのか?
されるがまま増税を受け入れ、その他の理不尽な政策たちを座して見ていなければならなのか?
それで我慢できる?
私は嫌だ!
何か方法は無い?
ある!
これは私のかねてからの提案であるが、インターネットを活用した国民投票を決行、憲法を改正し議院内閣制を廃し、政治を国民の声と意思に取り戻すのだ。
ネット国民アンケートの結果を踏まえ、立法・司法・行政機関の最上位決定機関となる『企画院』を新設し、既存の立法・行政・司法を統括。
各省庁や議会・司法機関等の査察を早急に実行する。
その辺の手続き等のくだりは拙作『ママチャリ総理大臣』に詳しく記しているので参考にして欲しい。
更に査察の実行と進捗をスムーズに進めるため、既存の政府機関に関与させず、新規の実行組織を創設。
警察や検察・裁判所に頼らず、関与させず、全てを新規組織にて査定・摘発・拘束まで行うようにする。
既存の司法組織は特権階級としての同じ穴の狢の疑いがあり、手続きが甘く、時間がかかりすぎる懸念が生じる。
よって国民の声を後ろ盾にした新たな民主主義機関を構築。その象徴の企画院が直接所轄する新たな行政刷新実行部隊である『国民公安隊』(仮称)にスピード感のある取締を行わせる。
権力者の抗議や妨害・抵抗には有無を言わさず力ずくで強制的且つ迅速に手続きを執行、その特権的地位から引き摺り下ろす。
そして全ての権力者を排除した後に、新制度で募った一般国民を非常勤職員として時限採用。(時給制)→裁判員裁判の一般選定裁判員のように。
こうして新たな権力者を作らない仕組みに改善する。
引き摺り下ろした旧権力者たちを完全に元の権力に関われない状態にした後、彼らの不服申し立てを受理し、査定の是非を改めて既存の司法組織(裁判官等、査定で問題の無かった者たちに限る)に委ね、万が一齟齬があった場合には、法律に則り正当な補償をする。
正しい正当な民主的法律を以て人権は守るが但し、元の権力への復職は認めず、特定の権力者復活は断じて阻止する。
こうして、あくまでネット直接民主制では国民の基本的人権は保持するが、旧権力者である彼らが作ったエセ民主主義の法律の保護からは排除されなければならない。
独裁や理不尽な暴力は許してはならない。
この国は国民主体の民主国家でなければならない。
今現在絶望的な彼らの支配体制を崩し解体するには『国民の声』の御旗の元、それを民主的に活かすしかない。
インターネットを駆使し、直接民主制で非民主的な支配層に対抗し、彼らを一掃すべきである。
不満の独り言ではこの世は永久に変わらない。