表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
16/467

15 チャームと言う加護の所得方法

────────────────────

 モフモフうさぎ>なんだかまだ文字チャットから抜け出せてないな〜、俺たち

────────────────────



(あーー! 大事な事忘れてたっ。手を繋いでフレンド登録。ロビーちゃんと合法的に触れ合うチャンスがあるじゃないか)


 俺はフレンド申請とロビーちゃんを見ながら思った。

 おれの右手が巴御前がやったみたいにロビーちゃんに差し出される。



────────────────────

 モフモフうさぎ>?


 白刃のロビー>えっ、握手?

────────────────────


 そう言いながらロビーちゃんは何のためらいもなく、俺と握手をしてくれた。


 またロビーちゃんは首を傾げている。今度はちょっと微笑みながら


(可愛いすぎる……君にも完敗だ)



────────────────────

 白刃のロビー>ありがとう♪


 モフモフうさぎ>ちょっと、ちょっと、ちょっと。じゃねえ、今のアイコンなんなんだよー

────────────────────



(ちっ、しょうがない)


 オスには興味がないが、俺はモフモフさんにもフレンド申請と同時に右手を差し出した。



────────────────────

 モフモフうさぎ>俺もロビーちゃんと握手してぇんだけど

────────────────────



 そう言ってモフモフさんは、ロビーちゃんの方に手を差し出した。


(彼は左利きなんだ)


 チャーンス、俺ももう1回ロビーちゃんに右手を差し出した。



────────────────────

 ラヴィアンローズ>お願いしますっ

────────────────────



 そう言って頭をさげる。


(これでロビーちゃんはどちらかを選ばなければならない訳だよ、クックック。さあ、どっちを選ぶ?)


 頭を下げていて、俺はロビーちゃんがどちらに手を差し出すのか見てなかった。だから俺の手を握ってくれた感触に感動を覚えたんだ。


(やったー!)


 って顔を上げたら、ロビーちゃんは両手をクロスして俺とモフモフさんの手を両方とも握っていた。



────────────────────

 モフモフうさぎ>ぐぉー……

────────────────────



(どうした? モフモフさんが固まったぞ。)



────────────────────

 モフモフうさぎ>手が手が、ほんとに手が本物だ、柔らかーい

────────────────────



 白刃のロビー

 追加加護ボーナス

 チャーム 20(+5)



────────────────────

 白刃のロビー>やたっ、ダブルゲット! みんなありがとう

────────────────────



 こうして俺たちは無事フレンド登録をする事が出来た。



────────────────────

 モフモフうさぎ>やばいな、俺もう戻れねえかも


 ラヴィアンローズ>同感。なんかさ、畑の方でも似たような事起きてるよ。あーあそこハグしてる!

────────────────────



 どこどこって感じでモフモフさんが芋畑を見渡す。

 俺が見ている方向を見て、指さして


────────────────────

 モフモフうさぎ>あれっあれっ見て、ロビーちゃん


 白刃のロビー>んー無理だけど、ラヴィさんもしたいの?


 ラヴィアンローズ>えっ、うん

────────────────────

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ