1957/何気ない日々
二話目です
明日も22時に投稿します
最初に映し出されたのは、若い女の人だった。
「テスト、テスト、ちゃんと記録されてますか、どうぞー」少しOverな動きをしながら言う。
「かわいらしい、おなごであるな」そう言う八に、
「そうだな、かわいいな」
「珍しいですな、有殿がかわいい等素直に言うとは、いやはやこのような娘がタイプであったか!」と
ニヤニヤして、言ってくる八に、ムカッとしてげんこついれる。
「いたい!ひどいで、ござるよ!」そう怒る奴に
「うるせぇ、黙ってろ」そう言うと、少し恨めしそうに見上げてくる八を無視し、俺は映像に集中する。
そうすると、
「はい、正確に記録できています」そう機械音がはいる。
「よしよし、私天才、流石私!でも少し反応が遅いなもう少しここらへんは、いじらなきゃ駄目か、、」
喜んだと思ったら、急に落ち込む、忙しい人だと思った。とか思ってみていると、八が驚愕の表情をしている。
「どうし、」そう言う前に静かにってポーズをとるこいつに、まぁいいかと、思い映像を見る。
「では、サポート型記録媒体付き汎用ロボット略して、サボたん(仮)今回初めての起動ですが、その気持ちはどんなですか、どうぞー」
「当機体には、感情というパラメーターは、実装されてません、オーダーに答えられず申し訳ありません」
そう告げる機械音。
「そうだよね、ごめんね、なら次お願い、この部屋の全体を映すように動いて貰っていいかな?」
「了解しました」
そうすると映像の視点がぐるぐる動く。
様々な場所から360℃旋回し、部屋を組まなく映す。
「「素晴らしい!」」映像の女の子と、八の声が被る。
「有殿これは、ロボットですぞ!しかも、音声をここまではっきりとした音声を判断し、行動する、自動型運転式の!」
ロボットの姿が見たいや、この稼働性どうやって等、自分の世界に入る八を無視し映像に集中する。
「よしよししっかり動いてるね、サボたん仮()!君に花丸を贈呈しよう!」そう嬉しいそうに話す女性。
「花丸とは何ですか?」とロボットが聞く。
「それはね、頑張った子、凄いことをした子に対して、素晴らしいねやよく頑張ったという意味何だよ!」と誇らしげに話す女性。
何でお前のほうが誇らしげなんだよとツッコみたい気持ちが出るが、、
「私は何も頑張っていません。言うわれた事をなしただけです、マスター」
「そうかもしれないね、だけど私は素晴らしいと思うし、よく頑張ったと思う、だから、花丸!」そう嬉しそうに話す。
「分かりました、私は花丸です。花丸ロボットです」
「ぷはは、なにそれ面白い、変なの」
そう思いっきり笑う女性。
「なる程、理解しました、なら私はこれから、面白い花丸ロボットサボたん(仮)名乗ります」
その言葉を聞いて、遂に腹を抱えて笑う女性。
そんな何気ない1日の記録が、最初の再生された、記録だった。
サボたん(仮)
機能
音声認識
自己成長型Ai
腕が伸び、最長2メートルまで伸びる。
さらに、可変式でハサミと、つかめるモードに指を変形可能。
顔は、360℃回転式。
カメラとなる、目は120度までうつせ、ズーム機能搭載。
足は車輪式で最速30キロまで出る。
なお車輪式のため、転んだ時に自力で上がれないため、ジェットパックをつける事で問題解決された。