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日ノ出と世界の歴史  作者: 冬吉丸
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episode5 再び欧州(ヨーロッパ)戦線へ

1941年3月16日、大日ノ出帝国は、欧州ヨーロッパ戦線へ出兵を国会で閣議決定し、同日中にブリテン王国及び北米に通達、二週間後の3月30日に首都に近い軍港から空母4・戦艦8・巡洋艦12・駆逐艦20・揚陸艦10等からなる大艦隊が出航し、東南アジアやアラビア半島・南アフリカ大陸などを経由しながらブリテン王国の西側にある港に到着。そして、4月24日に日ノ出は、ファシスト政権の国々に宣戦を布告、まず、連合軍(ブリテン・北米・日ノ出)は、制圧下に置かれている首都及び東側の港湾都市の奪還に乗り出した。同年5月に連合軍と枢軸国軍(ファシスト政権の国々)の間で激しい地上戦が行われた。初戦は、連合軍は、防御陣形を執るだけで手一杯であったがブリテンの自走砲及び日ノ出派遣艦隊からの艦砲支援により、戦局が好転し、守る側から攻める側に転進して行き、8月14日に首都が9月5日に東部地域(港湾都市も含む)を奪還する事に成功し、そして、ヨーロッパ大陸の国々の奪還及び枢軸国への軍事侵攻を開始し、翌年の1942年2月8日にフレンチ国(現実に言うところのフランス)の海岸部に大規模な上陸部隊を派遣、大きな犠牲を負いながらも作戦を果たし、そして、連合軍部隊は、南側と西側に分かれて進軍し、同年5月5日にフレンチ国の首都を奪還し、三ヶ月後には、フレンチ南部地域を奪還し、同月中には、ファシスト政権のを樹立した最初の国との国境に到達した。又、この年にファシスト政権であった国々で、国民運動(反政府デモ)が発生し、1942年から1945年にかけて枢軸国陣営は、混乱状態に陥った。連合軍は、この混乱を好機として捉え、ファシスト政権の国々に総攻撃を開始。レジスタンスと共に戦線を上げて行き、1945年6月25日に枢軸国陣営が降伏を宣言し、ここに6年間続いた戦争に終止符が打たれた。だが、この後に起こる”出来事”にまだ誰も知らない。

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