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日ノ出と世界の歴史  作者: 冬吉丸
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episode6 思想主義の到来

1945年6月25日に枢軸国陣営の降伏により、二度に亘るヨーロッパ大陸に戦争に終止符が打たれ、三週間後の7月中旬、ファシスト政権を最初に樹立した国の首都で戦勝パレードが行われた。この戦争に連合軍として参加したのは、北アメリカ連邦合衆国・ブリテン王国・フレンチ国・日ノ出そして東の大陸国家「ユーラシア社会主義共和国連邦(略称:ユ連)」。パレードが終わった後、五カ国は、会談行った内容は、「戦後のゲルマニア(現実で言うところのドイツ)をどうするかというものあった。」会談の結果、東西を分けて統治するという東西分割を北米が提案し、ブリテン・フレンチ・ユ連が賛同したが日ノ出は、この案に真っ向から猛反対した。賛同した四ヶ国は、驚愕したという。北米担当者が反対した理由を聞いてみたところ以下の通りである。

・経済的格差が生まれる。

・民族同士のいがみ合い。

・異なる思想により戦争に発展する恐れ

と日ノ出担当者は、提言した。しかし、内容は、四ヶ国に受け入れられず、多数決の結果、分断統治する事が完全決定された。翌年の1947年7月19日に東西に二つのゲルマニアが成立した。「西ゲルマニア(正式名称:ゲルマニア共和国連邦)・東ゲルマニア(正式名:ゲルマニア民主人民共和国)」同年に北米主導の軍事機構「大西洋機構」が設立され、ユ連は、その対抗として「モスクワ機構」という軍事機構を設立した。欧州戦争後から一変、ヨーロッパ大陸は、二つの大陸の勝手な都合で二つに分断され、資本主義と自由主義、社会主義と共産主義が睨み合う冷たい戦争「冷戦」が到来したのである。

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