No.0 抽選
どうも、
こちらはリメイク作品となっております。旧版はあらすじから。
「ごうにぃー!おっはよー!」
「ん…なぁ、おはよ、いち」
朝、徹夜の影響で未だに眠い、眠い目を擦りながらスマホを見るともう11時の様だ、
「んぁ…ねむ」
「ごうにぃ!ほら起きて!今日は抽選発表でしょ!」
「ん…そういえばそうか…何時からだっけか?」
いちに言われて思い出す、今日は新作VRMMOGATE HIGH FREE、通称GHFの先行プレイの抽選発表がある日だ、当選人数は5万人、その中からランダム100人に特殊特典なるものが配布され、新型のVR機器も付属するという話だ。
だが、眠い。
「えーっと…確か12時から!だからほら!早く起きて!」
「ふはぁ…あと30分だけ…」
再び体を布団へと堕とし、毛布を被る。
もふもふしていて気持ちいい。
「んもーーー!!!!」
ガバッ!
その音と共に視界が明るくなる
「いいから起きて!」
「んぬぁ…ひどいぞ…かえせぇ…いち…」
いちに目線で訴えながら抗議する
「はぁ…ごうにぃ!朝風呂でも入って目覚ましてきて!」
「うぃー…風呂で寝たら起こしきてくれー」
「んもぉぉぉぉぉ!!」
「んんんんー、いい湯だった」
「あ、やっと上がってきた!あと5分で発表だから!はいお昼ご飯!食べといて!」
「あぁ、いつもありがとな、いみ。それじゃ、いただきます」
「はいはい、えっと…よし、これでメールが届くから…よし!」
「…美味かった、ごちそうさま」
「はいはい、お粗末さまでした。ごうにぃ!あと1分でメールくるよ!」
「ん…俺もメール開いとく」
「当選するといいねー」
「んまぁ…倍率結構高いしどっちか当たればいい方だろ」
「それもそーだねー、おっ、きたよー!」
「ん、俺の方もきた」
「いっせーので見よ!せーの!」
「んな強引に…まぁいいが」
『剛介 様
剛介様はGATE HIGH FREE先行プレイ、また特殊特典:ネクロマンサー:セットにご当選いたしました。特典の受け取りの可否は自由となっております。
こちらのメールに拒否の文言をお送り頂ければ拒否することが可能です。返信のない場合は自動的に受け取ると処理させていただきます。』
『一瀬 様
剛介様はGATE HIGH FREE先行プレイ、また特殊特典:ブレイブソーサラー:セットにご当選いたしました。特典の受け取りの可否は自由となっております。
こちらのメールに拒否の文言をお送り頂ければ拒否することが可能です。返信のない場合は自動的に受け取ると処理させていただきます。』
今後も不定期で投稿します。
読みやすくなる代わりにテンポ感が犠牲になりました。合唱