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1959/花開く

四話目です。

明日も22時更新します。

俺達はあまりの光景に思わず、記録の再生を一時停止する。



「何だよあれ!八」そう慌てて聞く俺に八も慌てて答える。


「わからない!わからないでござるよ!!あんなものが堕ちれば、あの星の者達は皆、、」



「そんなはずないだろ!それならこのチップがいくらボロボロとはいえ、こんな風に残ってるわけないだろ?」


「そんでござるな、ここで我らが考えても仕方ない、続きを観るしかあるまい、、覚悟は良いでござるな?」


俺の喉は何かを覚悟したかのように鳴る。


「頼む、」


「では、」






そして映像は、さっきの光が堕ちてい所から再生される。何度見ても、、大きな光が分裂する。元々のから、小さな3つの光が、生まれるそれぞれの方向に飛んでいく。元々のは、映像のすぐ近くに落ちる。その瞬間よりいっそうの光を放つ。

極光と呼ぶにふさわしい光が少しずつ薄れていき、映像が落ち着くと、まるで何も無かった様な景色が映る。普段の映像と何も変わらぬ光景、何故?あれ程のエネルギー体が堕ちれば、その問題はすぐ解決した。


映像の視点が切り替わる、今までサボたん(仮)視点のみの、映像だったため俺達は突然の事になんだ?と顔を見合わせる。


その映像は、会議室を監視カメラで撮ってるような感じの映像だった。


どうも時間帯もサボたん(仮)の誕生会をあの人が抜けてすぐの時間に戻っているようだった。


「なによ!所長!私サボたん(仮)の誕生会あるから、極力呼ばないでって言ったわよね!」不服そうに答える。


「緊急事態だ」そう真剣な顔で答える所長と呼ばれる男。



「え?何があったの?」


「この星に高エネルギー体のようなもの?が、迫ってきている、今から10時間後にはこの星に堕ちる」


「は???なにそれ、そんな兆候どこにも」


「無かった、観測漏れなどではなく、急に生まれた?現れた?何と言うば、正しいか分からないが、あったんだなんの兆候もなく、狂いなく一直線にこの星めがけて近づくエネルギーが」


「嘘でしょ、、緊急用のミサイルで起動を逸らしたり、撃墜できないの?」


静かに首を横にふる。


「無理だ、隕石なら、それで行けるだろう、だが、あのエネルギーは、俺等が持つあらゆる分質を無視するだろう、これを見てくれ」


映像が、大きなモニターに映る。


「俺達が開発した、宇宙空間観測用カメラ、宇宙カメラが捉えた映像だ」


そう写した映像は、エネルギーが様々な宇宙ゴミ、デプリを何も無かったかのうように通過したり、星を通過する映像だった。


「何よこれ、まさか私達より高次元のエネルギーたいって事?」


「恐らく、な、俺等がエネルギーたいにしか見えないこいつは、もしかしたら高次元の生き物とかの可能性すらある、なんせ俺等が観測できないはずのものだからな」


「でも、私達観測できてるじゃない」



「そうじゃない、俺たちが観測できるように見えたこいつだからな、実際に観測出来てるわけじゃない」


「何なのよそれ、でもそれなら私達の所に来ても何の影響ないかもしれないじゃない、実際デプリや、他の星も影響無かったじゃない?」


「分からない、ただ一つ言えるのは、生き物に影響がないかは、この映像でわからない故に、俺等が無事か分からない」


「そんな、、」


「そして、国は俺等研究者に丸投げって感じだ、どーしたら良いかだってよ」


「私達もわからないわよそんな、、」


「国のお偉いさんもわからない、時間がない、だから責任転換、いつもの事だろう?」


「分かってるわよ、とりあえず行動よね」


「あぁ、先ずは落下位置を計算してくれ、俺はあのエネルギー体の映像から少しでも乗法を探る」


そこから、様々な機器を使っている2人の映像が写されていた。


おれは、分からなかったが八は何となく何をしているかわかるようだった。


「落下地点特定、嘘、私達の施設から、100キロの距離じゃない」


「それはまぁなにもない事を神に願うか、俺は国に場所を伝える少し、待っててくれ」そう言うと電話をかけ、伝える。どうやらここらへん一帯に避難警報を出すようだ。

そして、連絡が終わる。


「おい、ミズキ分かった事がある。あのエネルギーは、1つのエネルギーじゃなく、大きなエネルギーの中に無数のエネルギー体がある、本当に生き物かもな。大きな母体に無数の子供がいる、そんな感じだ」


「え、高次元の生き物?って事、そんなのが本当に存在してたなんて」


「あくまで、かも?の話だかな、だが、生き物としたら刺激を与えないように、ミサイルとかの防衛は辞めたほうがよさそうだな、どうせ、触れられないだろうがな」


「お前は少しでも遠くに逃げろ、俺は観測する、身近で見たら何かわかるかもだしな、これは、国に言われたとかじゃなくて唯の研究者のマッドな部分だから気にするな」


「馬鹿ね、後5時間もなくて、外はこの様よ?車は渋滞し、人はパニック、逃げる方法は無いわ、それなら私も見届けるわよ」


そう二人の話のあと、また映像が切り替わる。


サボたん(仮)の映像に移る。


あれから少し時間が経っている事が話す内容から分かる。


「サボたん(仮)、結局あの光は何だったんだろね?結局何の影響もなかったし、でもたまに停電が起こるようになったし、よくわからないわよね」



「はい、マスター、私も観測しましたが、私の計算でも、何もわからず、、お力になれなくて申し訳ありません。」


「大丈夫よ、私達研究者、貴方の親が分からないんだから、まぁでも、何もなかったんならいいことよね、何ならTVじゃ色んな陰謀論とか、星の軌跡とか言って盛り上がってるんだから気楽に私達もいきましょう!」


そんな話をしていると、映像が揺れ始める。


「マスター、地震ですこちらへ」と言うとサボたん(仮)は、マスターを守るように覆いかぶさっている事が分かる映像になる。


「あいたた、ありがとうサボたん(仮)」


「いえ、お怪我が無く何よりです」


だがさっきまで光が振り込んでいた窓が、暗くなっている事がわかる。


「嘘でしょ、、」驚愕の表情をする女性。


そこには、大きな木が、否、華が、咲いていた、、

思ったより話が進まない。

ロボット要素、、

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